温泉

2010年09月04日

ひつじ雲便り186:クシからの旅

クシというと「つげのクシ」を連想し、そこから「紅い花」で有名な漫画家「つげ義春」にたどりつく…のはごくごく自然の流れ(・・;)なのだが、つげ義春さんは《つげ義春の温泉(単行本)》という本を出していました。


漫画家つげ義春は、写真家つげ義春であり、温泉エッセイストつげ義春でもあったらしいです。


つげ義春さんが、各地の温泉を放浪し、昭和40年代中心の写真・イラスト・漫画にエッセイ…で温泉論を展開している内容みたい。


今日、駅においてあったフリーマガジン《R25》にもスーパー銭湯の話題とか、三助さんの話題があったので、もしどこかで見かけたら、手にとってみて下さい。


おもしろいですよん!!




rohengram799 at 17:52コメント(0)トラックバック(0) 

2010年07月29日

第207号:しか・シカ・鹿

『トラ・トラ・トラ』なら暗号ですけど『シカ』だと何かヘンですね…わかりきったことですが(笑)


今日、「鹿が教えた温泉って山梨にない?」と仕事仲間に言われて、しばし悩む(-_-;) 「信玄の隠し湯」にそんなのはなかったはず('~`;) 気になって調べたら、長野県上田市に『鹿教湯(かけゆ)温泉』を発見しました。


『鹿に姿を変えた文殊菩薩が、信仰心の厚い猟師に温泉の場所を教えた』という開湯伝説を発見。だから、温泉名もこれにちなんで《鹿が教えた湯》すなわち『鹿教湯』ということらしいです。


温泉地にある文殊堂には、行基が彫った文殊菩薩像が安置してあるそうで、「日本三大文殊」の一つとされているとか。行基の弟子、円行がこの地に持ってきた時には、既に温泉が湧いていたといいますから、約1200年前には開湯していたということですね。


話はそれますが、行基は奈良時代、天智天皇の頃の僧侶です。マンガ『眉月の誓』にも、若かかりし小坊主の彼が登場します!!


彼が関わったとされる開湯話は、他にもたくさんありました。有馬温泉や湯河原温泉などにも、行基にまつわる伝承が残っているそうです。行基は聖徳太子ばりのスーパースター説もありますからね~お名前だけでも…ってかんじかしら!?


温泉の効能から、古くから湯治場として栄え、江戸時代には、上野国新田郡の代官が湯治に訪れた記録などが残っているそうです。





rohengram799 at 00:03コメント(2) 
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