2021年06月02日

清遊雲便りNo.1:Say you , Say me

6月になりました。今日はとてもむし暑いです……これからこんな毎日が続くのでしょうか? (;´A`)


今月は旧暦の異名ではなく「世俗を離れて風流な遊びをすること。また、その遊び」を意味する「清遊」という言葉を選んでみました。こんなご時世ですので、ブログ内では粋に過ごしてみようかと(笑)

「せいゆう」というとスーパーのSEIYUが真っ先に浮かんだのですが、次に浮かんだのはライオネル・リッチーの ♪Say you , Say me でした。

https://musiclyrics.blog.jp/archives/29150078.html



皆さま、今月もどうぞよろしくお願いいたします♪(o・ω・)ノ))



rohengram799 at 15:50|PermalinkComments(6)

2019年04月12日

春愁雲便りNo.11:蜥蜴と桜隠し

「目の端に涙乾びし蜥蜴かな 」(新家月子)


海亀が涙を流しながら産卵する場面とかはよくテレビで見たりするけれど、他の生き物も涙することはあるんじゃないか、と思わせてくれる一句。それに気づく人は少ないし、気づいた時にはすでに涙は乾いてしまっている。人間も誰かが悲しんでいるその時に気づくことがなく、それを乗り越えようとしている時期になって「もしかしたら…」とその辛さを感じることがあるのかもしれない。その姿をただ見ていることしか出来ないかもしれないけれど、そういう気持ちって静かにそよ風みたいに相手に届くんじゃないかなぁ、と思うワタクシです。


爬虫類とか両生類とかのそんなのは「涙じゃなくてただの生理現象、条件反射的なもの」と言われたらそれまでだけど(まぁそれが本当なんでしょう)いろんなものに心を寄せ、いろんなことを考えて自分の体験に置き換えてしまうのが人間ではないかと。(発想の飛躍はおやぢの特権!)



♪涙にならない悲しみがあることを 知ったのは ついこの頃……


百恵ちゃんの歌声が脳内に流れてきたりして。

https://sp.uta-net.com/movie/4304/



春はおかしな人間も増えますが、粋なものにもたくさん出会えて、誰でも(妄想)詩人になれるような気がしますわ、オホホ(^^;)(;^^)




「あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)」


江戸時代の俳人・榎本基角(えのもときかく)の句。あの美しい声で鳴く時鳥が、ほかの鳥も食わない蜥蜴を食うなんて、とても信じられないことである。美人が見かけによらず気性が激しかったり、乱暴な言動をしたりする場合に用いる言葉だそうな。ふむ、美人はみんなおしとやか幻想は昔からあるワケですなぁ。しかし、こんな表現もあったのか!


♪ああ あの声で あの顔で〜


「暁に祈る」のワンフレーズを思い出した……ワタクシ、 昭和ヒト桁生まれではありませんぞ!

https://sp.uta-net.com/movie/43560/





さてさて………この前の雪に加え、テレビ番組『プレバト』の俳句コーナーで「桜隠し」という季語が注目されているようですね。


この言葉は『越後方言考』によると

旧暦3月に降る雪(説明) こヽらの人々は風流心に富んで二三月から五月迄の雪に皆こんな詩的の名をつけてゐる(分布)他に通ずるかどうか一部だけらしい。



東海地方の方言という話も聞きました。また朝日新聞 東京版( 93.4.2 夕 8面)にも

「旧暦三月の雪を指す新潟県の方言に「サクラガクシ(桜隠し)がある。旧暦四月の雪は「カエロメガクシ(蛙目隠し)」という。


とあったそうで(前にも書いた倉島厚さんの本からの引用ではないかと)積雪の多い地域限定の「地貌季語」が情報網により全国区になったのかな、と思います。

https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b263716.html



しかし、旧暦四月にまだ雪なんて……この言葉が残っているということは、そんなマヂですかヾ(゚д゚ )三( ゚д゚)ノ"? なことがあったんでしょうね。昔はたしかに雪の日が多くて四季がはっきりしていました。



地球は温暖化ではなく緩やかな氷河期に入っている、なんて話もありましたが………とりあえずは今日1日を無事に穏やかに過ごしたいものです。



皆さま「花金」ですよ〜! 楽しくお過ごし下さいませヾ(*゚ω゚)ノ





rohengram799 at 09:30|PermalinkComments(2)

2019年02月13日

令月雲便りNo.18:あかべこ 💋

『残されたる江戸』という柴田流星が書いた作品があります。一年間の江戸の暮らしぶりが描かれていて、そんな風習が(´・ω`・)? の驚きやら発見やらがあって面白いです。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000342/files/2391_18586.html


この中にも書いてあった「丑紅」。「うしべに」って「あかべこ」のことじゃないのか、と安易な発想をしてしまうおやぢではありますが、もちろん違います(;´∀`)



