備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

ようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることをチマチマと書いています。

タグ:眉月の誓

伊勢・志摩サミットってスゴく前からいろいろ言われていたので、何日間もあるかと思っていたのに違いました……なんか恥ずかしいなぁ、自分……としばし落ち込んでいた時に「海女の墓」という言葉が入った俳句を知りました。


『松落葉吹きよせられて海女の墓』(森 婆羅)


作者は明治十年香川県生まれの俳人だそうです。「海女の墓」についてはコチラをお読み下さいませ。あの房前さまにこんな伝説があったのかと驚きました……といっても私が知っているのは『眉月の誓』という漫画と宝塚の舞台『たまゆらの記』に出てきた藤原氏一族のひとり、という認識なので史実はサッパリです(^^;)(;^^)


《志度寺 海女の墓》
http://www.geocities.jp/japanmystery4989/kagawa/sidoji.html

http://www.mikimoto-pearl-museum.co.jp/museum/blog_archive/archive0061.html



女性を働かせて貢がせる情夫を「ヒモ」、そのような情夫がいる女性を「ヒモ付き」と言いますよね。たぐっていくと男性がいるところからですが(一見、独り身と思われる女性に恋人や夫がいることを「紐が付いている」といい、元々は「貢がせる」といった意味は含まれていなかったそうです)この語源説のひとつに海女さんが関係していました。


海の中に潜って、息が続かなく限界になると腰に付けた紐を引いて船の上の男に合図し、男性はその合図で紐をたぐり寄せる。その間、男性は船の上で待っているだけなので、「ヒモ」というようになったと……いやいや、ただボーッと待っているだけってことはないでしょ! 操船や釣りとかもしていただろうし、信頼関係がそこにはあるのに~これは男性がお気の毒過ぎる~ρ(・・、) 



「ヒモ」を検索していたら関連語として「零号」がありました。妻子ある男性と恋愛感情だけで純粋に結ばれている女性のことだそうな。プラトニックラブってヤツですか?


《零号とは本妻(正妻)を一号、経済的に養って愛する女(妾)を二号と呼ぶことからきたもので、経済的な庇護を受けることなく、純粋に愛だけで妻子ある男性と結ばれている女性を意味する。1950年代、女性の経済的自立=経済的に男女対等な立場の妾を示す言葉でもあった零号だが、昭和末にはこうした呼び方はしなくなり、この意味では死語となっている。》


聞いたことがあるようなないような……昔は「愛人バンク」とかありましたね。週刊誌とかに「高級婦人とのお付き合い」とかあって、なんだそりゃ~?と思っていましたが、純粋な人の心を弄ぶようなことはやめてほしいですね。大竹しのぶさん主演で映画化の「後妻業」とかもコワイですけど………もしも私が大金持ちのジィさんだったらすぐ騙される自信があります!!



皆さまは清く正しく美しく……『真珠夫人』のようにお過ごし下さいませ(´∇`)




今日は新潮文庫「人情時代小説傑作選」シリーズのひとつ『がんこ長屋』を読みました。作家は池波正太郎・乙川優三郎・五味康祐・宇江佐真理・山本周五郎・柴田錬三郎という豪華メンバー!


蕎麦切りの名人だったおそのは 不貞を疑われ追い出されて(「蕎麦切りおその」)。陶芸に目覚めた中年男の選んだ余生とは(「柴の家」)。女太夫が惚れた乞食侍はやがて花火造りに勤しむが(「火術師」)。想いを寄せる下駄屋の倅は彼女の気持ちに気づいてくれず(「下駄屋おけい」)。葛藤の末、己の作った草鞋が朗報を運んできた(「武家草鞋」)。日本一の刀鍛冶になるべく全てを捨てた男を待っていた悲劇(「名人」)。頑固おやじo(`^´*)ではなく、職人の頑固さがいっぱい!でも胸に沁みる……私は「柴の家」と「火術師」が特に好きかな。~と書きながら、やはり他の作品も好きだぁO(≧∇≦)O


「長屋」と聞いて、「長屋王」を思い出すワタクシ……「ながやおう」だからと言って「なめくじ長屋」やら「たそがれ長屋」「親不孝長屋」とかたくさんの長屋を所有している大家さんのことではありませんぞ!! 飛鳥-奈良時代(684~729 )高市(たけちの)皇子の第1王子、天武天皇の孫であります。藤原氏に邪魔者だと目をつけられてしまったのか、「謀反をくわだてている」と密告され、46歳で自害されました。


私はマンガと宝塚の舞台でこの方を知ったのですが(だからといって詳しいワケではない)唐招提寺を開いた鑑真が渡日を決意したのは、長屋王が仏法を崇敬し1000枚の袈裟を作って唐の僧に寄進したことを聞いたのがきっかけだったと伝えられているそうです。また佐保楼と名付けられた邸宅にサロンみたいな場を設け、多くの文人を招いたりした「文人政治家」だったとか…芸術家提督のあの方を連想してしまう…!!


長屋王邸から出土した木簡から「氷室」《天然氷を夏までたくわえておくために設けたむろ。地中や山かげに穴をあけ、上を茅(かや)などでおおう。昔は宮中用の氷室が山城・大和・丹波・河内(かわち)・近江(おうみ)にあった》を所有し、夏に食していた事が判明したという話などは、やはり身分の高い方なのだわ、と考えると同時に「氷室京介」が浮かんできてしまうのは……なぜ(; ̄Д ̄)?氷室冴子さんの『なんて素敵にジャバネスク』にならないのは、私が彼女の作品を読んだことがないからです(◎-◎;) 長屋王を知った長岡良子さんのマンガは「古代幻想シリーズ」なのに、ワタクシは今夜も「誇大妄想シリーズ」を展開中( ̄▽ ̄;)



長屋王邸宅跡はイトーヨーカドー奈良店の下に埋め戻され(ー_ー;)記念碑があるそうですが、長屋王が安らかに眠れるように氷室クンに熱唱していただきたいです。曲はもちろん……『魂を抱いてくれ』!!



