浴衣

2023年08月11日

みせばや雲便りNo.10∶アイ(カナ)じゃない!?

こんにちは🐥

台風が気になりますが東北では地震が……こちらでは防災無線で熱中症に気をつけるようアナウンスがありました。高齢者の行方不明アナウンスが入ったりすると、こんなに暑いのにどこに行ったの〜どこか日陰にいますように、涼しい場所にいますようにと思ってしまいます。「見つかりました」と聞こえてくるとホッとします。

奄美新聞社の記事を読みました。
https://amamishimbun.co.jp/2023/08/10/45434/

台風の影響ってあちこちに出てきますね。お花は出荷出来ない、食品等は届けられない😓

今年、奄美大島は本土復帰70周年なんですね。本土復帰って沖縄しかないと思っていました。物知らず出来ない恥ずかしい。こちらの記事の浴衣、とても素敵です✨
https://colocal.jp/news/156975.html

奄美大島といえば西郷さんの奥さんの愛加那の名前が思い出されますが、戸籍は「アリカナ」となっていたそうです。
記事にありましたが、当時の薩摩では「リ」は「イ」と発音したそう。「カナ」は奄美で女性への愛称の意味があるので「愛加那」は後世の当て字のようです。
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/473537/


タイトルは早見優ちゃんの『夏色のナンシー』がうかんだので……すみません💦
https://www.uta-net.com/movie/3389/


ではでは、皆さま、お盆さんもどうぞ「ご安全に」!





rohengram799 at 09:45|PermalinkComments(2)

2019年01月10日

萌月雲便りNo.12:ミュージック

『火遊びの匂ひの残る浴衣かな』

佐藤郁良(さとう・いくら)さんの句集『しなてるや』より。なんでしょう、素直にそのまま読めないおやぢなワタクシ、夏祭りの情事を連想してしまいました。やーね、そんなところばかりムダに大人になって∩(´∀`∩)




連想といえば………こんな感じの曲が聞きたい、こんな雰囲気、ジャンルの歌が聞きたい、といった欲求を満たしてくれるサイトがありました。いくつかの項目を指定して検索できます。はっきり曲名がわからなくてもいいので便利。何か作業中のBGMを探すのにも役立ちそうです。


【ミュージックコード】

https://music-code.sakura.ne.jp/



やさしい音楽が流れるような、ステキな1日になりますように🎧🎶







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2015年05月26日

碧雲便りNo.26:ひとごと・ひとりごと

今日も夏日ですね~アイスよりかき氷な気分になるのがよくわかります。以前書いたデザイン違いになってしまったサンダルを履いて出掛けようとしたら、スゴい違和感が……よく見たら左右のヒールの高さが違う( ̄□ ̄;)!! いくら安くてもモノグサしないでちゃんと交換しておけばよかった……仕方ないからベランダで使おう( ´△`)



経済産業省が職員に和装出勤を促す「きものの日」の導入を検討しているそうですね。国内和装産業の振興を図るため、スーツの代わりに着物で出勤できる雰囲気をつくるのが狙いで、和装文化を学ぶセミナーやイベントも開催、着物を日常生活に取り込むことを目指すらしい……経産省幹部は「着物をもう一度、日常着にするのが最終的な目標だ。手始めに外務省や文部科学省など他省庁にも働きかけ、着物で出勤できる日を広めていきたい」と意気込んでいるそうですが……仕事内容によっては動きにくいだけじゃないのかしらん……(ーー;)


きものの日に指定する時期は検討中。夏場や11月、年末年始などが候補に挙がっているようです。江戸時代の日常着だった「小袖」が高温多湿の日本で発展した歴史を踏まえ←このあたりの言い回しがお役所っぽい(~_~;) 7月8月の夏場に開催する案では浴衣での出勤も認めるとか。 お江戸と今の東京では状況が違いますから、体感気温の差もかなりあると思うんですけど。それに浴衣は涼しいといっても、胸元がはだけたらイヤン(*/□\*)だし……私のような体型では「ごっつぁんです!」になってしまう……希望者のみなんでしょうが、自分は制服着て汗だくで官庁にいったら、甚平や浴衣姿の職員に対応されたら……スッゴくムカつきそうΣ( ̄皿 ̄;;



