沢田研二

2019年06月08日

林鐘雲便りNo.7:架空のオペラ

「架空のオペラ」はジュリーのアルバムタイトルなんですが、こちらの架空の男女の恋愛を短歌で表現したものを読んで、この言葉を思い出しました。まだまだ続くみたいですが、こういう作品もダラダラ長い恋愛小説よりギュッ!と感情の濃厚なエキスだけが抽出されたカプセルみたいで、いいなぁ〜と思いました。昭和のメロドラマ感があって、おやぢなワタクシの妄想を広げさせてくれます(〃艸〃)



http://mahola.xsrv.jp/fictitiouslove/






それぞれの愛しき舌が脳を舐む

 

嵩(たが)文彦『ダリの釘』より…………この「舐む」ですが、単純(?)になめるの意味でいいのか、と考えてしまいます。まぁ、脳をナメるってなんだよ!と言われそうですが(;´д`) いくつかある意味の中に


(火の動きを舌の動きに見たてて)炎がはうようにして燃え広がる。


というのがあって、理性を感情(官能? 本能?)が侵食していくような、そんな感覚をイメージしてみたり……。 案外、舌戦を繰り広げる男女がお互いの理論を突き崩していく様子だったりして(笑)




最近はいかにして、直接表現を避けてお耽美を書くかに頭を悩ませているので(もっと他に考えることがあるだろ!と言われるのはわかっていますが)、短歌や俳句は勉強になりますわ。 では、最後に「くちびる」の句をもうひとつ。



くちびるに雨粒ひとつ花涅槃 白澤良子



rohengram799 at 08:00|この記事のURLComments(6)

2019年03月31日

雛月雲便りNo.31:湯上がり ♨️

ダンナさんが『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(テレビアニメ版) をずっと録画して見ていたのですが、ついに最終話「地球よ、ヤマトは…」!


エンディングでジュリーが歌う「ヤマトより愛をこめて」が流れてきたら泣いていましたわ。


https://sp.uta-net.com/movie/4584/


まぁ私もジュリーのこの歌は好きですけど。この歌を歌っていた時のジュリーはまだスマートでオスカル様ばりのお衣装も違和感なく似合っていたし。歳月って残酷………変わるものと変わらないものがあるけれど、彼は変わった(丿 ̄ο ̄)丿




山田詠美さんの『賢者の愛』を読みました。サクサク読みやすかったけれど、内容はう~ん、と考えさせられました。「愛」ってなんなんでしょうねぇ…( ̄~ ̄;)


賢者の愛 (中公文庫) >> https://i.bookmeter.com/books/12543718



さて本家の『痴人の愛 』(谷崎潤一郎)ですが、私は未読。真面目な男が、いずれ自分の妻にするために15歳の少女を育てるという発想がなんとも………そして結果的には少女の魔性にとりつかれ下僕に ヽ(;´ω`)ノ


この中に湯上がりについてこんな記述があるそうです。



一体女の「湯上り姿」と云うものは、――それの真の美しさは、風呂から上ったばかりの時よりも、十五分なり二十分なり、多少時間を置いてからがいい。風呂に漬かるとどんなに皮膚の綺麗な女でも、一時は肌が茹(ゆだ)り過ぎて、指の先などが赤くふやけるものですが、やがて体が適当な温度に冷やされると、初めて蠟が固まったように透き通って来る。

 


「15分か20分」と具体的な数字が示されているところが流石でございます Σ(゚∀゚ノ)ノ


麗しい女性の皆さま、殿方にぜひ「真の美しさ」をご披露なさって下さいませ(笑)




日付がかわりまして、もう3月最終日です。今月もありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ


4月1日エイプリルフールなのでなんとなく更新したくないので(-ω-;) 次の更新は2日以降になります。


またよろしければお付き合い下さいませヽ(〃´∀`〃)ノ




rohengram799 at 00:23|この記事のURLComments(10)

2018年04月25日

清和雲便りNo.26:蟻と爪と指

「蟻が/蝶の羽をひいて行く/ああ/ヨットのやうだ」という三好達治の詩がありますが(「土」というタイトルだった。知らなかった)新聞に切った爪をアリが運んでいった!という話が載っていて、ええ~そんなことあるのか?と思って検索してみたら、何年も前から同じような質問がYahoo!知恵袋にあって、またまたビックリしました。


https://search.yahoo.co.jp/amp/kariyusiwear.ti-da.net/a5208294.html%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEYASgB




新美南吉の「名なし指物語」という作品があります。子どもたちは、木靴を彫る名人のおじさんの仕事ぶりを見るのが大好き。こんなに器用なのに名無し指がないのはどうしてなんだろう? ある日その理由を聞いてみると、おじさんはゆっくり昔あった出来事を語り始めるのですが・・・いいところで(未完)となっていて、本当に残念!


「名なし指」はくすり指のこと。作品の中には、なんでそう言われているかは書いてなかったのですが、薬の調合や紅をさすときだけに用いられる聖なる指で、大切に扱われなければならない、という認識があったのではないかと。それに名前を付けて、みだりに口にすることは神秘性が薄れると考えられていたのでは?ということみたいです。本名を知られると呪われる、だから字名をつける、に似た感覚なのか?



