2019年04月03日

春愁雲便りNo.2:善玉くんと悪玉くん

今日までは気温が低いようですが、花粉はバンバン飛んでいるようで……ああ、鼻水が! 目がかゆい!



「頭悪き日やげんげ田に牛暴れ」


西東三鬼のこの俳句、頭が悪いというのは機嫌が悪いという意味なのか? 牛だっていつものんびりモーモー言っているわけじゃないんだぜ!(笑) と考えてしまう。今はれんげ畑も見なくなりました。どこか遠くに行けばあるのかなぁ。



鬼つながりで、無料で読める漫画をご紹介。

第一話 鬼喰奇譚 >> https://i.bookmeter.com/books/13605997


一話から無料で読めます。昔話のような説話のような……続きが気になる作品です。





さてさて……新年度が始まると学校で健康診断がありましたね。昔は座高を測っていましたが、あれは何の意味があったんでしょうか( ̄~ ̄;)


悪玉菌・善玉菌と耳にするようになりだいぶ経ちますが、江戸の人々は人の心には善玉と悪玉がいて、どっちが勝つかでその人が善人になるか悪人になるかが決まると考えたとか。これは山東京伝が黄表紙『心学早染草(しんがくはやそめぐさ)』で、頭がまん丸、顔の代わりに善・悪と書かれた『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉おやじのような小人が、廓で放蕩する男の両袖を引き合うという絵を描いて大人気となったのがはじまりらしいです。

 

【善玉・悪玉】
https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=421


【歌舞伎舞踊・三社祭】
http://enmokudb.kabuki.ne.jp/repertoire/2084




皆さま、健康第一でお過ごし下さいませヾ(´ー`)ノ



rohengram799 at 08:54コメント(2) 

2018年11月22日

竜潜雲便りNo.4:木曜日の昼下がり

今日は「いい夫婦の日」~入籍をこの日にする人たちも多いのかしらん?



「ポメラニアンすごい不倫の話聞く」

長嶋有さんの 『春のお辞儀』から。長嶋さんて小説以外もかなりイケテる(笑) 奥さま方のひそひそ話からだんだん声が大きくなって「まぁ!」という嫌悪感と興味津々の叫びが聞こえてくるよう。ポメラニアンがまたいいですね。ブルドッグではいけませんわ(笑)「蜘蛛というより蜘蛛の都合をみておりぬ」という句も観察者の目線が好きです。巣を張っている最中なのか、獲物を待ち構えているのか。これも蟻(アリ)ではイマイチな気がします。



話は変わりますが、この前「犇めく」という漢字を見ました。今まで見たことがない! 車が3つで轟(とどろき)ですが、牛が3つで「ひしめく」と読むそうです。ギュウギュウした様子が伝わりますね~「牛」だけに (゜o゜)\(-_-)



明日も更新出来るかなぁ ('ー')/~~



rohengram799 at 13:15コメント(4) 

2016年06月04日

閑雲便りNo.5:馬冷やし・尻冷やし

『馬洗ふ田川の果の夕焼(ゆやけ)雲』(岩佐東一郎)


なんかこう、のどかでそれでいてあたたかさ、懐かしさのある句だなぁと思いました。農作業が終わり、暑いし汗もかいてよごれてしまった馬の身体を、田川で洗っている……その川の流れはずっと遠くまで続いていて、西の空には夕焼雲が美しい。「今日もよく働いたね。お疲れさま」とお天道様が労ってくれているような……美しい日本の風景ですね。


「馬洗ふ」には「馬冷やす」「冷し馬」などの傍題があるそうです。「かつて瀬戸内海地方には陰暦六月一日に、ダニを洗い落とすために海で牛を洗う行事があった」という文章を読んだ記憶がありますが、『氷の朔日(こおりのついたち)』という、やはり陰暦6月1日に宮中で、冬にできた氷を氷室(ひむろ)から取り出して群臣に賜る儀式が行われていました。民間では、正月の餅を凍み餅にしておいたのをこの日に炒って食べたそうです。自分たちだけでなく、一緒に働いてくれる牛馬も労う行事でもあったのかな?と思いました。実際、そういう行事がありました。


