2021年04月07日

純陽雲便りNo.6:鬼も祝う…!?

「三月の甘納豆のうふふふふ」でおなじみ(?)のは坪内 稔典さんのブログに「鬼祝」の文字が(^o^;)

https://ameblo.jp/sakadachikaba/entry-12666259002.html


この誤変換も面白い〜!と思っていろいろ調べていたら、鬼ヶ島の鬼さんがプロポーズする場面が箱に描かれた夫婦箸を見つけました。鬼の花嫁さんは鬼嫁……いやいや、きっといい奥さん👰

https://hyozaemon.shop-pro.jp/?pid=142282269


他にも素敵なアイディアのお箸がたくさんあるので見ていただきたいのですが、プロ野球が開幕した今は「折れたバットシリーズ」が一番のオススメでしょうか〜 東京ヤクルトスワローズversionをご覧下さい。

https://hyozaemon.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=907077&csid=16



いい歳をして箸をうまく使えない私ですが、箸の文化って大切にしたいなと思いました。




実家近くのお寺の記事を見つけました。ああ、懐かしい〜! 田舎ののどかな風景をお楽しみ下さいませ。

【放光寺】
https://ameblo.jp/yoshimayou/comment-12659651061/




ではでは……美味しく楽しい水曜日をお過ごし下さい(´ー`)ノ




rohengram799 at 07:30コメント(4) 

2016年08月04日

乗雲便りNo.4:ハシはスゴい!

《野球とソフトボール、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン、空手の5種目を2020東京五輪の正式種目に採択》の記事を読みました。申し訳ないけれどサーフィンに関しては大丈夫なの?と場所や気象を考えると不安になってしまいます。


『箸折り屈みの兄弟』というたとえがあるそうです。箸は昔、一本を中央から折り曲げて使ったことから、深い縁で結ばれている二人の兄弟のことをいうようです。こんなことを書くのはウチが男ふたりの兄弟だからではなく、今日が『箸の日』だから(≧∇≦)


「箸供養」は四国別格二十霊場第十五番箸蔵寺(はしくらじ・徳島県三好市)の他、東京の日枝神社でも行われるようです。


『箸はすごい』(著者 エドワード ワン著/仙名 紀訳)という本の紹介が新聞にありました。

1 なぜ箸なのか。その起源と初期の役割
2 おかず、ごはん、 ――箸の役割変化
3 箸文化圏の形成――ベトナム、日本、朝鮮半島、そしてさらに広域に
4 箸の使い方、習慣、作法、礼儀
5 分かちがたい一対の箸――贈りもの、隠喩、象徴としての人気
6 世界の食文化に箸が橋渡し


日本人にとって最も身近な食事道具「箸」の歴史を記した英語本の翻訳版。著者は中国・上海生まれで、米国と中国で歴史を教える大学教授だそう。前半は主に中国で誕生した箸の歴史、後半は日本、朝鮮半島、ベトナムなどの食事マナーや文学作品に登場するエピソードなど。なかなか興味深いが、疑問を感じる記述もいくつかあるらしい(-_-;)


日本人が使い捨て箸を多用する理由は〈箸には使った者の精神がこもっていて、洗っても消し去ることができないと見る〉………いやいや、そんな高尚な考えはないと思うなぁ……日本人を美化しすぎですわ! 箸文化の成立はベトナムからで、日本へは小野妹子が持ち帰り、8世紀に普及……というのは以前、お箸屋さんのサイトか何かで読んだことがあります。 必ず2本使う「分かちがたい」箸は贈答品にもなりますし、やはり「箸はすごい」のでしょう(´∇`)

http://www.bk-web.jp/2016/0701/book.php



今日は「橋の日」でもありますね。 江戸時代、大阪は「江戸の八百八町」「京都の八百八寺」と並んで「浪華の八百八橋」と呼ばれていたそうです。村田英雄さんの『王将』でも♪うまれ浪花の 八百八橋~ってありますね。 実際の数は江戸の約350橋に対し、大阪には約200橋ほどだったそうです。それなのになぜ大阪が“八百八橋”なのか?