さてさて、今『ひとごと』という森浩美さんの短編集を読んでいます。児童虐待で母親が子どもを死なせてしまった事件のニュースが共通して出てきます。物語に出てくる人物は家族に関する問題を色々と抱えているけれど、事件に関してはあくまでも自分とは関係のない出来事だよね…と。しかし、もしかしたら当事者に……の可能性を秘めているのも事実。最初の話は不注意から幼い息子を事故で亡くしてしまった夫婦の話で、うわぁ、重たいのがきてしまった……というのが正直な感想でした。


『仮面パパ』は、会社の受付にイキモノが届いていると同僚から言われ、行ってみたら自分の娘が…(°Д°) 背負ったリュックには「お届け先パパ、送り主ママ」の宅配伝票付き! このパパはピンチヒッターとはいえイクメンとしてインタビューをうけ、「子どもと折り紙」「寝る前には絵本」「ママには足つぼマッサージ」などなど行き過ぎたリップサービスをしてしまいます。記事が掲載された雑誌を読んだ妻の反乱でありました。家事・育児に参加していないのによくもまぁペラペラと……。


ママ友にやり込められる場面もあり(まわりへの根回しもバッチリ!)ちょっと痛快でありました~口ばかりで何もしていないにも程があるというダンナさんだったので、ザマアミロ!って思ってしまった(≧∇≦) 子育てはやっぱりひとりでは大変です。反省して育児参加してほしいです。芸能界でもよいバパ、イクメンキャラの人っていますけど、あんまり好きになれない……私生活を売りすぎている気がして……子どもが大きくなって反抗期に大キライ!と言われたら凹みまくるのかしら……。



文庫の表紙はランドセル姿の男の子と手を繋いで仕事に行くであろう父親の姿、それに手をふる母親……みんな後ろ姿なのでその時の自分の気持ちにより、ほのぼのした朝の風景にも見えるし、子どもが学校に行きたくないみたいにも感じるし、奥さんがもう私は出ていくからバイバイ……みたいにも(O.O;)(oo;) 最近、単行本と文庫本でかなりイメージの違う表紙が多いのですが、作家さんの意見なのか、出版社の販売戦略なのか(´・ω・`)?



来週はもう6月ですね。早いなぁ……職場に新人がくるのはいつかしら……皆さまもお身体に気をつけて下さいね。





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2014年08月05日

遊雲便りNo.5:ほの字ほの字の下駄の音

今日も仕事に行く途中で浴衣姿のおねぇさんを見ました(*´∀`)♪ この前、仕事帰りに見他たおねぇさんは足の甲にペタッ!と湿布を貼っていました……鼻緒が指の間で痛い!とかはわかりますが、甲が痛いってなんだろう……スゴく目立っていました。


『夏祭りほの字ほの字の下駄の音』(恵雲)


あら、どこかで聞いたような句ですみません(^。^;) 他の方も作っているかもしれませんね(O.O;)(oo;) 、下駄を調べていたら、ヒール下駄というのがありました。合わせるとハートになるって、スゴい!と思ったので、ニノ字ではなくほの字にしてみました!!


http://blog.goo.ne.jp/rikaodesu/e/f1a1f119f946e8671cbf68f4e06785cf



『雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡』という俳句を詠んだのは6歳の時だそうです。作者は「田 捨女または、田 ステ女(でん すてじょ/すてめ」1634年(寛永11年)~ 1698年9月13日(元禄11年8月10日))。江戸時代の女流歌人・俳人。貞門派の女流六歌仙(六俳仙)の1人。 氏名は田ステで「女」は名の一部ではなく女流歌人の名に添える接尾辞なんだそうです。私、この句は一茶とか子規の句だと思っていました……うわぁ、ハズカシイ!!



