短歌

2016年12月20日

走雲便りNo.14:寝物語

クリスマスまであと5日!とテレビから〜なんだか曜日も日付の感覚もなくなってきているので、イマイチ実感がないですわ。皆さまは楽しい予定があるでしょうか?


久々に新聞の文芸欄などを読んでいます。田井安曇歌集についての記事では「搾取という語を久しく聞かぬ世の動きことばのなきは事実なきに非ず」の句にそうだよなぁ・・・と。今はブラック企業という言葉が流行り言葉視たいになっていますが、改善策しましょう!なんて掛け声だけだし、実際何らかのアクションを起こしているのは大手企業で、小さい会社なんかはそんな話題も出せないというか・・・この句の言おうとしていることとズレがあることは承知していますが、こう、なんかムダにいろんなものを会社から奪われているような気がする年末です。


読者投稿作品に「子を寝かす作り話の結婚は親指姫と一寸法師」(春日井市・金沢清美さん)というのがありました。選者の栗本京子さんの評です。


【子を眠らせるために昔話をしている作者。なんと親指姫と一寸法師が結婚する話を作り上げてしまった。サイズはお似合いだが大丈夫だろうか。想像が広がる。】


おやぢなワタクシ、大丈夫だろうか・・・ってナニを心配しているのだろう? ナニを想像しているのかしらん?と、ピンクのヨコシマな妄想モードに入ってしまいました(笑) 一寸法師ってお姫さまと一勝地になりたいために小細工するようなヤツなので、モグラのオヤジのように親指姫に不快感をもたらしそう・・・なんて考えてしまいます。やーね、大人になりすぎるって(;゜゜)


皆さまは妄想に萌え萌え、煩悩の炎に身を焼く火曜日ではなく、誰かのハートに火をつける💕ステキな火曜日にして下さいませ(*≧∀≦*)




rohengram799 at 11:28コメント(4)トラックバック(0) 

2016年12月12日

走雲便りNo.9:今さらですが・・・(;゜゜)

今さら・・・というか今ごろ、というか、ダンナさんも休みな日曜日、テレビで「逃げるは恥だが役に立つ」の今までをおさらいしましょう番組を見ておりました。私は帰宅時間の関係でまるまる1話を見られることはほとんどないのですが、見る時にはもう乙女の気持ちでキャーキャーです わ( 〃▽〃)


ドラマのTBS復活じゃん!と思っていたら、オリジナルではなくて漫画が原作だったのですね。漫画みたい!とは思っていましたが・・・今さらお恥ずかしいですわ(((^^;) 漫画もあまりゴテゴテした感じがなくて読みやすそうな印象を受けました。ラストはどうなるのか、気になります!



新聞広告に「皇后陛下の半寿の記念に・・・」というブレスレットの広告があり、半寿が81歳を祝うものだと知りました。半の文字をばらして八・十・一なのですね。私のスマホでは半になってしまいますが、絆の横の方のハンをだとわかりやすいですね。皇后様は急性気管支炎だとか。ゆっくり静養されるのが良いですね。



『お互いに「あーら若いわねえ」なんて言つたところで六十間近』


新聞に小島ゆかりさんの歌集「馬上」からということで、この句が紹介されていましたが、泣き笑いしたいような気持ちになりました。「変わらないね~」というのも、同じような感覚かな~? 最近はよく寝たわ~!と思っても4時間くらいで目覚めているので、う~ん、身体は80歳かも?と焦る私です。


では、皆さま、風邪などひかずに楽しい一週間にして下さいませ。




rohengram799 at 08:49コメント(6) 

2016年07月10日

布雲便りNo.10:ウリウリ

今年のサラダ記念日(7月6日)にあわせて募集された短歌、大賞も入選した作品もあまり私の心にキュキュキュイーン!とくるものがなくて残念でした……なんだろう、いろいろオシャレなサラダや横文字の食材が多くなって、なんだかついていけなくなったのかも(-_-;)

閑雲便りNo.16:まるごとメロン~(;゜∀゜)!!で丸かじりメロンの話を書きましたが、マクワウリをまるごと!もイケるらしいですよ……これは『マンガ家夜食研究所』にあったのですが、食べ方はメロンと同じ~こっちの方が食べやすい大きさかしらん? やはり食べていくと種のスペースに汁がたまっていくので、まめにすすり、種も食べいました( ̄▽ ̄;)

「とらまくわ」という“近江野菜”があります。「虎御前まくわ」とも呼ばれ、滋賀県北部で古くから栽培されてきたマクワウリです。この虎マクワは完熟すると他のマクワと同じように生で食べる事ができますが、地元では主に未熟なうちに収穫し、糠漬けや浅漬けにして食べられているそうです。似た名前のものに「タイガーメロン」があります。熟したタイガ―メロンにはほんのりとメロンの甘い香りがあり、果肉はとてもジューシーでソフトな甘さがあるそう。ただこちらは追熟しないそうなので、購入時には完熟している物を選ばないとマズッ(`Δ´)となりますのでご注意!

