神様の御用人

2021年04月05日

純陽雲便りNo.4:花冷え

3月から初夏のような気温の高い日が続いていましたが、今日は「花冷え」という言葉がぴったりくるような……。


甘言に乗りたる化粧花の冷え 藤野艶子


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『神様の御用人』10巻読み終わりました。9巻を読んだ時にはえーっ!? な状態でしたが「大建て替え」も回避されホッとしました。しかし、あちこちで地震が多い…。主人公の名前が良彦というのですが

「……人の子が、名前に付ける彦という字には『日子』という意味があるのです」
日を司る天照大神が、隣に立ってどこか得意げに口にした。
「いわば良彦は、『優れた日子』でございますれば。当然のことかと?」(P269)


イマドキっぽくない、どちらかというと昭和テイストな名前の主人公だったのはこういう意味だったのかも……。関係ないですが、ウチの近所に字はわからないけれど「ヨシヒコ」くんがいましたが、ヨシヒコくんと言えなくて「ヨシィーコくん」みたいな言い方になっていたのを思い出しました (^o^;) ベンチが良くできる男の子でした。


神様の御用人10 (メディアワークス文庫) >> https://bookmeter.com/books/17573714


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花見酒 も 雪見酒 も 縁がない私ですが、雪見だいふくは食べたい……このカロリーマシマシな食べ方は危険ですが、やってみたい🍴

https://www.pixiv.net/artworks/79678315

https://www.pixiv.net/artworks/79722373



ではでは、今週も皆さま、どうぞご安全にお過ごし下さいませ。




rohengram799 at 08:30コメント(2) 

2021年02月15日

向春雲便りNo.6:余震の余寒

「春たちて一雨ごとのあたたかさ」という言葉がありますが、今日はそんな風情を感じることはありません。ただでさえ地震後の雨や雪は土砂崩れ等の危険が増すというのに、爆弾低気圧と聞くと不安感がいっぱいになります。


土曜日の地震は本当に驚きました。ダンナさんはすでに夢の中だったのですが、起き出して来て「今日、仕事だっけ?」と……明け方くらいの時間だと思っていたようです。落ち着いてきたらソファーに寄りかかるようにして(+.+)(-.-)(_ _)..zzZZ 私は2時くらいまでテレビをつけて過ごしていました。関東でも停電の地域があったようですが、こちらは大丈夫でした。マンションのエレベーターはやはり止まってしまい、翌日9時過ぎに復旧したようです。

管理組合で備蓄していた食品(ピラフだったかな)が賞味期限が近くなったので、希望者に配布します、のお知らせがあり、ちょうど日曜日で……地震のこともあったし数も少なかったのか、すぐに終了したようです。


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『神様の御用人』シリーズの最新刊を読んだのですが、今回は東北地方が舞台で阿弖流為(アテルイ)や坂上田村麻呂などの名前が出てきます。そして「大建て替え」という言葉が。


「荒脛巾神(あらはばきのかみ)は、『大建て替え』を起こそうとしている」
「大建て替え……?」
「そうだ。この日の本という大地を震わせ、人の子をふるい落とし、水と火と風で清め、国を一から作り直すことだ」(P167)


ちょうど読んでいる時に地震!という人もいたようですが、私もすぐにこの本のことが思い浮かびました。

このシリーズは書き下ろしで昨年末発売。東日本大震災から10年を意識したところもあるのかもしれませんが、なんというタイミング……物語の謎は次巻まで待たねばなりませんが、発売予定日はオリンピックの聖火リレースタートの3月25日。オリンピック、パラリンピック等、どうなるんでしょうね。



【神様の御用人 9巻】
https://www.kadokawa.co.jp/product/322008000003/


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あと10年くらいは同じくらいの規模の余震に注意が必要とのこと……まだまだ春が遠いこの時期、気温差も大きく、コロナのこともありますし、心身の疲労度は東北にお住まいの方々は、私などの比ではないと思いますが、少しでもおだやかな時間が持てますように。


ではでは … また週末に ヾ(´・ω・`)ノ゙



rohengram799 at 10:30コメント(6) 

2019年04月17日

春愁雲便りNo.16:ひぐらしの神様

本屋さんに行くと何か1冊は本を買わなくてはいけない気持ちになってしまう……お目当ての本がなかった時には、う~ん、と悩みながら1冊選ぶ時もあるし、すぐ決まる時もあるし、ガマンガマンで買わない時ももちろんあるんですが………この『ひぐらしの神様』はなんとなく表紙が気に入りタイトル買いした1冊です。



(P[あ]7-2)ひぐらしの神様 (ポプラ文庫ピュアフル) >> https://i.bookmeter.com/books/13117085




『神様の御用人』はタイトル通り神様の御用(お願い)を遂行するシリーズものだけれど(8冊出ている。昨日気がついたけど、ダブりで2冊買っていた……出来れば12巻くらいで終わりにして欲しい。あまり長いとダレるし、あきる)こちらはシリーズではなくてホッ! そして思っていたよりもファンタジーではなくて、ちゃんと地に足をつけて生活しなさい、な雰囲気がよかったです。



神様を扱った話に共通しているのは(自分が読んできた中で)人間から祀られてこその存在、ということでしょうか。人々の願いにより生まれ、そして長い年月とともに忘れられ力を失っていくのは、あまりにも理不尽……!と自分だって特に何をしているわけではないのに思ってしまう。



神様には「○○して下さい」とお願いをするのではなく「○○を頑張るので見ていて下さい」と決意を表明するのだといろんな本に書いてあったけれど、この本でその理由がわかった、というか、そういう気持ちで手を合わせるんだなぁって納得したところがありました。