他の地域でもあるのかもしれませんが、山形県庄内町の大野地区では、300年以上続いている伝統行事「馬冷やし」があります。この祭事は地元民のみでひっそりと行われてきたらしい。大野八幡神社にまつられている3体の“神聖”な木馬を春と秋の年2回、男児が洗い清めます。かつて存在した農耕用の馬に対する感謝と豊作、集落の平和を願う行事で、YouTubeに動画もあるのでご覧下さいませ。


加藤楸邨の『冷し馬の目がほのぼのと人を見る』という句も、信頼関係が伝わってきますね。福島で震災のために牛を置いて避難しなくてはならなかったおじいさんのことも思い出し、せつなくなりました。新宿書房からは『夢の蹄―馬をめぐるアンソロジー』(黒舘ゆうじ、室野井洋子・編 1989年)が発売されていました。今年はサル年ですが、ウマに関する本を読みたくなるかも……!!




さてさて……第239号:『橋の地蔵』さま桜雲便りNo.8:ランドセル地蔵など今までもいくつかお地蔵さんに関する記事を書いてきましたが、なんと!『尻冷やし地蔵』が……(;゜∀゜) なんか……痔になりそう!!


場所は愛知の春日井市。江戸時代初期[正保4年(1647年)]の銘があり、市内で最古の地蔵と思われる石仏。伝説としては……敵に追われた手負いの武士が清水で傷口を洗いのどをうるおしていたところ、追手に発見され討たれてしまいました。その霊を慰めるため、その清水の上に建てられたのが、このお地蔵さま。かつては台座の下から清水が湧き、水で尻を濡らしていたことからこの名があるそうです。

http://www.shoujyukai-pes3.com/01kasugai_hp/shirihiyashijizou.html




皆さまは、尻も冷やさず、肝も冷やさず、心がホッコリあたたかくなる出来事にたくさん出逢える土曜日になりますように(´∇`)






rohengram799 at 09:00コメント(4) 

2014年09月03日

白雲便りNo.3:ウシの眠り

今日9月3日は“ぐっすり”の語呂合わせで、精神・神経科学振興財団と日本睡眠学会により「睡眠の日」に制定されているとか……イヤイヤ、かなりムリのある読み方だと思いますが(~_~;)



満腹になると眠くなりますよね。「食べてすぐ横になると牛になるよ!」と言われますが、実は牛はあまり眠らないらしいです。 家畜ののんびりしたイメージがありますが、野性時代もあったわけで……常に肉食動物に狙われていた頃の記憶が残っていても不思議ではない。


ある研究によれば、牛の睡眠時間は1日に3~4時間らしいです。そのうち、深い眠りであるノンレム睡眠は20分程度と本当に少ない! 牛のノンレム睡眠は人間がいない夜中などに起こるそうで……やはり人間が側にいるのはストレスになるのんでしょうか(´・ω・`)? 他の動物はどのくらいの睡眠時間なのか、ちょっと気になります。



朝晩は半袖では肌寒くなりましたね。仕事帰りにコンビニでおでんを買いたくなります~プラス熱燗の時期には早いでしょうか(;^_^A  古い時代のしきたりでは9月9日(重陽の節句)から3月の上巳(じょうし)の節句の前日までは燗酒を飲み、それ以外は冷や酒を楽しんだようです。旧暦の話ですが。ひな祭りの白酒を温かくして飲む人もいるのかしらん?


時期ハズレな話ですが、中国で行われていた3月3日の曲水の宴の時に川の上流から流れてきた桃の花を汲んで飲んだところ300歳まで生きたという故事があって、このことから桃の花を白酒にひたして飲めば病を払い顔色を潤すとされてきたようです。また、桃は昔から長寿延命の霊木として崇められ、「百歳(ももとせ)」に通じる縁起ものだったようです。お酒はパスですが、桃の紅茶は最近よく飲みますわ(*^O^*)



今日は栃木北部で大きな地震がありました。その後も何回か続いているみたいですが、このまま何事もなく落ち着いてほしいですね。





rohengram799 at 23:06コメント(8) 
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