渡哲也

2012年06月29日

あかね雲便りNo.70:φ(..)遊戯

昨日『庭師』を読み終わりましたが、私的にはちょっと残念なラストシーンでありました。ホラーだからかもしれませんが、映像向けな印象…そんなことを考えながら近くのマンションを通り抜けしたら、くちなしの甘い香りがしてきました(*^^*)渡哲也さんの歌が思い出されて、アタマの中でぐるぐるリフレイン~しかし、己の手をじっと見れば指輪がまわるような細い指ではなく……それ以前にずいぶん前から結婚指輪もしていないからなぁ←むくんでパンパンになる前にはずしちゃいました!!そしてどこに置いたか全く記憶にありません( ̄▽ ̄;)


美しくマニキュアを塗られることもないワタクシの指先がめぐるのは、雫井脩介さんの『クローズド・ノート』です。読み初めたばかりですが、主人公の女子大生が文房具屋さんでバイトをしていて、万年筆の話がたくさんでてきます。えっ、こんなに種類があるの!?ってくらい細かく出てきて、おそらくマニアにはたまらないハズ!!自分の無知さがウラメシイ~(´Д`)


文房具の文房って書斎のことなんだそうですね。言われてみれば…と文字を見て納得。中国では「筆墨紙硯(ひつぼくしけん)」を「文房四宝(ぶんぼうしほう)」と言うそうです。書道展など何が面白いのだろう?と思う反面、文字の力に圧倒されたりして…広いウチだったら掛け軸やら屏風やら飾りたいですわ(^.^)


そうそう、おバカさんな私はかなりオトナになるまで「墨と硯」がセットで「硯」だと思っていました。習字の時間に墨汁を使うのがイヤだったくせに、そういうところは全く無頓着、無関心…。小学生の時には硯を洗いまくったこともあります…スミマセン(>_<)


高校の芸術選択科目は習字・音楽・美術だったのですが、習字が一番人気でしたね。センセ~は白髪のアインシュタインみたいな髪形でアダ名は「モップ」!!私は油絵に憧れていたので、美術を選択しました。ここでもバカな私は小さなキャンバスを買い(わざわざ甲府の絵画専門店にいった)油性マジックでピエロのイラストを下書き~さて、楽しく色を塗り開始!!……おわかりですね?油絵の具ですから溶ける、溶ける!!ホラーなピエロになりましたわ~(~_~;)塙賢三画伯の世界は遥か彼方でありました。




rohengram799 at 15:03コメント(12)トラックバック(0) 
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