印象的だった言葉をいくつか……。


「後悔は後悔です。それは、変えることのできぬもの。しかし、その後悔を理由に、今ここにあるご自身のあり方を歪めてはなりません」


「誰かのためにという言葉は、確かに美しいものです。己を捨て置き他者に尽くすことこそ美徳だと、多くの者は信じておりましょう。しかし、他者の支えになるためにはまず、己の足を己で支えねばなりません。それができねば、相手も己も立ち行かぬ。自らの幸福を得られぬ者に、他者を幸福にすることなどできません」


「人はな、青年。自分の中に存在しないものを外から投げかけられたところで、なにも感じやしないんだよ。褒められようが貶(けな)されようが、諭されようが疑問を呈されようがな。人が人の言葉になにかを感じるのは、感じるべき要因がすでにそいつの中にあるからだ。種があるなら、やがて芽も吹く。たとえ、ささいなきっかけでもな」



「自分の力でがんばらなきゃいけない時って絶対あるけどさ、一人でずっと頑張るのって、やっぱしんどいじゃん。だけどそういう時でも、誰かが見ててくれるって思うとさ、なんだか気持ちがしゃんとするんだよ。俺はまだ大丈夫なんだなって、思えるっていうか」神様を信じるってさ、自分を信じるっていうのに、ちょっと似てるよね。





読み終わってから、しみじみ表紙をながめました。


1日をおだやかに、人として美しく過ごせますように………では、おやすみなさいませ(。-ω-)zzz



rohengram799 at 00:37コメント(2) 

2019年04月07日

春愁雲便りNo.6:囁風弄月

「嘯風弄月(しょうふうろうげつ)」という四字熟語があるそうです。風に吹かれて詩歌を口ずさみ、月をながめること。大自然の風景を愛し、詩歌・風流に心をよせて楽しむこと。月を弄ぶなんて大胆な!と漢字を見た時に思ったのですが、自然の前ではそのくらいの大胆な気持ちがないとのみ込まれてしまうのかも。



「月並み」ならぬ「月鍋」というものを知りました。なんだ、それは……酒の入った杯に月を映して呑み込むの鍋versionかと思ったら、熊鍋のことでした。ツキノワグマからの「月」らしいです。熊鍋を食べる機会があったとしても、う~んとなりそうです( ̄~ ̄;)



明日は「花祭り」(*)ですね。『神様の御用人』8巻を読みましたが(四国のタヌキの話もあった)日本は明治維新までは神仏修合でありましたね。今も基本的には変わっていないような気がします。夜中、主人公の言葉にお鼻がツーン!となりました。


「良彦は、車窓から見える景色に目を向けた。今はそのような戦闘があったことなど微塵も感じさせないほど、人と街は穏やかにそこにある。自分の知らない過去を生きた誰かの、祈りを礎に。」(p283)



神様の御用人8 (メディアワークス文庫) >> https://i.bookmeter.com/books/13227293




さてさて……「目玉焼き」の記事に異国の方(だと思う。英文だし)から連続してコメントが届いているのですが、なにやらサッパリ理解出来ない……年に1回くらいこういうのがあるのですが、日本語の理解もアヤシイ私なのに……(´ヘ`;)



どうぞ皆さま、楽しい日曜日をお過ごし下さいませ♪(o・ω・)ノ))





(*)https://jpnculture.net/hanamatsuri/


rohengram799 at 09:58コメント(0) 

2018年01月24日

新光雲便りNo.18:遊技場御掃除之者

「掃除ってのは、神業だって」「穢(けが)れを祓(はら)い清める、尊い仕事だってな」・・・以前読んだ『神様の御用人』シリーズの中にこんな言葉がありましたが、これは彼らのためにはあるような言葉かもしれない!な『江戸城御掃除之者』2巻を読み終わりました。


https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000572/


江戸城御掃除之者の組頭・山野小左衛門は、またも上司から極秘任務を命じられます。紅葉山の御文庫からなくなった本の捜索・・・消えたのは蘭語の洋書1冊と漢書2冊。漢書の方はどうやら艶本らしいく、その話でちょっと盛り上がったりしてしまったり(笑) しかし、将軍の御蔵書が消えたとなれば一大事。疑わしき人物を御風干に乗じて誘い出そうと策を練りますが、同時に黒鍬者との掃除合戦も始まって・・・な第1話。


第2話は今の浜離宮の「池から魚が減るのはナゼだ?」を解決するために寒い中、池浚いをすることに。一度行ったことがあるので、当時、あの場所の掃除を・・・と考えただけでクラクラしてしまいました。ここにケチケチ将軍・吉宗も出てきたりして。知知武(ちちぶ)ってどんな魚だ?と思ったらダボハゼのことらしいです。


遊技場(パチ屋だけど)御掃除之者である私には、このままメンバーが本当に羨ましくて仕方がないです。みんな自分の仕事に誇りを持って、それぞれ頑張っている。草むしりだって手を抜いたりしない。どこかのN氏とは全く違うのです!←力入っちゃうわ!


「武士は戦いのためによい刀を手に入れた。御掃除は戦でござる。よい道具はよき御掃除をするための刀だ。優れた武士は刀を疎かにはせぬ。だから掃除之者は道具を疎かにはせぬ」



山野の長男も見習いとして初参加した煤納めの第3話は得にコミカルな場面が多くて楽しかったです。掃煤納めの日の胴上げの風習、知りませんでした。

https://edo-g.com/blog/2016/12/new_year_holiday_season.html/2



早くも次巻が待ち遠しいですが、その頃には「遊技場御掃除之者」から引退しているかもしれません(^^;)(;^^)




rohengram799 at 14:31コメント(4) 
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