空のお城通信~オスカー戯言日記~

空のお城へようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることを書いています。

タグ:篠田節子

昨日と違い今日は曇り空……気温が低いのにムシムシする~やはり梅雨なんですね(;´д`)


今日は篠田節子さんの『廃院のミカエル』を読んでいます。篠田さんは国内外の美術関係の作品が多いので好きです~皆川博子さんよりアッサリした耽美系というのでしょうか? 商社現地社員の美貴は、ギリシャで口にした蜂蜜にビジネスチャンスを見出し、通訳の綾子や偶然知り合った壁画修復士の吉園とともに産地の村を目指します←今はここまで(´∇`) 途中で廃院となった修道院に迷い込み、独居室の壁に描かれた大天使ミカエルの絵を見つけたことであれこれ事件が起きるようです。廃院となったあの場所が修道院として機能していた時に何があったのか? ドキドキしますね!!


ミカエルというと川原泉さんの『笑う大天使』を思い出しますが、映画化はやめてほしかったです(~_~;)見た人とかいるのかしらん? 英語の人名マイケル(Michael)、ドイツ語のミハエル、ミヒャエル(Michael)、フランス語のミシェル(Michel)、スペイン語・ポルトガル語のミゲル(Miguel)、イタリア語のミケーレ(Michele)、フィンランド語のミカ(Mika)などは、ミカエル様に由来するそうですね。日本人でもミカちゃんていますが、ミカエル様からという人も多いのかしら? 漢字もたくさんありますしね。私の知っている人では美佳・実香・美加・碧華でしょうか?


あと菓子職人の守護聖人とされていて、フランスでは、その名をとった「サン・ミシェル」と呼ばれるケーキが生まれているとあったので調べてみましたが、お菓子屋さんの店名ばかりがヒット!
「フランスでは日持ちの良い焼き菓子のことを ガトー・ボワイヤージュ”旅行用のお菓子”と呼んでいます」ということはわかりました( ̄▽ ̄;)


さて、物語冒頭で気になった蜂蜜は《硬蜜》といいました。詳しくはコチラをどうぞ。


http://www.yakumitsu.jp/pdt/koumitsu/


サイトにもあった和名の「ナギナタコウジュ」はコチラです。


http://www.geocities.jp/mc7045/sub230.htm



蜂蜜を保管しておいたら、あれ~なんか下の方に白い物質が……ということがありますね。「古くなった」「食べられない」「本物」「偽物」など言われていますが、これは「ブドウ糖の結晶」なんだそうです。蜂蜜の中にはブドウ糖と果糖が多く含まれていて、その中のブドウ糖は季節的的な温度変化によって状態が変化します。購入した際にはサラサラだったのに、気がつくと結晶が出ているのはまさにそのためです。この場合、ボトルごと70℃未満の湯煎にかけてゆっくり溶解すると元の状態に。急いでいても熱湯はダメ! 折角のビタミンなどが熱により壊れてしまいます。結晶もそのままのど飴のようにして食べるのもいいらしいです。



蜂蜜で思い出しましたが「ミツツボアリ」っていましたね。アリとカンロ飴が合体したようなヤツ!!
検索する時にアリをカットしてしまうとエロいことになりますので、ご注意下さいまし←このおやぢの忠告がすぐに理解出来た方はおのれの頭をペチペチしましょうね( ̄0 ̄;) ちなみに私は皆川博子さんの小説でこの言葉を知りました。赤江瀑さんの作品『殺し蜜狂い蜜』も高校生には刺激的な作品でした。


「蜜」という倒錯した甘美さは「壇蜜さま」からも感じられますね。「読書は心のコスプレ」とは彼女の言葉ですが、ワタクシ、生涯コスプレーヤー宣言しますわ(≧▽≦)




人間って太陽よりも月に憧れるものなのかしら…それとも日本人の感性なのか…和歌も月を詠んだものが多いですよね。


θ(シータ)の前にワタクシは『つきのふね』(森絵都)を読んでおりました。皆さまから『カラフル』をすすめられたのに、こちらのタイトルが気になり…(笑)


中学生のさくらは親友と万引きグループの仲間に…彼女を裏切ってしまったこと、進路や将来、その他もろもろの漠然とした不安。心の拠り所だった年上の智さんも少しずつ違う世界に…。


智さんの意識がしっかりするのは海外にいる親友から絵ハガキが届いた時。境界線をいったりきたりの危うい状況をなんとかしなくては!!とさくらやまわりの人間は考え、親友・幸一さんに手紙を書きます。


彼からの返事には、自分も小学生の時「心の病」にかかり、そして智さんからの手紙に救われたとありました。親同士の付き合いでの誕生会に呼ばれた彼らはその時が初対面。
幸一さんはチェロを演奏しました。


最後に智さんが幸一さんに書いた小学二年生の時の手紙を私たちも読むことができます。そんなに親しくもなかった智さんから届いた手紙は幸一さんが「ずっとお守りにしていた」もの……その気持ちがすごくよくわかりました。最後の二行で思わず涙が…(;_;)


短い作品なので全編読んでいただきたいですが、最後のこの手紙だけでもひとつの作品のように思えるので、本屋さんで見つけたら(少し前の)幸一さんからの手紙のところとあわせてコッソリ読んで欲しいです(笑)


以下、余談というかいつもの…( ̄ー ̄)


チェロと言えば、作家の篠田節子さんも習っていますよね。『ハルモニア』という作品は堂本光一クンでドラマにもなりましたし…。「ウェルニッケ不全症候群」という言葉を理解できない病に冒された女性にチェロを教えるのですか…例によって原作にはやはりかなわないという感想でした(((^^;)


誕生日にあたたかいコメントありがとうございました。心にたくさんの栄養をいただいたので、本日もお仕事頑張っている…つもりです(笑)


ところで、季節の変わり目とか特にストレスがたまるような気がします(--;)皆さまのストレス解消法はなんでしょう?ワタクシ、最近本を買いまくることでストレスを発散している気が…なるべく中古本を購入しています(((^_^;)


今は篠田節子さんの『砂漠の船』と小池真理子さんの『闇夜の国から二人で舟を出す』を同時進行で読んでいます……と言えばカッコいいですが、あちこちに読みかけの本があるということですね。なぜか《船》《舟》つながりなのが不思議です(((・・;)


小池真理子さんのは、いろんな雑誌で書いていたエッセイをまとめたものですが、執筆過程の様子などフムフム~と、とても興味深いです。


特に『恋』!!私は昔、読書メモもどきを作っていたのですが、そこに「これぞまさに《恋》と思った」と書いた記憶があります。


本のタイトルは井上陽水さんの『闇夜の国から』のフレーズからだそうです。(この後書きを読んで買うのを決めました!!)


『海図のない旅は永遠に、死の直前まで続くのだ。船出の理由など、どうでもいい。生きている限り、とにかく二人で舟を出すのである。舟を出さなければ、闇から抜け出すことは出来ないし、希望も生まれないのである。』


船頭が多すぎて山に登っては困りますが(笑)大震災という暗闇の中、それぞれの悩みの闇の中、舟をださなくてはいけませんね。


「だって自分はひとりだもん!!」と言いたくなるかもしれませんが、案外まわりに人外のモノがたくさんいて、手助けしてくれているかもしれませんぞ!あ、トート閣下はちょっと困るかも(笑)←『エリザベート』を知らない人には何のこっちゃですね(~_~;)


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