♪魂を抱いてくれ
むき出しの両手で
かっこなどつけてない
真実のこの俺を
魂を抱いてくれ
心を読んでくれ
話せない大切な言葉
瞳を覗いて
静かにこのまま……



ワタクシも今夜は静かにこのまま去らせていただきます~ごきげんようヾ(・◇・)ノ




『トラ・トラ・トラ』なら暗号ですけど『シカ』だと何かヘンですね…わかりきったことですが(笑)


今日、「鹿が教えた温泉って山梨にない?」と仕事仲間に言われて、しばし悩む(-_-;) 「信玄の隠し湯」にそんなのはなかったはず('~`;) 気になって調べたら、長野県上田市に『鹿教湯(かけゆ)温泉』を発見しました。


『鹿に姿を変えた文殊菩薩が、信仰心の厚い猟師に温泉の場所を教えた』という開湯伝説を発見。だから、温泉名もこれにちなんで《鹿が教えた湯》すなわち『鹿教湯』ということらしいです。


温泉地にある文殊堂には、行基が彫った文殊菩薩像が安置してあるそうで、「日本三大文殊」の一つとされているとか。行基の弟子、円行がこの地に持ってきた時には、既に温泉が湧いていたといいますから、約1200年前には開湯していたということですね。


話はそれますが、行基は奈良時代、天智天皇の頃の僧侶です。マンガ『眉月の誓』にも、若かかりし小坊主の彼が登場します!!


彼が関わったとされる開湯話は、他にもたくさんありました。有馬温泉や湯河原温泉などにも、行基にまつわる伝承が残っているそうです。行基は聖徳太子ばりのスーパースター説もありますからね~お名前だけでも…ってかんじかしら!?


温泉の効能から、古くから湯治場として栄え、江戸時代には、上野国新田郡の代官が湯治に訪れた記録などが残っているそうです。



明日は「時の記念日」ということで、思い出したことがあります…(°°) 山岸涼子さんの『時じくの香の木の実』というタイトルの漫画です。


『記紀神話』の、垂仁天皇が田道間守を常世の国に遣わして「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)・非時香木実(時じくの香の木の実)」と呼ばれる不老不死の力を持った(永遠の命をもたらす)霊薬を持ち帰らせたという話がありますので、それををもとにしたものだと思います。


かなり前の記憶なので、あやふやで申し訳ないのですが、どちらが巫女になるか決めるのに、怪しいげな薬を飲んで…みたいな(((^_^;)けっこうコワイシリーズ(笑)が続いた時だったと思うんですよね。


『古事記』の本文では、非時香菓を「是今橘也」(これ今の橘なり)とする由来から、京都御所紫宸殿では「右近橘、左近桜」として橘が植えられているそうです。お雛様の飾り付けもそうですよね。ただし、実際に『古事記』に登場するものが、橘そのものであるかについてはわかっていないとか。


奈良時代、その「右近の橘」を元明天皇が寵愛し、葛城王に橘姓を下賜ししたことにより橘氏が生まれたそうです。以前紹介した『眉月の誓』の世界ですね。


時間をテーマにした本や漫画を読むのもいいかも…あ、それでは寝不足になったりして、正確な時間の概念を植えつけようとした、生活改善同盟会の意志に反することになるのでは!?

今日の午後9時18分頃(地域による)満月になります。

今回の満月はさそり座の影響をうけるので、だれかとワイワイ楽しむより、ひとり静かに過ごした方がよいのでは?と、占いの本とかには書いてありました。

満月をながめて、しみじみ「半生を反省!」な~んてアホなことしか考えつかない私は、漫画をおすすめすることにしました☆

タイトルは『眉月の誓』長岡良子さんの作品です。

眉月とは三日月のこと。
他にも初月(ういづき)、若月(わかづき)とかの呼び方もあるみたいです。

時代は、679年(天武8年)後の持統天皇とか大津皇子とか、草壁皇子、高市皇子などが出てくる時代で、主人公は藤原不比等(ふひと)クンです!!

異母妹との愛を貫くべくがんばるオトコの物語…と書くとナンですが、実際そうなのでカンベンして下さい(´Д`)

不比等クンの一途な想いと政治的な思惑とかいろいろからみあって、ホントかどうかはおいといて('~`;)平城遷都1300年のこの時期に古代のいぶきをかんじるのもまたよろしいかと~φ(°°)ノ°

記念切手も発売中です(笑)

登場人物の1人に道昭というお坊様がいるのですが、ビジュアル的にも人柄的にも、おじいさん子だった私には、くぅ~(ToT)ときます(笑)

女性陣のキャラもなかなか…不比等クンの奥様の娼子(しょうし)さまのような心になれたらと思わずにはいられません。

不比等クンの異母妹の五百重(いおえ)ちゃんも、ツンデレでもないし、悪くはないんですけど(・・;)

『ナイルのほとりの物語』もいいですよ♪

中古書店でみつけたら、パラパラしてみて下さいませ。(新刊だとシュリンクしてあるから立ち読みできないもんね~)


☆高市皇子(たけちのみこ)の歌が新聞に載っていました☆

山吹の立ちそよひたる山清水汲みに行かめど道の知らなく

異母妹の十市皇女(とおちのひめみこ)が亡くなった時の歌…妹に逢いに黄泉へ行きたいのに悲しいことに道がわからない。

死後の世界の「黄泉」(よみ)から黄色い山吹の花が咲き乱れる山奥の泉を連想し、歌にする…なんと心豊かでロマンチストなのでしょうね。







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