田口ランディ

2011年02月18日

第413号:『桜姫』に『ミッドナイト・コール』

出張中のサラリーマンが真夜中に風俗のおネェちゃんを呼び出し中…みたいなタイトルになってしまった(((・・;)残念ながらそんな色気のある話ではなく、読んだ本のタイトルでそれぞれにウム!!な言葉がありましたので、それをお伝えしたいな~と(((^^;)


【ぼくは、欲しいものは欲しい。だから動くだけです。自分から動くほど欲しくはないけど、与えられればまんざらでもないとか、失敗するのが怖いから動かないなんて考え方のほうが、自分が可愛くてしょうがないように見えます。】


『桜姫』のこの言葉にはガツン!!とやられた気分でしたね~全くそのとおりだよ!!と今は思っています。本当に欲しいものは一握りな気がするし…。


『ミッドナイト~』の方は桜つながりで、日本人はなぜあんなに「サクラ」に心ひかれるのか?


【えらいよね、桜って。黙って待ってたんだよね。雨があがって、花を咲かせるのを、ただじっと待ってたんだよね。つらいとか、悲しいとか思わずに、そんなことすら考えもせずに、ただじっと待って、それで今おもいっきり咲いてるんだよね。】


桜並木もありますが、一本桜もありますよね。梅にはウグイスがセット(笑)ですが、桜には孤高の美学がある気がします。あんなに艶やかなのだから、牡丹のように「私を見て!」と自己主張してもいいのに、それは感じられない。ただ「そこに在る」美しさが日本人をひきつけるのかな~と。


はらはらと風に舞う花びらも、別れを惜しむようであり、エールをおくっているようであり…他の花が散る様を見てもこれほど感情に訴えることはないですね。そう言えば「任侠ヘルパー」のツヨちゃんのくりからもんもん『桜』でした!


rohengram799 at 14:48|この記事のURLComments(14)

2010年05月27日

第97号:神様はいますか?…布教と違いますから(-。-)y-~

今週発売の週刊少年マガジンの『さよなら絶望先生』を読んで、ちょっと考えてみました!


《犬と猫の見解の違い》というので、犬は「何もしなくてもボクにエサをくれるなんて、この人は神様かもしれない!」と思う。


猫は「何もしなくてもボクにエサをくれるなんて」までは同じだが(笑)自分は神様かもしれない☆と考えるという話…φ(°°)同じ物事でも、受け取り方で、まったく違った方向にいってしまいます。
タカピーなワンちゃんもいるんだろうけど、犬と猫の発想の違いにフムフムしちゃいますね(^.^)


今回のタイトル『神様はいますか?』は、田口ランディさんの本と同じですが、実際「いた!!」と実感するような出来事があっても、姿は見えないですよね。よく開運の本に「カガミを見て、ガをとるとカミになる。我をとったらアナタが神さま!!」みたいなことが、書いてありますけど、どうなんでしょうね? 私は、けっこうヒネヒネしているので(開運とかすぐ飛び付くわりには)“我がなくなったら、自分らしさがなくなるんでないかい?”な~んてことを考えたりして( ̄^ ̄)


まどみちおさんの詩に「しゅくだい」というのがあって、目をあけて神さまがみえるか/それがしゅくだい……だったような氣がするんだけど、おと~さんに言ったら「見えたら病気だよ」と言われました(;´д`) ミもフタもありませんぜ、ダンナ!!


『さよなら絶望先生』は、超ネガティブな教師「糸色望」(いとしき・のぞむ)が主人公の学園コメディ!?アニメでもやってました♪単行本のカバーをとっても、お楽しみが(*^^*)!!好き嫌いはわかれるでしょうが、私は連載当初から大変氣にいってます\(^o^)/けっこう風刺漫画っぽいですよ~文学作品のパロディ!?もあるし…私には、けっこうツボです!!



rohengram799 at 00:35|この記事のURLComments(4)
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