泉鏡花

2023年04月08日

陽春雲便りNo.8∶キラキラ✨?! 花の土曜日💐

こんにちは🐥

少し前に滝川クリステルさんが自転車で転倒して、目元を10数針縫うケガをしたというニュースをみました。うわぁ、スゴいケガなのね、と思いましたが、インスタに投稿したという写真を見たダンナさんは「痕が残らないように先生が細かく縫ってくれたんじゃないの」と……そうか、そういう配慮?で数が増えることもあるのか〜数字だけではわからないことはたしかにたくさんあるな(⁠-⁠_⁠-⁠;⁠)

✤  

冬の旅鏡に残る花の影   ドナルド・キーン


敬愛する泉鏡花について金沢(鏡花の出身地)で講演した時の句のようです。美しいですねぇ✨

こちらの企画展もおもしろそうです🥸

泉鏡花記念館:鏡花生誕150年記念特別展「谷崎潤一郎と芥川龍之介―鏡花を愛した二人の作家」(令和5年3月1日(水)~5月21日(日))
https://www.kanazawa-museum.jp/kyoka/exhibit/index.html

鏡花が男性だと知らなければ三角関係?!とか思ってしまう人もいるかも(⁠•⁠ ⁠▽⁠ ⁠•⁠;⁠)?



葉桜や人に知られぬ昼あそび   永井荷風

なんとなく意味深な俳句ではありますが、マンションの中庭、近辺の桜も葉桜になってしまいました。かわりにツツジがあっという間にたくさん咲いていてビックリ! 新緑がまぶしいわぁ、という時期もすぐにやって来るのかもしれません。


急に雨が降ったり不安定な天気ですが、皆さま、どうぞご自愛くださいませ。




rohengram799 at 17:00コメント(2) 

2018年10月26日

稲熟雲便りNo.27:ベッコウクモバチ

昨日はアツい1日でした。朝晩と昼間の気温差が大きくて・・・鼻水が出たり咳が出たり。体調管理は難しい! そんな中、俳優の高橋克典さんのブログには笑わせてもらいました(≧▽≦)

https://ameblo.jp/takahashi-katsunori/entry-12414500033.html?adxarea=sameblo-news-br-ofc-ofcblog




青空文庫の作者リストで、名前が気になった「横瀬夜雨」の『べっ甲蜂』を読んでみました。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000370/files/3421_11800.html


今は「ベッコウクモバチ」というようです。本当にベッコウ色だった!

http://fukuejima.la.coocan.jp/mushi-sonota/bekko-kumo-bachi.html



横瀬夜雨(よこせやう)は茨城県出身の詩人。(1878―1934) 本名虎寿(とらひさ)。別号利根丸(とねまる)。幼時、脊椎(せきつい)を患い、くる病の苦しみにさいなまれながら詩作を続けたそう。


泉鏡花もキライなものを異様に詳しく書くけれど(ハエとか)、夜雨は小さな生き物たちの、生きるための闘いを冷静に、でもどこかアツく見つめていたような気がします。最後の詩の「蜘のいのちのはかなさ」の繰り返しが好き。



夜雨は「蜘蛛」ではなく「蜘」の一字を使っていますが、それぞれ一文字でクモの意味があって「くも」と読むそうです。
「蜘」: チ、糸を紡ぐ虫、機織りをする虫
「蛛」: チュ、チュウ、シュ、(虫を)殺す虫
これらを二文字使うと「糸を紡いで網をつくり、虫を殺す虫」という意味に。う~ん、漢字ってスゴい!


先週発売の週刊モーニングに『あなたのためなら虫も食える』(背川昇)という読み切り作品が載っていたのだけれど(絵はグロくない)タガメは青リンゴみたいな香りがするらしいです。石や土とかを食べるのは異食だけれど、昆虫食はそういうのとは違うよな~でも食べるのはテイコーがある(;・ε・ )




rohengram799 at 09:12コメント(0) 

2012年05月03日

第753号:あの手この手( ̄ー ̄)

今日も朝から雨ですね~少し小降りになりましたが、皆さまのところはいかがでしょうか?(以下、昨日の反動で妙なテンションな記事になっております…失礼)


こんな湿っぽい気分を吹き飛ばすには、楽しいマンガでも読みたいところですが、GW前に週刊誌は合併号で発売されているので、買いに行くものがない~ジャンプは『バクマン』が終わってしまったので(なんかアッサリした最終回だった)もう買わなくていいと思っている私(-_-)


この前『世の中で一番おいしいのはつまみ食いである』(平松洋子)を読んだのですが、この本には「手」を使って食材をあえる、たたく、もむ…などなどの表現が満載。そして昔むかし少年チャンピオン(週刊誌)で連載していた古谷三敏さんの『手っちゃん』を思い出してしまいました!!