江戸の橋は、約350ある橋の半分が公儀橋と呼ばれる幕府が架けた橋です。大阪の公儀橋は「天神橋」「高麗橋」などわずかに12橋。残りの橋は、全て町人が生活や商売のために架けた「町橋」だったのです。町橋に対する幕府からの援助はなく、町人たちは自腹を切って橋を架けました。自腹を切ってでも、橋を架けた町人たちのこの勢いが「浪華の八百八橋」と呼ばれる所以なんだそうです。


今日も暑いですね。橋から川に飛び込むのは危険がいっぱいなのでやめましょう~!!





rohengram799 at 15:44コメント(10) 

2013年08月04日

入道雲便りNo.15:おやぢ乙女の橋ものがたり

今日は『はしの日』ですね。「橋」「箸」などいくつか書いた記憶がありますが「橋の語源は調べたっけ?」と思い、カチカチとしたら、「端」と同源……「端」の意味から「間(あいだ)」の意味も持ち、両岸の間(はし)に渡すもの、離れた端と端を結ぶものの意味から、この構築物も「はし」というようになったそうです。離れたところにかけ渡すものの意味では「はしご」や「きざはし」などの「はし」食べ物を挟む「箸」も同源ということです。ふむふむ、そうなんだ~いつまで記憶に定着するかしら(--;)


そういえば、中学の時の学校文集というのかな~タイトルが『きざはし』でした。昔は年寄りくさいな~と思っていましたが、この年になるとう~む、と唸りたくなるネーミング(笑)あと宝塚の上演作品で好きだった『川霧の橋』を思い出します。懐かしいなぁ…原作は山本周五郎の『柳橋物語』と『ひとでなし』。いつか読もうと思いながら『さぶ』しか読んでいない(-_-)藤沢周平さんの『橋ものがたり』も読んだことがないので、こちらもいつか…あ、橋本紡さんの『橋物語~いつかのきみへ』は読んでいます(((^^;)


「橋」について隅から隅まで、端から端まで(!?)調べることはムリでしたが(゜o゜)\(-_-)高田敏子さんの『橋』という詩(教科書で読んだ人もいるみたいですが)をはじめて知りました。


少女よ
橋のむこうに
何かあるのでしょうね

私も いくつかの橋を
渡ってきました
いつも 心をときめかし
急いで かけて渡りました


あなたがいま渡るのは
明るい青春の橋
そして あなたも
急いで渡るのでしょうか

むこう岸から聞こえる
あの呼び声にひかれて


(高田敏子著『月曜日の詩集』より)



「少女よ」という漠然とした不特定多数から「あなた」というひとりに呼びかけが変わっていますが、これは呼びかけた本人より受けとる側の気持ちの変化でもあるのかな?と思いました。向こう岸には何があるのか、呼んでいるのは誰なのか?……少女から大人の女性に自立するための橋はどんなデザインなのかしら? 薔薇模様の欄干がステキな硝子の橋なのかしら? 「こわいながらも、通りゃんせ」ですね。私は後戻りしたら硝子の橋が粉々にかるくらい重量オーバーなおやぢになってしまったので、恐る恐る橋を渡る「かつての自分」をたくさんの“ものがたり”の中で出逢い、見まもりたいと思います。




rohengram799 at 16:55コメント(4) 

2010年08月06日

第218号:究極の作法

216号『箸の日』に、漫画が見つからずに書けなかった《美味しんぼ》6巻の話をしたいと思います。
タイトルは「究極の作法」。


海外赴任から帰国し、生活にも慣れたが、娘が箸を使おうとしない。パリにいた時に同級生から「箸を使うのは野蛮で貧乏たらしい」と同級生にからかわれたのが理由らしい。欧米人の中には、箸をアジア人をからかう時のタネにする人もいるらしいですね。

奈良県の吉野の杉箸作りの様子を見学して、箸作りの手間や職人さんたちの心配りを感じとり、そのコは箸を使うようになります。お茶漬けを食べる場面があるのですが、そこで箸先がどのくらいぬれているかが問題に…。

食通のある方は、箸先が1センチくらいしかぬれていないのです。これは食通だからではなく、作法を知る人だからこそ。海原雄山は言います。

『どんなに美しい食器と箸で食べても、その食べ方が美しくなかったら何もかもぶち壊しだ』と。『料理の美、食器の美、その個々の美を統括してはじめて渾然(こんぜん)たる美が完成する。料理の美を完成させるのは食べる側の心映えなのだ、そこに作法という物の本来の意味がある……』


作法とは形状ではなく心…どんな場面にも当てはまる言葉です。私は高級料理店にも行けないし、お箸の持ち方もあぁ~('~`;)ですが、頭の片隅において置くべき言葉だろうと思いました。


皆さまも、お茶漬けを食べる時に、箸先を確認してみて下さい!!





rohengram799 at 18:14コメント(3) 
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