皇族

2010年07月26日

ひつじ雲便り138:血のたふとさを思ふ

『見るがうちに蘇りゆく肌の色にささげつる血のたふとさを思ふ』


今回のタイトルは、香淳皇后の和歌からです。昭和天皇がご病気の時に、御所に何回となく出入りしていた赤十字の車を思い出します。


第189号で『愛の血液助け合い運動』の話をしました。その時、皇族の方々は献血をするのか?と書きました。献血は、天皇陛下が熱心で、42歳の時から当時の上限だった64歳まで続けられ、回数は20回を越えていて、御所に献血車がくると乗り込まれていたそうです。職員の方々も献血されていたのでしょうね。全国大会では『昭和天皇記念献血推進賞』の表彰などもあるそうです。


皇太子さまも「献血手帳」を手に毎年のようにしていたとか…。ただ、BSE対策として、80年から96年の間に英国に1日(今は30日)以上滞在した人は遠慮するよう求められているので、2年間の英国留学と重なってしまい、控えられているそうです。





rohengram799 at 19:23|PermalinkComments(0)

2010年07月16日

第189号:献血は世界を救う

今月は『愛の血液助け合い運動』月間だそうです。


1960(昭和35)年、日本赤十字社と厚生省(現在の厚生労働省)の共催で、5月1日の「日本赤十字社創立記念日」からの一ヶ月間の『赤十字愛の献血運動』として実施されました。


「血液事業に対する正しい理解と認識の普及と献血者・預血者並びに献血予約者の確保」が目的。


献血とか馴染みのない言葉だったのかも…今でも「なんで他人に血をやるんだよっ!」って言う人いますからねぇ~(--;)


1961(昭和36)年からは、献血者が不足する9月が運動月間となり、1965(昭和40)年には厚生省・日本赤十字社・各都道府県が主催の「愛の血液助け合い運動」となりました。


1970(昭和40)年から、現在の7月に運動期間が変更され、各都道府県持ちまわりで「献血運動推進全国大会」が開催されています。


今年は島根県で15日に開催、皇太子さまが出席されたそうです。


皇族の方々が、献血されることはないでしょうが、何型なのかは気になりますね。




rohengram799 at 19:29|PermalinkComments(2)