江戸前の旬

2015年04月16日

桜雲便りNo.17:釣船清次

今日は休みなので二度寝、三度寝を楽しんだワタクシ、昼間買い物に出掛けたら、アツい(;´д`)ゞ! 気温の変動が大きいので着るものにも困りますね。


寿司マンガの『すしいち!』買ってきました~お寿司の美味しさに感動する場面が、ちょっとキューティーハニーの変身シーンのようなセクシー系(オッサンもあります)ですが、人情味があり面白いです。鱚(キス)の話の中に《釣船清次》というお札が出てきました。

清次という男が船内を掃除していたら、どこからか「見事なキスだな。ひとつく呉れないか」と声が。振り向くと髪も髭も逆立てた大男が船の中程に立っているではありませんか\(◎o◎)/ キズのないキスを一匹を差し出したところ、その場で食べます(;゜∀゜)……名前を聞かれ「清次」と答えると、その男は「おれは厄神だ。おまえは正直者だから、おまえや親類の家が『釣船清次』と名前を書いて出しておけば、その家には行かないようにしよう」……江戸前の寿司屋は貧乏神に取りつかれないように魔除け札として「釣船清次」を貼り、キスは握らないようしている、というような話でしたが、ナゼか違う効果が現れた話も(◎-◎;)

http://home.att.ne.jp/red/sronin/_koten/0433edoyaku.htm


『江戸前の旬』(マンガ)では「体のバランスを保つカリウムがキスにはたくさん含まれているし、サヨリより脂肪量が少なく胃に負担がかからない」とう内容がそして「江戸時代には病み上がりの人間をいたわってキスが供されたという話だ」とありましたから、長い江戸時代、またいろんな場所で少しずつ話が変わったのかも?
キスという漢字は魚に喜で縁起はいいですよね。お寿司より天ぷらで食べたいです!


迷信といえば「蛭石(ひるいし)」というものが、虫歯の痛み止めに効果ありとかなんとか……石をほっぺたとかに当てるんですかね? 名前がイヤだわ……ヒルは悪い血を吸うとか聞いたことがありますけど、顔が変形しそうでコワイ((((;゜Д゜)))


本屋さんで『隠密味見方同心 幸せの小福餅』(シリーズ3巻目)を買ってきましたが、第一話は「たぬき寿司」!! しばらく「寿司」にご縁があるかもしれません。



皆さまも「特上」の毎日をお過ごし下さいませ(^ー^)ノ






rohengram799 at 18:06コメント(6) 

2015年04月15日

桜雲便りNo.15:夜の戦士

今月は雨が多いですね。「晴耕雨読」そんな暮らしは水戸のご隠居だけかしら(笑)


コンビニの青年誌(エロ系にあらず!!)コーナーで表紙が信玄さん(あの白いワサワサしたヤツを被っている…アレに名前はあるのかしらん?)のマンガ雑誌を見つけました。その作品タイトルは『夜の戦士』……(*/□\*) 「信玄さんと謙信が夜戦!?」と半ば衆道モードに入ってしまいました( 〃▽〃)

これは池波正太郎先生の小説を漫画化したものでした。丸子笹之助という甲賀忍びが主人公で、時代は1559年、武田晴信が号を信玄と称した頃から、三方ヶ原の闘いの翌年1573年の信玄が亡くなるまでの15年間を描いたもの。信玄暗殺の密命を帯びて甲斐に赴く途中、常陸の鹿島に剣名の高い塚原ト伝を訪ねます。剣の教えを請い、その推挙を得て武田家に仕えることに成功。上杉謙信との川中島での開戦前夜、笹之助に課せられた任務を知りつつ、それを許す信玄。その包容力と偉大さに感動した笹之助の背後に強力な甲賀忍びの群れが忍び寄る……笹之助は、忍びの掟に背き、信玄のために身命を賭して働くことを心に誓った……という忍者物の中でも人気の高い作品のよう。

マンガもちょうど川中島の決着がついたところで、笹之助の今後が気になります。月刊誌なので来月まで待たねばならないのがツラいわ(^。^;) 歴史物、戦国物は登場人物の名前も人間関係も複雑で苦手なのですが、小説、探してみようかしら!