『下駄買うて箪笥の上や年の暮』(永井荷風)


下駄は季語にはならないのですが、下駄の入った句はいくつかありました。新年を迎えるにあたり、新しい下駄を買って履くのを楽しみにしている感じがいいですよね。これを読んで正確には「夜に新しい靴をおろしてはいけない」と言われたのを思い出しました。はて、これはなぜ(; ̄Д ̄)?……正確には《夜履物を履いて玄関からそのまま出かけると、死ぬ》なんだそうです((((;゜Д゜)))


理由としては「昔は新しい履物を履かせて夜に玄関から出すのは死人だけだったから」「靴に限らず新しいものはまず神様に供えるものだったので、神棚の灯明を消したあとの夜にこっそり新しい物を使うとバチがあたる」そう言えば、新しい物を下ろす時は、一部を少し汚してからにするといい、と言われたような気がします。


また「夜に新しい履物=夜遠出すること自体が縁起が良くなかった」昔は夜道は真っ暗、月明かりがいつもあるとは限りませんし、提灯も遠くまでは照らせませんしね。そんな危ない時間にどうしても行かなければならないのは、よほどのことがあった場合、つまり親しい人が危篤とかお通夜などの時…という考えからだとわかると、フムフム納得です。迷信て(´・ω・`)?というのも多いですが、生活の知恵ですよね。



下駄や靴とはちょっと離れますが、西洋では「悪魔にはかかとはないとされている」そうです。かかとがないということは盗人みたいに抜き足差し足忍び足でつま先だけで歩くのか?悪魔にあの頬かむりとか……いけない、いけない! 悪魔は西洋なのよ、異人さんなのよ!←よくワカラナイ(~_~;)そして、脳内には南佳孝さんの『モンロー・ウォーク』が流れてきたぁ~!!

♪つま先立てて海へ モンロー・ウォークして行く いかした娘は誰 ジャマイカあたりのステップで~


全く悪魔の怖さが感じられなくなりました……デーモン小暮閣下のような親しみを感じてきてしまう( ̄▽ ̄;)



新しいものを用意して、新しい日の出来事を考えられるってしあわせなことだなぁと思うワタクシでした(_ _*)






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2014年07月27日

美雲便りNo.28:You Gotta Chance (o≧▽゜)o

また日付がかわってしまった……昨日は「ふろの日」で隅田川花火大会もありましたね! 今年は天気に恵まれたようでよかったです。


お風呂と花火大会から連想するものは……浴衣でしょうか? 今日は綺麗な藤色の浴衣のおねぇさんを見かけましたが、高浜虚子のこのオッサン目線の句にはククク(o^ O^)シ彡☆


『浴衣着て少女の乳房高からず』


まだまだ成長期なのですよ! あまりふくよかになってしまうと色気やらセクシーさを通り越して、ワタクシのように「ドスコイ!」になってしまいまいます(´;ω;`)


浴衣は、ユカタビラの略なんだそうで……昔の上流貴族は、風呂へ入るのに、マッパ( 〃▽〃)!と行儀の悪い事はせず、ユカタビラを着たまま入っていました。ユカタビラはヒトエの着物のこと。平安中期頃(鎌倉時代以前という記述と鎌倉時代と言い切っていているもの、鎌倉・室町時代というのもあるらしい)は、入浴とはいっても今のように湯につかるのではなく、蒸気を浴びるサウナのような蒸風呂。汗を吸い取るため、またヤケドをしないように麻の薄い単(ひとえ)を着用。本来白っぽい麻地のものに限られていたようです。
安土桃山時代頃から湯上りに着て、肌の水分を吸い取らせる目的で広く用いられるように。


浴衣が庶民の間に広がったのは、風呂屋が普及した江戸後期。この頃は風呂には裸で入るようになっていました。はじめは湯上りの汗をふき取るために、今のバスローブのように風呂屋の2階などで着ていたものが、次第にそのまま着て外へ出るように……ワンマイルウェアかしら(*´∀`)♪ 生地も木綿に変わり、華やかなデザインになって、町民の間で盆踊りや花見などに揃いのゆかたで出かけることが流行! 歌舞伎役者が舞台で着た衣装を庶民が真似る(いつの時代も変わらないファン心理)などしたことにより、ゆかた文化がドーン!と大きな打ち上げ花火のように花開いたワケですね。


今回のタイトル『You Gotta Chance』は吉川晃司さんの♪You Gotta Chance ~ダンスで夏を抱きしめて~からなんですが(古いなぁ)ユーガッタチャンス→夕方がチャンス→ユカタがチャンス! 夕方からのお祭り、いつもと違う浴衣姿に恋が芽生えるかも?と、脳内で初々しい中学生カップルが出来上がってしまったので( ̄▽ ̄;)……ダンスはもちろん「盆ダンス」です!!





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