竹田恒泰

2016年06月22日

閑雲便りNo.26:ごはんですよ(*^O^*)

「朝ごはん」がテーマの漫画だけをまとめた雑誌があって、その中に「モンテクリスト」なるものがありました。


ハムやチーズを食パンでサンドし、フレンチトーストのように卵液に浸し、フライパンなどで焼き上げたもの……カナダ生まれ(?)のクロックムッシュとフレンチトースト、2つのいいとこ取りみたいなサンドイッチらしいです。


最初、サンドイッチ伯爵みたいに『モンテクリスト伯』に出てくる食べ物なのかと思ってしまいました。『岩窟王』と同じ作品でいいんですよね?………詳しく知らないので、調べてしまいました(笑)、正式にはアレクサンドル・デュマ『モンテクリスト伯』という長編小説。『三銃士』の著者でもある。息子のデュマ・フィスは『椿姫』を書いている……私、同じ人が書いていると思っていました。


無実の罪を着せられ、孤島の監獄に幽閉された主人公ダンテスが監獄から脱出し、監獄の隣の独房にいた老囚人から聞いた宝の山のありかを見つけ、その資金を基にモンテクリスト伯と名乗り、かつて自分を陥れた友人たちに次々と復讐していくのですが、最後は自分のしたことに対する罪悪感にかられ、エデという女性の愛に助けられながら新たな人生に向け旅立っていく……お話らしいです。朝ごはんにモンテクリストを食べ、食後に『モンテクリスト伯』を読む……やってみたいものです(≧∇≦)



明治以降はなくなった慣習だそうですが、幕末まで天皇の昼御膳は毎日「鯛」の塩焼きだったそうですね。毎日ですよ~しかもその鯛の大きさは目の下一尺(約30㎝)と決められていたそうです。大阪湾から京都まで鮮魚を運ぶのはとても大変だったでしょう。


鯛は「めでたい魚」!! 鯛を食べることが吉事であると昔から考えられていました。天皇が吉事を行うことは、国民に幸せをもたらすと信じられていました。だから毎日、鯛を……食べたくない時もあったでしょう(´;ω;`) お残ししてはいけない? いいえ、大丈夫です! 天皇の残飯は、毎日御末という位の低い女官が拝領して、全て家に持ち帰っていたそうです~無駄にはなりません!
 幕末にはおよそ7名の御末がいて、最年長者が多めに取り(笑)残りを6名が均等に分けて、それぞれ自分の家族や親族に……。しあわせのおすそわけ?



『月刊食生活』という雑誌の平成23年5月号から「和の国の優雅な生活」というタイトルで竹田恒泰さん(旧皇族の竹田家に生まれ、明治天皇の玄孫。前はよくテレビに出ていましたね)が連載していたという記事を読んだので、ちょっとまとめてみましたが、次の回は「天皇の「ふんどし」でした(^^;)(;^^) 


明治以前まで天皇は、一度はずした褌は、再び使われることはなかったそうです。そのため毎日新品の正絹の褌が献上されていたというのです(~O~;) 一度使われた褌は宮中の外で、洗って紋付羽織などに仕立てられ(゜д゜)京都の人々がリサイクル(?)したようです。


竹田恒泰さんのブログにもしかしたら詳しく書いてあるかも……興味のある方は検索してみて下さいませ。

《竹田恒泰の楚々たる毎日》
http://ameblo.jp/takeda-tsuneyasu/






rohengram799 at 00:05コメント(10) 
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