炭
2018年04月11日
清和雲便りNo.12:炭とダイヤモンド
今日は風が強いですね。ソメイヨシノは花びらが舞うという言葉がピッタリでしたが、八重桜は花がそのまま風に飛ばされてしまったようで、舞子さんの可愛らしい髪飾りが道に落ちているように見えます。まだまだ綺麗なのに・・・。
最近“Diamonds Are Just Lumps Of Coal That Stuck It Out”(ダイアモンドは頑張り通しただけの炭だ)という格言?諺?のようなフレーズを知りました。誰が言ったのか、この言葉に該当する日本の諺はあるのか、何よりこの言葉が意味しているものはなんなのか?
おバカさんな私はずっと気になっています。そして脳内ではジュリーの歌う(「炭」ではない)「灰とダイヤモンド」が流れているのでした・・・この頃のジュリー はセクシーでとっても好きでした( 〃▽〃)
♪好きなきように おやりなさい
叫びなさい それでいい
想い出だけが友達じゃない
嫌な事は 辞めてしまえ
涙流せ 愛嬌だよ
君の命の求めるままに
シャラララララ 許してあげる
シャラララララ お前のすべて
最近“Diamonds Are Just Lumps Of Coal That Stuck It Out”(ダイアモンドは頑張り通しただけの炭だ)という格言?諺?のようなフレーズを知りました。誰が言ったのか、この言葉に該当する日本の諺はあるのか、何よりこの言葉が意味しているものはなんなのか?
おバカさんな私はずっと気になっています。そして脳内ではジュリーの歌う(「炭」ではない)「灰とダイヤモンド」が流れているのでした・・・この頃のジュリー はセクシーでとっても好きでした( 〃▽〃)
♪好きなきように おやりなさい
叫びなさい それでいい
想い出だけが友達じゃない
嫌な事は 辞めてしまえ
涙流せ 愛嬌だよ
君の命の求めるままに
シャラララララ 許してあげる
シャラララララ お前のすべて
2015年01月24日
福雲便りNo.22:スミにおけない『あのひと』
『人といふかたちに炭をつぎにけり』(島雅子)
茶道に「炭手前」というのがあるそうですね。炭手前は、湯を沸かす順序を一つの形式としたもので、炉中に五徳を据え、灰を入れるのですが、火のおこりを良くするために、火箸で灰を隅から掻き上げて山をそれぞれ向こう、手前、左・右とつくるのだそうです。手順よく、無駄もなく、火が早くおこり、火気が充分釜にあたるように工夫されているらしい……茶道など全くわからないワタクシですが、こうしなさい!という厳しく洗練された手順の根底には、大切におもてなしをしたい「ひと」がいるのだということをこの句を読んで感じました。炭火のあたたかさは日本人のじんわりくるおもいやりに通じる気がします。派手さはないけれど、いつまでもぬくもりが残る感じ………茶道用の炭もあるそうで……こちらをご覧下さい。
http://www.masudaya.co.jp/tea/tanjo.html
さてさて……『あのひと―傑作随想41編―』を先月からちまちまと読んでいます。内容はコチラを。
http://www.shinchosha.co.jp/book/127445/
「あのひと」という言葉、どんな場面でどんな口調でいうかで印象がかわりますね。最初にうかんだのはキャンディーズの♪あの人は~悪魔~私を虜にする~の『やさしい悪魔』でしたが(作曲が吉田拓郎!)これじゃない感じがあって……やっぱり『特捜最前線』(ドラマ)のエンディングテーマ、♪あの人はあの人は~私だけの十字架……ナゼか二番の歌詞が使用されていたという『私だけの十字架』が一番しっくりきました。
http://www.hbs.ne.jp/home/fou/omake/hen_34.html
皆さまの思い浮かべた「あのひと」はどんな縁(ゆかり)の方でしょう……ひだまりのような方かしら? それとも北風小僧のような……(゜゜;)\(--;)
大切な「あのひと」を想う冬の1日もいいですね。最後は谷川俊太郎さんの巻頭詩『あのひと』で……(´ー`)ノ
「あのひと」と呼ぶとき
その人は広くもない私の心の部屋で
背中を見せて寛いでいる
寂しげな気配はない
名を呼べば振り向くだろうが
知り過ぎているその人を
いま私は「あのひと」と呼んでしまう
私を抱きしめて時に突き放す人
あのひとにどう近づけばいいのか
いまだに私は分からない
でもあのひとは他の誰とも違う人
決して人ごみに紛れてしまわない人
墓石の名が風雨にすり減った後に
私の心の部屋に帰ってくる人
あのひとと呼ぶときその人は
私だけの時のせせらぎのほとりに
いつまでも立ちつくしている
茶道に「炭手前」というのがあるそうですね。炭手前は、湯を沸かす順序を一つの形式としたもので、炉中に五徳を据え、灰を入れるのですが、火のおこりを良くするために、火箸で灰を隅から掻き上げて山をそれぞれ向こう、手前、左・右とつくるのだそうです。手順よく、無駄もなく、火が早くおこり、火気が充分釜にあたるように工夫されているらしい……茶道など全くわからないワタクシですが、こうしなさい!という厳しく洗練された手順の根底には、大切におもてなしをしたい「ひと」がいるのだということをこの句を読んで感じました。炭火のあたたかさは日本人のじんわりくるおもいやりに通じる気がします。派手さはないけれど、いつまでもぬくもりが残る感じ………茶道用の炭もあるそうで……こちらをご覧下さい。
http://www.masudaya.co.jp/tea/tanjo.html
さてさて……『あのひと―傑作随想41編―』を先月からちまちまと読んでいます。内容はコチラを。
http://www.shinchosha.co.jp/book/127445/
「あのひと」という言葉、どんな場面でどんな口調でいうかで印象がかわりますね。最初にうかんだのはキャンディーズの♪あの人は~悪魔~私を虜にする~の『やさしい悪魔』でしたが(作曲が吉田拓郎!)これじゃない感じがあって……やっぱり『特捜最前線』(ドラマ)のエンディングテーマ、♪あの人はあの人は~私だけの十字架……ナゼか二番の歌詞が使用されていたという『私だけの十字架』が一番しっくりきました。
http://www.hbs.ne.jp/home/fou/omake/hen_34.html
皆さまの思い浮かべた「あのひと」はどんな縁(ゆかり)の方でしょう……ひだまりのような方かしら? それとも北風小僧のような……(゜゜;)\(--;)
大切な「あのひと」を想う冬の1日もいいですね。最後は谷川俊太郎さんの巻頭詩『あのひと』で……(´ー`)ノ
「あのひと」と呼ぶとき
その人は広くもない私の心の部屋で
背中を見せて寛いでいる
寂しげな気配はない
名を呼べば振り向くだろうが
知り過ぎているその人を
いま私は「あのひと」と呼んでしまう
私を抱きしめて時に突き放す人
あのひとにどう近づけばいいのか
いまだに私は分からない
でもあのひとは他の誰とも違う人
決して人ごみに紛れてしまわない人
墓石の名が風雨にすり減った後に
私の心の部屋に帰ってくる人
あのひとと呼ぶときその人は
私だけの時のせせらぎのほとりに
いつまでも立ちつくしている