ニガウリ(ゴーヤ)の入ったサラダもありますね。沖縄を連想する食べ物でポピュラーな食材になりましたが「なんくるないさ~」も結構使っている人が多いですが、本来の「やってもやっても結果は出ないこともある、でも精一杯やるだけやったのならいいじゃないか」という、「人事を尽くして天命を待つ」に近い意味なんですよね。なんか前半部分がカットされて「都合よく“どうにかなるさ”みたいに使われていて、とても残念で悲しい」と沖縄の人が話していたのを聞いたことがあります。

大事に伝えられてきた言葉が正しく使われないのはなんとも言えない気持ちでしょう。言葉は時代により意味がかわるものもありますけど、これは沖縄の人たちが辛く苦しい思いをしてそれでも……と絞り出すようにして出てきたものだと思うので、安易に使うのはためらわれるし、耳にしたくないですね。

早口言葉に『瓜売りが瓜売りに来て瓜売り残し売り売り帰る瓜売りの声』(うりうりが うり うりにきて うり うりのこし うり うり かえる うりうりのこえ)ってありますよね。どーしてもうまく言えない……ゆっくりでも引っ掛かってしまう……滑舌悪過ぎるワタクシ、ウリボウに囲まれて身動き出来ない夢を見てうなされてしまうかも……(;´д`)



rohengram799 at 23:50コメント(8) 

2015年04月09日

桜雲便りNo.9:穴埋め問題( ̄~ ̄;)

昨日は本当に「寒い!」1日でしたね(今日も風が冷たいですが……職場のツバメちゃんたちは元気でよかったです)。 自販機から「あたたかいお飲み物」が減っていく時期ですが、まだまだ残して欲しいですわ。



東直子さんが『短歌の不思議』という本を出されたようです。今まで第633号:冬の…むふふ(^.^)ひつじ雲便り543:和をもって「美味」となす(^^)vくじら雲便りNo.4:今日までそして明日からにじ雲便りNo.19:青鬼吐息などで彼女の短歌や小説についての感想を書いてきましたが、現実的でありながら、どこか不思議なところがあり、好きな作家さんなので、この本はちょっと興味があります!!



『死ぬまへに    を食はむと言ひ出でし大雪の夜の父を怖るる』
 
この空白の部分に何が入るでしょうか。



こんな穴埋め問題がたくさんあるらしいです(笑) この歌は歌人の小池光さんの短歌だそうで……検索すると空白部分がナニかすぐにわかってしまいます←ガマンできないワタクシはすぐ検索してしまいましたが、よい子の皆さまは「父を恐ろしく感じてしまった食べ物」は何か、じっくり考えて下さいね。しかし……(゜д゜)……お父さんにどんな過去があったのでしょうか……こんなことを言うなんて……正解は……第582号:魅せられて…?に出てきます( ̄▽ ̄;)



穴埋め問題と言いますと、新人さんの穴埋めを担当者に早くなんとかしてほしいです(~_~;) 本人が「辞めます」とハッキリ言わないので、余計に困っています。今月は一度も出勤していません(-。ー;)



明日はまた雨になるとか……皆さま、お身体に気をつけて下さいませ。





rohengram799 at 12:35コメント(8) 

2012年11月17日

サバ雲便りNo.19:待てよ君…我が良き友よ

今日は久々に古本でマンガを買いました(お腹~2時間は大丈夫でした!)『泣きうた 幕末侍たちの三十一文字』タイトル通り、幕末に活躍した有名人の辞世の句などがマンガとコラムで紹介されています。手にとった時には気がつかなかったけれど、文を書いている今川美玖さんとは面識が…多分向こうは記憶にないでしょうが、ワタクシが新撰組ミーハーだった頃、お会いしました。かわいらしい方でした。そのあたりの話は過去記事を(((^^;)

第49号:まさかこんな有名人になっているとは~(゜□゜)


登場するのはワタクシの大好きな土方さんをはじめ、沖田総司・伊庭八郎・高杉晋作・藤堂平助・中野竹子・久坂玄瑞…伊庭さんは私が宝塚ミーハーだった頃(笑)ファンだった朝香じゅんさんが『散る花よ、風の囁きを聞け』で演じておりました。舞台を観ていないのが本当に残念!!


『まてよ君 冥土もともと思ひしに しばしおくるる 身こそかなしき』


この歌は伊庭さんが盟友・本山小太郎を偲んでつくったものとされているそうです。「冥土までも行こうと誓ったのに、一人で逝ってしまった君。なぜ、一緒に逝けなかったのだろう。でも待っていてほしい。必ず、俺も逝くから」美玖さんはこう訳をつけています。また『あめの日は いとどこひしく思ひけり 我がよき友は いづこなるらめ』という句もあり、伊庭さんにとって本当に大切な友人だったのだなぁと思いました。今日はコチラも雨…皆さまはどなたを思い浮かべているのかしら?

しかし、伊庭さんを知った時に(土方さんに負けず劣らずの男前と聞いた18歳の夏)池波正太郎先生の《幕末遊撃隊》を読んだはずなのですが、小太郎くんの記憶無し…申し訳ない!

他に立ち読みした本の中に《相思鳥》というのがありました。つがいのオスとメスを分けてしまうと、お互いに鳴き交わしをするため、相思鳥の名がついたそうです。夫婦でなくとも心の通いあったもの同士が離ればなれになるのは辛い…(;_;)

おトク感を考えてあっちにフラフラ、こっちにペコペコの幕末の志士を気取った政治屋サンもチラホラいるみたいで…芹沢鴨サンに「尽忠報国」の鉄扇でバシッ!!と叩いてほしいかも(-_-;)


相思鳥はコチラ ⌒(ё)⌒
http://maroleopie.blog118.fc2.com/blog-entry-164.html



rohengram799 at 17:29コメント(13) 
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