簑虫

2010年12月14日

ひつじ雲便り334:蓑虫を無職と思う黙礼す

大学も卒業しないといけないが、「仕事がない」「就職が決まらない」が挨拶みたいになってしまう今日この頃のオタ息子の近況……はぁ。

私としてはノンキに「自分の食い扶持を稼げばいいよ」なんて思っていますが、世間一般の親はそんなこと言ってないんでしょうなぁ…すいません、ダメダメ親で(;_;)


『蓑虫を無職と思う黙礼す』(金原まさ子)

この句からは、ただあるがままに生きている、ただそこに「生きている」そんなひょうひょうとした力強さを感じます。あきらめではなくて、存在していること自体に重みがあるような……その風情に思うところがあったからこそ、蓑虫に黙礼したのではないかと…。

作者の方は1911年東京生まれ…来年100歳ですよ!!長生きしたからこその、達観さでしょうか…こんな力強さを、私も持ちたいものです(´Д`)





rohengram799 at 12:15コメント(5) 
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