この雑誌(コミック乱ツインズ)には『すしいち!』というグルメ漫画も連載中でした。江戸が舞台で「人の“心”を握る」と称される気鋭の寿司職人・鯛介が、自慢の寿司で人々の心を癒していくという……作者は小川悦司さん。『中華一番!』とか描いていた人でした。すし漫画は『将太の寿司』『江戸前の旬』くらいしか知らない(読んでいない)のですが、これもいろんなウンチクがあって面白そうでした。コミックスが2巻まで発売中らしい……買ってしまうかも( ̄▽ ̄;)

漫画に「泡醤油」が出てきました。立ち読みだったので、成り立ちについて詳しく知りたかったのですが、書いてあるサイトは見つからず………作り方とかレシピはたくさんありました。NHKの『ためしてガッテン』でも昨年取り上げられていたのですね。泡立つものの美味なる魔力ですね(^o^)v 


醤油ですが、大坂の町人衆の間では早くから日用品だったとか。江戸で調味料として広く一般に使われるようになるのは、文化・文政期になってからのことだそうです。当時、清酒や醤油、塩から雪駄などまで、上方のすぐれた産物が江戸に送られていました。それらは「下り酒」「下りしょうゆ」などと呼ばれて珍重されたそうです。反対に品質のよくないものは、下ることができなかった……つまらないモノやコトを「下らない」(これは江戸弁だそうですね、知らなかった)というのは、この時代の名残なんだとか。また地元の酒・醤油は「下りでない」ということから「下らない」となった、という説もあるそうです。


なんだかお寿司が食べたい気分になってきました……夜中なのに。そういえばヨッパライのお父さんのおみやげはお寿司だった時代がありましたね。24時間営業のコンビニがある今の時代ではプリンとかまた別のものになるのでしょうけれど、おみやげは心踊るものです(o^ O^)シ彡☆


私も今日1日乗りきれば、休みがやって来ます。本屋でガッツリ買い物をしたい!!と今からウキウキしています~皆さまも週の真ん中の水曜日、やっかい事はスイスイ避けて元気にお過ごし下さいませヾ(´ー`)ノ




※信玄さんのフサフサ被り物は諏訪法性兜というらしいです。ヤクの毛らしい。





rohengram799 at 00:24コメント(8) 

2015年01月17日

福雲便りNo.15:この印籠がクチに入らぬか(~O~;)

ウチの哀しい食生活の反動からか、ダンナがやたらと食べ物がらみのマンガ雑誌を買ってきます。この間は仕事から帰ってきたら『ラーメン大好き小泉さん』(鳴見なる)というマンガが……文字通り小泉さん(可愛い女の子)が大好きなラーメンを食べる話です。


実際にあるお店やメニューなのかもしれませんが、私にはよくわからない……聞いたような気がする程度。○○系とかやたらと略した注文の仕方とか…。ハワイのマクドナルドで「サイミン」というラーメンが販売されているというのは知らなくて、ビックリしました(;・ω・) あと以前書いた朝ごはんを集めたマンガのシリーズでラーメンがメインのがあり、高知の鍋焼きラーメンを知りました!←マンガ以外からは何も学んでいないような…(´;ω;`)



そして『江戸前の旬』という寿司マンガがあるのですが、その総集編(最近ではなく昨夏ですが)に「熟成寿司」についてのカラー記事がありました。私は知らなかったのですが、テレビでも取り上げられていたのですね。


いろんなお寿司の写真もあったのですが「イカの印籠詰め」は初めて知りました。イカ飯とは違うのか?みたいなアタマしかないワタクシですから(-_-;) スルメイカやヤリイカを甘く煮た胴の中に胡麻や海苔、かんぴょう、ガリなどの具を混ぜ込んだシャリを詰め込んだもの。印籠と言えば水戸黄門』ですが、印籠は薬などを入れて腰に下げた長円筒形の小箱のこと。携帯ポーチみたいなものでしょうか。その形から連想して名づけられました。戦前までは江戸前のお店ではごく当たり前に出されていたそうです。この雑誌には載っていなかったのですが、ブログ検索したらゆで卵のお寿司もありました。

http://eiscafe.seesaa.net/article/405945473.html



寿司タネでは「貝類」も人気ですね。原始時代の貝塚とかあちこちにありますし(笑) 奈良時代の記録にはアワビ、イガイの寿司があったそうです。江戸前でも古くから使われてきましたが、昔は二杯酢や三杯酢に漬けてからにぎっていたようで、現在のように生でにぎるようになったのは関東大震災以後のことだそうです。



