浅黄色

2016年09月10日

秋雲便りNo.8:アホなふたり(^^;)(;^^)

今日はいつものようにガラケーから更新です(笑)


石田衣良さんの『余命1年のスタリオン』を読み終わりました。久々の上下巻でしたわ。あらずじは……芸能界への登竜門「スタリオンボーイコンテスト」でデビューし、「種馬王子」の異名を持つ小早川当馬。俳優として着実にキャリアを積み、プライベートも好調だったが、ある日体調不良を理由に訪れた病院で、精密検査をすすめられる。検査の結果は、難治性のがん。1年生存率は50%という。当馬は抗がん剤での治療をはじめながら、自分が俳優として、またひとりの人間として、一体何を世界に残すことができるのか考えはじめる。


なんというか、予定調和な物語という気がしました。ネタバレになりますが、役者としては主演映画を完成させ、個人としては子どもをつくり命をつなぐ……わかる、わかるんだけれどなんかスッキリしない。ガン治療の経緯や副作用などについてはよく調べたんだろうなと思うけれど、登場人物がかなり多くて(芸能関係者とか)それぞれの生き方とか、いろいろ詰め込みすぎて中途半端な感じもしました。週刊誌の記事みたいな……。ラストは希望を持たせたのかもしれないけれど、かえってモヤモヤ……。ご本人は重くなりすぎない話にしたみたいですが、なんか24時間テレビのアイドルが主役のドラマみたいと思ってしまった……申し訳ないけれど、私の心には響かなかったです。短編集ではこの甘ったるいというか、女々しいとも思える雰囲気の文章がテーマとうまくマッチしていたように感じたのですが。他の作品はもっと硬派なのもあるんでしょうか?



昨日はダンナさんとさだまさしさんの名曲のひとつ『精霊流し』についてアツく(?)語りました! この方の死因はなにか、小さな弟は何歳くらいか、母親の年齢など……私は病気で長期入院していたのでギターの弦も錆び付いたのでは、と思いましたが、ダンナさんは事故死でギターはフォークギターではなくクラシックギターではないかと。当時の弦は質があまりよくないはずだから、1年くらいで悪くなるでしょ、と。そしてレコードについては「EP(シングル盤)だよね」、と言うので「えっ、ずっと洋楽のLPだと思ってた……」とかなり描いていたものに違いがありました(;´д`) そして「浅黄色ってどんな色?」というので「薄い水色かなぁ。よく新撰組のコスプレで濃い水色のダンダラ羽織を着ている人がいるけどあんな色じゃないはず」と言ったら「えっ、黄色じゃないの? ずっと山吹色みたいな色だと思ってた」……そんな真っ黄色の羽織を着て京都を歩く土方さんなんか見たくないわ!


あまりにもいろんな感性が食い違い、ズレているワタクシたちですが、明日11日は挙式してから何年だっけ?(1988年だった気がする)の記念日であります(≧∇≦) 入籍は8月でしたが。 当時よりはるかに疲れたおやじにおやぢのふたりですが、まぁぼちぼちまったりと暮らしていきたいと思います。



明日は更新はおやすみします。 皆さま、よい週末を(*´∀`)ノ



*さださんの歌はご存じの方が多いと思い、歌詞はカットしました。皆さまはこの歌にどんなドラマを描くのか、大変気になります。私たちのアホすぎる会話は忘れて、秋の夜にしみじみ聴きいていただきたいです(; ̄ー ̄A




rohengram799 at 09:53コメント(10) 
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