甲州弁

2023年04月05日

陽春雲便りNo.5∶セイメイのおじょらぽん

こんにちは🐥

日曜日が千葉県議会議員選挙投票日です。選挙カーはほとんど見かけないのだけれど、どなたかが候補者に手を振ったのでしょうね~「おかあさん、ありがとうございます!」の声が。 娘の結婚の申込みに来た男性から「お父さん」と呼ばれて「私はキミの父親じゃない!!」ではありませんが「その人はアナタの母親じゃないと思うよ〜」と思ったワタクシです😅



さてさて……「よりかかる」の方言に「よしかかる」があることを知りました。最初、書き間違いなのかな?と思って調べたら方言でした。私は「よっかかる」と言ってたけど母は「おっかかる」と言っていた!と急に思い出しました。「ほんなん、おっかかっちょし!」(そんなによりかからないでヽ(`Д´)ノプンプン)……懐かしい田舎での時間がよみがえりましたわ。

よりかかる……でもうひとつ思い出したのが茨木のり子さんの詩集『倚りかからず』です。
https://1000ya.isis.ne.jp/1666.html


本と方言つながりでもう1冊🐤
『おじょらぽん』
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1737

気になったものはあとから調べるためにチラシの裏に走り書きするのだけれど、コレも書いてありました。睡眠導入絵本なのかな、子どもや動物たちに「おじょらぽん おじょらぽん ねんねんねん」を繰り返します。甲州弁に「おじょおもん(未婚の若い娘)」ってあるらしいけど、一度も聞いたことがないんだけど🥸 宮沢賢治の『やまなし』の「クラムポンはかぷかぶわらったよ」的なリズムの良さがあると思いました。絵も落ち着いた雰囲気で可愛らしいし。朗読動画もありました。
https://youtu.be/UR0sL89eEAA



今日は二十四節気のひとつ「清明」ですね。この言葉をヒント?に以前書いたものをnoteとpixivに投稿しました。noteは画像のショートversion、pixivは加筆したものです。お時間がありましたらのぞいてやって下さいませ🙏

note→https://note.com/during0901/n/n192094a6eb52

pixiv→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19630307


ではでは、また(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)




rohengram799 at 15:55コメント(2) 

2019年02月27日

令月雲便りNo.31:ひな 🎎

ルナールというと国語の教科書に載っていた『にんじん』しか思いうかばなかったのですが、『博物誌』が面白い!という話なので、青空文庫で検索。挿し絵もありました。植物だけでなく動物やいろんな生き物に関して適度に長かったり、それだけなの~(;・∀・)な文章もあったりで面白かったです。フランス語がわかる人に言わせると、訳し方がうまいらしいです。ちなみに 驢馬(ろば)は「大人になった兎」だそうです!

https://www.aozora.gr.jp/cards/001156/files/43603_48251.html



さてさて……もう雛人形ではなく五月人形のチラシが入る時期になりましたねぇ(;´∀`) 「節分そば」や「彼岸そば」にも「ほー、そんなものが」でしたが「雛そば」もありました。


【雛そば】
https://www.nichimen.or.jp/know/zatsugaku/12/



こちらは【山梨のお雛様】です。
https://m-tokuhain.arukikata.co.jp/hokuto/2019/02/post_35.html


山梨の話題というか方言の記事に甲州弁が書かれていたのですが、ちょっと違う~! 「 こっちん」じゃなくて普通に「こっち」って言うけどなぁ。それに複数形で使っていた気がする。「おまんとう こっち
こうし」(あなたたち、こちらに来なさいよ~みたいな)じゃないかと思う……ビミョーに違うのが活字の方言ですな。 全体の文章はこちらのブログをお読み下さいませ。

https://hanaha09.exblog.jp/29263447/




rohengram799 at 00:35コメント(2) 

2018年10月24日

稲熟雲便りNo.25:たくらだ

『わが里の春めく言葉たあくらだあ』(矢島渚男)


今は秋だけれど、この「たあくらだあ」ってなんだ(-ω- ?) と疑問がわいたこの一句。タークラダーというカタカナにすると仏教関係かと思ってしまう。わが里は信州だそうです。甲州とお隣さんなのに、この言葉は聞いたことがありません。



「たくらだ」という言葉がありました。田蔵田。
麝香鹿(じゃこうじか)に似た獣で、麝香鹿を人が狩るときに飛び出してきて、殺されるという ヾ(--;) 自分に関係のないことで愚かにも死ぬ者、ばかもの、うつけもの、をいうようです。


時代小説とかで「田蔵田○○」とつけられた人物が出てくるパターンもあるらしく・・・田蔵田は名字ではないのですね。忠臣蔵の「大石殿は昼行灯」に近いのかしらん?


http://kosoegawa.blogspot.com/2013/02/blog-post_18.html?m=1



「たくらだ猫の隣歩き」は愚かな猫が隣近所を遊び回りながら鼠を捕まえるのに、自分の家の鼠はさっぱり捕らないということ。よその家の事ばかりして自分の家の用をしないことのたとえとして使われるそうです。似た言葉は「不精者の隣働き」。




「たあくらだあ」 きっと春先に口にしたら「春が来た.゚+.(・∀・)゚+.゚」な気分がまわりにいっぱいになる、魔法の言葉なのかも。聞いてみたい!



rohengram799 at 08:15コメント(0) 
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