震災と言いますと、今日は阪神淡路大震災から20年。以前は震災=関東大震災でしたが、その後も地震や台風など大きな災害が起きています。悪代官や悪奉行に対して「この印籠が目に入らぬか!」と言えても、自然に対して出せるような印籠・切り札などありません。過去の出来事や経験から学び、災害に備えること、自然との共生について考えることなど、これから生まれてくる子どもたちにも伝えていかなくてはいけないですね。ただ、やっぱり、もう新たな震災忌が加わらないようにと願うばかりです。





rohengram799 at 12:50コメント(10) 

2012年06月13日

あかね雲便りNo.53:快気祝いに…(^з^)-☆

松田聖子ちゃんが再々婚(((・・;)なんで今さら入籍するのかなぁ~と思ってしまう。入籍していろいろ面倒なことにはならないのかしら?まぁ、一般人には関係ない世界ですな(--;)


聖子ちゃんって洋服のブランドがありますが、今もお店はあるのでしょうか?買う人いるのかな~ファンはやっぱり欲しいのかしらん?ブランドといえば、私がカバン屋で働いていた時に『XOXO』という商品が入荷したのはいいけれど「なんて読むんだろ?」とみんなで首をかしげていました。オヤジ店長も注文したくせによくわかっていないようでした(--;)しばらくして「エックスオーエックスオー」だと判明。でも同じ文字で「kiss kiss」と読むブランドもあるとか?……全くワカラナイ(´д`)


最近『XOXO』『LOL』は ネットゲームのチャットで使う省略語だという知識(?)を得ました。
XOXO = Hug and Kiss
Xはキス、Oはハグ(抱擁)の意味で、LOL = Laughing Out Loud(大声で笑う)……うーん、スゴいな!!と単純に感心してしまうオバサンな私(((^^;)


ところで、魚に「キス」っていますよね。『江戸前の旬』(マンガ)の中に、「体のバランスを保つカリウムがキスにはたくさん含まれているし、サヨリより脂肪量が少なく胃に負担がかからない」とう内容が~そして「江戸時代には病み上がりの人間をいたわってキスが供されたという話だ」というセリフも。ほぉ~(゜□゜)タコはタウリンでしたっけ?


キスが魚だと知らなくて、中途半端に小耳にはさんだ人が「快気祝いにキス!?……チャーンス( ̄ー ̄)」と暴挙に出る場面を勝手に想像して楽しむワタクシ、ワサビ巻きを食べた方がいいかもしれません( ̄▽ ̄;)



rohengram799 at 18:35コメント(13) 

2010年07月02日

第168号:男前!!『江戸前の旬』で寿司と魚の知識をふやそうφ(°°)ノ°

今日は皆さん、タコを食べましたか?


ウチの子どもは、お昼にタコ焼きを食べてました(((^^;)


タコは寿司ネタにもありますが、『江戸前の旬』という漫画を読んだことがありますか?


九十九森さん原作、さとう輝さん劇画なんですけど、週刊漫画ゴラク(日本文芸社)にて1999年より連載中。


タイトルロゴには『江戸前の旬』の上に「銀座柳寿司三代目」とあります。


2009年2月13日発売号で連載500回を迎えました!!


話は…主人公・柳葉旬が、銀座の寿司店「柳寿司」の三代目として父親・鱒之介の跡を継ぐため、寿司職人になるための修行を積んでいくなかで、さまざまな人との関わり、成長していく…「義理と人情」にあふれた、水戸黄門のような(笑)ハートフルな物語です。


江戸前寿司についてのウンチクとか、他の地方の寿司の特色とか、魚についての知識とか、現在の漁業についてとか~、私の好きな「ほぉ~」なお話が満載です(笑)


寿司といえば~、会社で残業した時に上司がサラリーマンの街・新橋でお寿司をご馳走してくれたことがありました。


が…ごめんなさい!!私はイカとタマゴとカッパ巻きくらいしかたべられません(T_T)


当時はエビも食べなかったと思う…好き嫌いもあるけど、きちんとした一人前のお寿司なんて、、キンチョーして食べられなかったです(>_<)


私、ホントはカッパ巻きと、かんぴょう巻きが食べたかったです(+_+)


漫画は、今、特集みたいなかたちで、500円くらいでコンビニで売っています。


見つけたら、パラパラっとしてみて下さいね♪


《おまけ》
シマタコノキというのがあるそうですよ(^0_0^)



rohengram799 at 19:51コメント(0) 
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