籠鳥恋雲

2014年10月01日

恋雲便りNo.1:籠鳥恋雲

今日は秋風が涼しい1日でした。9月から10月になったというだけで、ずいぶん気持ちも違います。クリスマスやら年賀状やらおせちやらのチラシ等が目につくようになり、すでに年末みたいな(;´д`))

今日は前から気になっていたのに、なかなか中古本コーナーにやってこなかった『明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語』を読んでいます。朝の番組で(やっくんが司会のヤツを初めてみた!)赤羽の商店街をお散歩しているのを見たらもうガマン出来ないっ!!で新刊で購入しちゃいましたよ~( ̄▽ ̄;) 

ひとつの架空の商店街を舞台に7人の作家さんがお店を開店。「カフェ スルス」(大島真寿美)「あずかりやさん」(大山淳子)「伊藤米店」(彩瀬まる)「チンドン屋」(千早茜)「三波呉服店―2005―」(松村栄子)「キッチン田中」(吉川トリコ)「砂糖屋綿貫」(中島京子)……続編も買ったので、しばらく商店街をブラブラしまっせ(’-’*)♪


「米屋のイケメンくんの夢がさめちゃったのは残念だったね。けどさ、頭の中のいっちばんくだらない、誰にも言えない恥ずかしい空想を、馬鹿にしないで大事にした方がいいよ。それは、どんな瞬間でも、必ずキリちゃんの心を守るから」


「伊藤米店」でこんな言葉がありました。キリちゃんは子育て真っ最中で、近所付き合いもうまいパワフルなママさんなんですが、同級生が突然Uターン(この言葉も古いかなぁ)してきて、お話をするようになりちょっとばかりときめいてしまって……夢はさめてしまいましたが、ムダな気持ちではなかったんだなぁって……。「三波呉服店―2005―」では日本人なのに着物について知らなさすぎだった…と恥ずかしくなりましたわ。関東と関西では仕立てから違うんですね。
http://kimono-akinai.com/6/tyukyuu/tyukyuu3no2.html


さてさて……タイトルの『籠鳥恋雲』の読み方は「ろうちょうれんうん」(漢検二級くらいだそうです)で意味は漢字そのまま「籠の中の鳥が空を恋しがる」という意味から「捕らえられている者が自由を望むこと」のたとえです。軟禁生活を強いられているワケではないのですが、なんとなく息苦しさを感じるので、今月は「恋雲(れんうん)便り」にしてみました。「恋」が「変」にならないように、気をつけていきたいと思いますので、またよろしくお願い致します(*´∀`)ノ



rohengram799 at 21:49コメント(6) 
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