目玉焼き

2019年04月05日

春愁雲便りNo.4:目玉焼き

なんだか昨日から「目玉焼き」の詩が気になって仕方がない🍳 目玉焼きって朝ごはんのイメージがあって、ひとりで食べるというより誰かと食べる、誰かに作ってもらう、誰かに作ってあげる、という感じで、その誰かは家族より恋人が多いような気がする。



そんなワケで(?) 遅い朝ごはんの目玉焼きを作る前に更新(笑) 私は目玉焼きは卵は1つだけ、両面焼いたのが好きです!




『食卓のデュエット』  谷川 俊太郎


目玉焼にみつめられて彼女は顔を赤らめた
ハムが聴耳をたてているので彼は不安になった
誰もがしていることをしているだけなのに
それが恐ろしい秘密のように思えてくる


窓の外の木々の間で蜘蛛は蝶を食べ
遠い渓谷で水は川岸を食べ
人の心の中でひとつの考えが他の考えを食べ
食べることは愛することそっくりだ


食べちゃいたいと囁いてゆうべ彼女は彼を愛した
彼女自身の卵をいつかこのぎらぎら輝く世界に
かえすために






昨年の高知県芸術祭で文芸奨励賞受賞の目玉焼きの詩もよかったので、ぜひコチラからお読み下さいませ。


http://www.kochi-art.com/pol/602




【おまけ・めだま焼き専用たまご】

http://www.cgegg.co.jp/products/4068/




*現在コメントは受付ていません*

rohengram799 at 08:44 

2018年03月28日

桃月雲便りNo.31:目玉焼き

「全日本目玉焼き学会」というモノが存在するらしいです。似たようなモノが漫画「美味しんぼ」に出てきたけれど、食に関する団体ってきっと他にもたくさんあるんでしょうね。


http://medamayaki.net/menu.html



まど・みちおさんの詩に「めだまやき」(作品がすでに「」つきなのが意味深だと思う)というのがあって、何気なく使っている言葉のウラに在るものについて考えてしまいました。ただ繰り返しているだけで、その意味や本質が見えなくなっていることがたくさんあるような気がして・・・。




「めだまやき」


戦後に使われだしたのだそうだが
「めだまやき」ということばは いたい
いたくて こわい
いきなり この目だまに
焼きごてを当てつけられるようで・・・



いや 小さい弱い生きものたちの
はだかの目だまに
はだかの生命(いのち)に
この手が じかに
焼きごてを当てつけて楽しむようで・・・


いいことばだ どんどん使え
使いなれて 平気のへいざにられ
あの「たまごやき」ということばのように
と 何かにそそのかされるようで・・・


そのちょうしで そのちょうしで
いよいよ さいげんなく はてしなく
ざんにん ざんこくに なっていけ
と 何かにあおりたてられるようで・・・
こわい
「めだまやき」ということばは こわい





rohengram799 at 13:56コメント(3) 
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