珈琲店タレーランの事件簿

2014年05月27日

浮き雲便りNo.19:ひと駅ストーリー

今日は『5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編』を読んでいます。


短編集って読みやすいのですが、作品数が多いと実力の差が出るというか(自分の好みもあるんですが)感想がシビアになりますね(((^_^;) この本は28作品あるんですが、「オチが最初からわかってしまい、つまらない」「最初からオチはわかっているけれど好きな話」「オチはイマイチだけどキライじゃない話」の他に「展開もオチも文体もツマラン!」←「もしかしたら自分でも書けるんじゃないかしら(*^.^*)」なんて、行き過ぎた自信を読者に持たせてくれるような作品もあったりして( ̄▽ ̄;)


そして流血やホラーではないのに「キモチワルイ」作品もあったりするんですわ……もう、前の作品が「おお、これは!」でラジオドラマにしてほしいような作品だったのに(なぜ映像ではないか?ふふ、それはヒミツですわ~作品名は『パラダイス・カフェ』作者は沢木まひろさん)ものすごい落差です(TT)



……きみは知っているんだ。次の駅で、ぼくが電車を降りることを。
そしてきみは、空いた席に腰を下ろすんだ。ぼくの温もりが、まだほんのり残っているであろうシートに。……



もうっ!キモい!!キモい!!キモチワルイ!!! あとから「ぼく」が間接的だけれど痴漢を退治した(正確には違う)ので「きみ」が必ずぼくが座っている前のつり革をつかむようになったとか、理由はいろいろ書いてあって、ひと駅ラブストーリーに仕上げたつもりでも、あのキモい文章がある限り、トキメキなど微塵も感じない! 「ぼく」の一人称での展開も「ナルシス☆ナルちゃん」とはまた違うキモさがあって、文章を生理的に受け付けない感じになってきて………休憩時間の楽しみであるオヤツを食べる気も失せましたよ。


私も電車通勤していたので「この人はいつも次の駅で降りるから座れる!」と思ったり(たまにはずれるとガッカリ!)しましたが、座っている人が(性別や年代を問わず)こんなことを考えているとか想像もしたことないので、本当に吐きそうになってしまいました・゜・(つД`)・゜・


作者は「タ」のつく珈琲店(当たり前ですがタリーズではない)のミステリーを書いた人で、私はこの珈琲店の話もなんで人気があるのかワカラナイ…と思っていました←好きな方がいらしたら本当に申し訳ありませんっ! でも、他の作品は違うかも(o(^∇^)o))と少し期待して読んだのですが、見事に裏切られました。


なんか私の感性にはあわないんですよ。「えーっ、いいじゃん、この話(≧∇≦)」という人もいるかもしれません。がっ! 私はもういいです……これからまた買うアンソロジーの中に、この方の作品があったらもう読み飛ばしますわ。


電車通勤している皆さまには素晴らしい物語が綴られますように祈っております(^。^;)







rohengram799 at 18:34コメント(6) 

2013年08月04日

入道雲便りNo.14:真夜中すぎの珈琲だから(((^^;)

今月こそ毎日更新だぜ!!と思っていたのに……帰りの電車がビミョーに遅れて家に着いてひと息ついたらもう日付が変わってしまいました('~`;)


タイトルがやたらに長い『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』を読んでいるのですが、なんというか~私的には期待ハズレでありました。珈琲ウンチクが面白いワケではないし、舞台が京都なんですが、地理の説明もイマイチ、謎解きもわかりにくいし(私の理解力がない?)何よりヒロインがねぇ~ホレたぜ、カンパイ!!な気分にさせてくれないのよ~ツンデレというワケでもないし、メガネっ娘でもないし、表紙イラストのイメージと本文が合わないというか(私の感覚では)うーん……「クリープを入れないコーヒー」みたいな物足りなさを感じています(-_-;)


京都で珈琲といえば『新撰組血風録』で土方歳三を演じた栗塚旭さんが哲学の道近くで「若王子」(にゃくおうじ)という喫茶店を経営しているとミーハーしていた若い頃、聞いたことがあったので(珈琲500円が700円になったとか言ってた!!)検索してみたら、だいぶ前に休業されたみたいで、写真などを見ると廃墟に近い!!栗さん自身、高齢ですしねぇ……時の流れは残酷ですな(´д`)などと思っていたら、栗さんは『忍たま乱太郎』の映画にでているとか!?


そうそう、クリープで思い出しましたが……幼い頃のワタクシ、「なめるならマリームの方がうまい!!」と兄と言っておりました。いやだわf(^^;




rohengram799 at 01:40コメント(14) 
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