『手っちゃん』は文字通り手だけの生き物…と言っていいのかなぁ~褐色のゴム手袋に水がいっぱい入ってふくれた感じを想像していただければ、それが『手っちゃん』です!!今、考えるとスゴいキャラですが、家族の一員として仲良く暮らしていたような~最終回は記憶にないのが残念。古谷三敏さんは『ダメおやじ』『レモン・ハート』『寄席芸人伝』などの作品があります。


話を平松さんの本にもどしますが、簡単なレシピにカラー写真もあり、夜中に読むとお腹がぐぅ~!!となります(笑) 文章もまたイイ(*^^*)最初は「手でちぎる」なのですが、「契る」「千切る」だと意味合いが違ってくること、子どもが小さい時に紙をびりびり引きちぎり楽しそうにしていた話など…。


このエピソードは『ガラスの仮面』(マンガ)でマヤが「ヘレン・ケラー」のオーディションを受けた場面を思い出しましたね。「ここにあるもので自由に遊んで下さい」みたいな課題だったのですが、三重苦の彼女におもちゃがすぐわかるわけはない。手探りで雑誌に気がつき、破けた時のびり…とした手に伝わる感触が楽しくて、口元に微笑みをうかべ、びりびり、びりびりしている…という。他の人はボールとかあきらかに用途がわかって遊んでいたので、ヘレン・ケラーとしてはふさわしくない演技だったワケで…マヤちゃんは見事合格したのでした!!←さぁ、興味を持ったアナタ!!GWは『ガラスの仮面』イッキ読みだ(^o^)/


最後の方に《手を読む》があり、泉鏡花の蛇チョコの逸話は「苦手」の項目で知りました。「手探り」「手伝い」「魔の手」「上手」「手頃」…「手」のつく言葉とその意味合いなどにフムフム!あえて48歳の誕生日ネタに避けた言葉も、もちろんありました(^.^)


『四十八手……技より愛でしょ、愛。愛だよね?』


良い子は深く追及しないでね(^_^)-c<^_^;)






rohengram799 at 15:35コメント(15) 

2012年05月01日

第751号:鏡よ、鏡…

「鏡よ、鏡、この店で一番儲けるのはだぁれ?」……そうたずねて「オマエ以外のヤツ」と返事をされたかどうかわかりませんが(--;)男子トイレに設置してある鏡が割られるという、とんでもない出来事が最近ございました…ヒビが入ったとかではなくて、長方形の鏡の右側が半円形に欠けていました。何をやったんだ!?(((・・;)
ケガ人はなかったようなので、それだけはよかったです。


鏡といえば…作家に泉鏡花っていますよね?お耽美系というか幻想的な作品の…私、ずっと女性だと思っていたのですが、Wikipediaで調べたら「本名は鏡太郎」とあり…なぬ!?(゜□゜)とショーゲキでありました。晩年の写真は若い頃はカッコよかったかも~な感じでしたが、私はずっと映画『外科室』の玉三郎さまのような容姿だと思っていました…イヤだわ、ハズカシ~(~_~;)白状しますと『草迷宮』は久世光彦さんの作品だと思っていました。下の子がいたので「ねぇ、泉鏡花が男だって知ってた?」ときいたら「誰、それ?」と言われました('~`;)


この鏡太郎サン(笑)スゴい潔癖症だったそうですね。畳に手をつくのもイヤだし、お燗は熱々でないとダメ、鶏肉もよく火を通さないと食べられないとか…。うさぎグッズが大好き♪という一面がまたラブリーなんですが(((^_^;)


こちらは別の本(平松洋子「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」)から知りましたが、蛇が大嫌いだったそうで……「チョコレートは蛇の味がする」っていうのは…あのぉ~どこからそんな発想が(((・・;)そのわりに『蛇くひ』なんて作品を書いたりしている…やはり一筋縄ではいかないのが物書きですな!!


『蛇くひ』は知りませんが、やはり幽玄・耽美系の赤江瀑さんの『罪喰い』は読んだことがあります(^.^)赤江先生は『海峡』『八雲が殺した』で泉鏡花文学賞を受賞しています。


今日も曇り空ですが、晴れた日には公園のベンチで読書などしたいなぁ~皆さまもさわやかな5月を過ごされますように~(^o^)




rohengram799 at 11:48コメント(15) 
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