津軽そば

2012年12月19日

サバ雲便りNo.51:百年たっても…わたしゃアナタのソバがいい(*^^*)

スーパーの食品売り場がクリスマス&お正月商品になってきました。「いつものところにいつものモノがない」「いつもの値段じゃない」←もちろん高い!!という感じで、買い物しるのも疲れます(--;)


今の時期はリサイクルショップのチラシも多いですが、その中にこんなのがありました。「お酒高価買取」←まぁいいんですが、その後の「天災などで割れてしまう前に」……わからなくはない、たしかにそうだけれど、あまりいい気分ではないですよね(~_~;)


さて、昨日紅白歌合戦、出場歌手の曲目が決まりましたね。紅白特別バージョンメドレーとかありますが、一曲を大事にじっくり聴かせて下さい!!という気持ちもあります。徳永サンなんかは「レイニー・ブルー」が良かった。森さんは「襟裳岬」が良かった…などブチブチとオバサンらしく文句タラタラ(笑)あと、細川たかしサンには「望郷じょんから」を歌って欲しかった~なぜなら『津軽百年食堂』を読み終わったから!!


明治時代の津軽・弘前で地元の蕎麦を出すお店があり、今は三代目が家を継いでいます。四代目になるかどうかの陽一は東京暮らし。同郷でフォトグラファーを目指す七海と知り合いますが、彼女はりんご農家のひとり娘。さぁ、家業も恋もどうなる、どうする!?(笑)いろんな年代と人物が混ざった構成になっています。それがまた飽きずに読めたのかも。


初代の賢治と奥さんになるトヨとの「なれそめ」もいいですが、私が一番好きな登場人物は賢治の友達のひとり、変わり者の「法螺吹きよっちゃん」です。よっちゃんは津軽塗を生業にしていて、お店を出したら「馬鹿の俺が馬鹿に馬鹿を重ねて塗った日本一の螺鈿の引き出しを作ってやんべさ」と言うのです。津軽塗は「津軽の馬鹿塗り」と言われるくらい塗っては乾かしの工程を繰り返すのだそうです。果たして、よっちゃんは約束の品物を持ってきました!!でも「俺がこれを贈る相手は、まだここにはいねえ」と言います。賢治でもトヨでもなく…じゃあお腹にいる赤ちゃんに?トヨのお腹の中の小さな命に優しく語りかけるよっちゃん。


「おい、二代目。俺の声、聞こえっか? この螺鈿はよ、おめえの孫に作ってやったんだ。だから、悪りぃが、おめえのもんでもねえ。俺はきっと、おめえより先に死んじまって、この世からいなくなっけども、孫の代までしっかりと俺の心意気さ受け継いでいってくれ。いいな、頼んだぞ」


物語全体を通しての本当の主役はよっちゃんではないかと思ってしまいました。いつも笑っているような表情のよっちゃん、イメージはたのきんトリオ(知らない人もいる!?)の野村義男さんですわ(^3^)/


受け継がれる命と心…「こぎん刺し」「津軽塗」「津軽そば」など青森について知りたいことが増えました!私も津軽塗の物入れが欲しい~サンタさん、お願いします!!( ̄▽ ̄;)


《津軽百年食堂》

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094085822



rohengram799 at 09:10|PermalinkComments(12)
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