牡丹焚火

2011年12月15日

第650号:牡丹と薔薇

今日は昨日より5℃くらいあたたかいとか~それだけで気分がよくなるオスカーでございます(^.^)


♪牡丹と薔薇はどちらが綺麗~

いやぁ何年か前のメロドラマ(?)『牡丹と薔薇』がパチンコ台になるそうで……私はとびとびに見ていましたが『真珠夫人』の“たわしコロッケ”がインパクトが強かったので、こっちの方がよかったかな(笑)


さて、艶やかな牡丹と薔薇の話題を選んだのはですね、「牡丹焚」「牡丹焚く」という言葉の入った俳句を新聞で読んだからです。焚き火と結びつくのはさざんかだったので「?」であります。

牡丹焚火は、毎年11月第3土曜日の薄暮から宵にかけて、福島の須賀川牡丹園で行われる行事。樹齢を重ねて枯死した老木や途中で折れた木を焚いて牡丹を供養する…今年は震災犠牲者の供養の意味もあったそうですが、私、全く知りませんでした。

夕闇の中に燃え立つ火はだんだんと青紫色に変わり、牡丹の木から出るほのかな香りとともに幽玄な雰囲気に…「牡丹焚火」は平成13年に環境省が選定した「全国かおり風景100選」にも選ばれているそうです。

「牡丹焚火」が俳句時記の季語として採択されたのは昭和53年だそうです。時代とともに季語もふえていくのですね。


『牡丹焚 熾(おき)に妖精 生まれけり』(千葉市 平山たはち)


小さくなった炎が微妙な色彩に変化して、闇を照らすのでしょう。役目を終えた牡丹の精が新しい命を生み出したような…また一つ物語が出来そうです。


牡丹と言えば『牡丹燈籠』もありましたね。うう、なんか…ぶるっ!!とします。あとは…『ぼたん鍋』?寒くなった後はあたたまりましょう(^o^)/




rohengram799 at 10:04コメント(20) 
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