海女の墓

2016年06月05日

閑雲便りNo.7:海女の墓

伊勢・志摩サミットってスゴく前からいろいろ言われていたので、何日間もあるかと思っていたのに違いました……なんか恥ずかしいなぁ、自分……としばし落ち込んでいた時に「海女の墓」という言葉が入った俳句を知りました。


『松落葉吹きよせられて海女の墓』(森 婆羅)


作者は明治十年香川県生まれの俳人だそうです。「海女の墓」についてはコチラをお読み下さいませ。あの房前さまにこんな伝説があったのかと驚きました……といっても私が知っているのは『眉月の誓』という漫画と宝塚の舞台『たまゆらの記』に出てきた藤原氏一族のひとり、という認識なので史実はサッパリです(^^;)(;^^)


《志度寺 海女の墓》
http://www.geocities.jp/japanmystery4989/kagawa/sidoji.html

http://www.mikimoto-pearl-museum.co.jp/museum/blog_archive/archive0061.html



女性を働かせて貢がせる情夫を「ヒモ」、そのような情夫がいる女性を「ヒモ付き」と言いますよね。たぐっていくと男性がいるところからですが(一見、独り身と思われる女性に恋人や夫がいることを「紐が付いている」といい、元々は「貢がせる」といった意味は含まれていなかったそうです)この語源説のひとつに海女さんが関係していました。


海の中に潜って、息が続かなく限界になると腰に付けた紐を引いて船の上の男に合図し、男性はその合図で紐をたぐり寄せる。その間、男性は船の上で待っているだけなので、「ヒモ」というようになったと……いやいや、ただボーッと待っているだけってことはないでしょ! 操船や釣りとかもしていただろうし、信頼関係がそこにはあるのに~これは男性がお気の毒過ぎる~ρ(・・、) 



「ヒモ」を検索していたら関連語として「零号」がありました。妻子ある男性と恋愛感情だけで純粋に結ばれている女性のことだそうな。プラトニックラブってヤツですか?


《零号とは本妻(正妻)を一号、経済的に養って愛する女(妾)を二号と呼ぶことからきたもので、経済的な庇護を受けることなく、純粋に愛だけで妻子ある男性と結ばれている女性を意味する。1950年代、女性の経済的自立=経済的に男女対等な立場の妾を示す言葉でもあった零号だが、昭和末にはこうした呼び方はしなくなり、この意味では死語となっている。》


聞いたことがあるようなないような……昔は「愛人バンク」とかありましたね。週刊誌とかに「高級婦人とのお付き合い」とかあって、なんだそりゃ~?と思っていましたが、純粋な人の心を弄ぶようなことはやめてほしいですね。大竹しのぶさん主演で映画化の「後妻業」とかもコワイですけど………もしも私が大金持ちのジィさんだったらすぐ騙される自信があります!!



皆さまは清く正しく美しく……『真珠夫人』のようにお過ごし下さいませ(´∇`)





rohengram799 at 14:30|この記事のURLComments(8)
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