♪ 人さし指 5本の指 10本の指
君の肩を 胸を腰を 暗闇に描く
君を抱きしめた この生きもので
思い出より 君を憶えている この指で


ジュリーの『架空のオペラ』というアルバムの一曲目に入っている「指」がまたセクシー好きなので、エロさがない話を読んでも、この歌詞を思い出して、朝からエヘヘ(*^.^*)となってしまうおやぢでした。



rohengram799 at 07:30|この記事のURLComments(2)

2018年04月11日

清和雲便りNo.12:炭とダイヤモンド

今日は風が強いですね。ソメイヨシノは花びらが舞うという言葉がピッタリでしたが、八重桜は花がそのまま風に飛ばされてしまったようで、舞子さんの可愛らしい髪飾りが道に落ちているように見えます。まだまだ綺麗なのに・・・。



最近“Diamonds Are Just Lumps Of Coal That Stuck It Out”(ダイアモンドは頑張り通しただけの炭だ)という格言?諺?のようなフレーズを知りました。誰が言ったのか、この言葉に該当する日本の諺はあるのか、何よりこの言葉が意味しているものはなんなのか?


おバカさんな私はずっと気になっています。そして脳内ではジュリーの歌う(「炭」ではない)「灰とダイヤモンド」が流れているのでした・・・この頃のジュリー はセクシーでとっても好きでした( 〃▽〃)



♪好きなきように おやりなさい
叫びなさい それでいい
想い出だけが友達じゃない

嫌な事は 辞めてしまえ
涙流せ 愛嬌だよ
君の命の求めるままに

シャラララララ 許してあげる
シャラララララ お前のすべて



rohengram799 at 14:24|この記事のURLComments(2)

2014年08月30日

遊雲便りNo.18:悪魔のようなアイツ

ジュリ~O(≧∇≦)O……な話ではないのですが『ツノゴマ』という植物の実を見たら、このタイトルをつけたくなってしまいました。まぁ、こちらは後で(((^^;)



昨日、醤油の話を書きましたが、江戸時代に海外との唯一の窓口であった長崎からしょうゆは輸出されていたそうですね。オランダ船と中国船によって運ばれた醤油は、主に中国本土、東南アジア、インド、スリランカなどで使われていましたが、一部はオランダ本国まで運ばれ、貴重な極東の調味料として珍重されたそうです。なんかそんな輸出用のビンを見たことがある気がする……。太陽王ルイ14世の宮廷料理にはかくし味として使われていたらしい……トレビアン♪ですわ(^◇^)



さてさて、醤油には油なんぞ使われていないはずなのにどうして「油」がつくのか(; ̄Д ̄)?


まずは醤油の「醤」これは「ひしお(ひしほ)」といって、古く中国から伝来した「醤(ジャン)」に由来するらしい。
ひしおには、野菜や海藻を原料とした「草醤(くさびしお)」・魚を原料とした「魚醤(うおびしお)」・肉を原料とした「肉醤(ししびしお)」、穀物を原料とした「穀醤(こくびしお)」などがあり、現在の味噌にあたる「穀醤」から滲み出した「溜まり(たまり)」を改良したものが「醤油」の原型とされているそうです。この「醤からとる油のような液体」が「醤油」ということらしい……フムフム! 醤油の起源は和歌山県の湯浅にあり、鎌倉時代に造られたものが最初とされているそうです。



油と言いますと、オリーブ油どばどば!の彼を連想してしまいますが、最初の話にもどり「ゴマ」油でしょうかアナゴの天ぷらとか食べたいですねぇ。


おバカさんな私は黒ゴマの皮をとったものが白ゴマだと思っていましたが、ちゃんと黒ゴマ・白ゴマそして茶ゴマの種子が園芸店などで売っているのですね……はずかしさもタネならぬネタに出来るおやぢなワタクシ(*''*) そしてゴマを調べていたら出てきたのが「ツノゴマ」です。花はともかくこの実はなんざんしょ…!


http://www.forest-tokyo.org/ourfields/2012/0109tunogoma.html



「開け、ゴマ!」の後に「アブラカダブラ」と叫んでしまいそう……( ; ゜Д゜) 植物の神さまはなんて素晴らしい芸術家なんでしょうか……! でもちょっと虫っぽい……長く見ているとキモいな……(ーー;)


http://www.hana300.com/tunogo.html



ちなみにアブラ…の呪文は古くは熱病や炎症を癒す為に唱えられてきたそうです。 AD200年頃のローマの医者クインタス・セレナス・サモニカスは、 アブラカダブラが一文字ずつ消えて最後のAが残るまでを一枚ずつの紙に書いて(*)この11枚を一まとめに束ね、患者の首に巻いて9日間おき、それを東に向かって流れる川に肩越しに投げて 治療に使ったといいます。中世になって黒死病が流行った時にも使われていたほど人気のある治療法だったそうです。



(*)
A B R A C A D A B R A
A B R A C A D A B R
……で最後の方はこんな感じ
A B R
A B
A



お医者さんのカリスマ性もあって「病は気から」「自然治癒力」で元気になっていったような気もしますが……(;´д`)



久々の5日連続勤務でバテバテの体力・気力のないワタクシ、ようやく明日休みになります! 黒ゴマプリンを食べて頑張りたいと思います!!




rohengram799 at 13:35|この記事のURLComments(10)
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