江戸時代、暦の上で「小寒」と「大寒」を合わせた約一ヶ月間の「寒」の時期に製造された紅を「寒紅(かんべに)」といったそうです。特に良質で発色が良く、口中の虫を殺すなどの俗信や、唇の荒れに効果があるとされていたらしい。また、寒の丑の日に売り出された紅は、「寒中丑紅」あるいは「うし紅」と呼ばれ、購入金額に応じて材質や大きさの違う牛の置物が配られたそうです。


【丑紅】

http://www.isehanhonten.co.jp/beni/event.html



青空文庫から「丑べに」の一部を抜粋しました。京女より江戸の女の粋さをアツく語っています(゚∀゚*)(*゚∀゚)


『紅というもの、若い女の唇に少しばかりものしたが、かえって愛でたく、上瞼に薄っすら刷いたも風情のあるものだ。』
 
『京の女は厚化粧、白粉を頸筋にまで用いて、べには唇にばかりではなく、目じり目がしら、引眉にもこれを加うとぞいうが、江戸ッ児は女でも瀟洒たるもの、好んで多摩川の水にみがき上げた素顔素肌を誇り、強ては白粉を用いず、ただ紅のみは下唇にチョと目立たぬくらい、それも態とらしきは吾から避けて用いぬようにしている。
 女の口紅はこうしてこそ趣も深く、なかなかに捨てがたく思わるるのを、徒にコッテリと唇いっぱいにつけて、折角の愛らしい口元を、子鬼の笑ったようにしてしまうもの多きは、寧ろ天性の麗質を損ずるもの、吾儕が生粋の江戸ッ児には憚んながらそんな女は一人もいないはずだ。』



ウシのクチビルは牛タンみたいな感触らしいです。あとスープにするのはオスの方が美味しいらしい。牛タンも食べたことがないので、クチビルはもっと食べる気がしません (;´ω`)


rohengram799 at 06:58|PermalinkComments(4)

2016年05月30日

香雲便りNo.33:ツキましては……(; ̄ー ̄A

「原付」や「げんかつぎ」は聞いたことがありますが「ゲンツケ」という言葉をはじめて知りました。


水商売でよく使われている言葉だそうですが、飲み屋さんなどで最初のお客さんがこれからもっとお客さんが来て繁盛するようにと小銭(今だと500円玉?)を置くことだそうです。お金はさみしがりやだから仲間を求めてやってくるのかしらん? お客を呼び込むサクラみたいだ……と思ったので、私はひそかに「さくらチップ」と名付けています(笑) バーなど洋風(?)な店でも最初のお客さんは小銭を出すのでしょうか? 


さてさて、昨日の新聞で「底至り」という言葉を知りました。外観はそれほどではないが,人目につかない部分に手間をかけ,ぜいたくにしてあること。 江戸時代に豪華、華美にならないようにと幕府は禁止令をだしましたが、どこかでシャレたい!という気持ちはある……殿方は羽織の表より裏地に凝るようになりました 。誰もがおおっ!と思うような物を裏地に付けたい、でも何気なくチラッ!でないと粋じゃない……学ランの裏地にハデな龍や虎の刺繍は伝統美だったのですね(≧▽≦) 呉服屋さんのブログなどにたくさんのシャレた羽織の写真が載っていいるので、ながめてニヤリ(* ̄ー ̄)なおやぢです!



底至りには根付もありますね。《たばこと塩の博物館》で「根付と提げ物」展が開催中なので(7/3まで)GWの頃から行きたい~と割引クーポンを大事に持っています。根付といいますと、高円宮妃久子さま!


久子さまは、英国での大学時代に根付に出会われたそうで、高円宮憲仁親王殿下(1954~2002)とご一緒に、国内外の作家による優れた現代根付や古根付を蒐集されてきました。久子さまは、本来持ち運ばれた根付が飾り棚や箱に収められたままではかわいそうというお気持ちから「旅する根付」として国内外の様々な場所へ連れ出して(笑)高円宮さまが生前愛用されていたカメラで撮影されていました。『旅する根付 高円宮妃現代根付コレクション』という本も出されています(*´∀`)♪



今日はゴミゼロデー(5・3・0)、雨の1日になりそうですが、心もイラナイものをはきだしてスッキリさせたいです~皆さま、どうぞよい1週間になりますように(*´∀`)ノ



《追記》

『開運の根付ぽろりと猫の目草』(沖津成子)という俳句がありました。「人の運なんて猫の目みたいコロコロ変わるものよ~ラッキーグッズがおちたからって気にしない!気にしない!」……飲み屋のおかみさんだったらこんな解釈をするのかしら?と思いました(笑)





rohengram799 at 09:28|PermalinkComments(8)

2013年07月11日

うろこ雲便りNo.30:今日も(カラ)元気だ!

「今日も元気だ、タバコがウマい(-。-)y-~」……たしかこんなフレーズがあったような? 今だと「今日も天気だ、コオリがウマい」(か「今日も猛暑だ、ビールがウマい」になるのでしょうか~私としては双葉文庫のキャッチコピーみたいに『今日も元気だ 活字がウマい!!』といきたいところです(*^^*)


コオリといいますと、開店前のサービス(?)でかき氷を出しているらしいです。分量は少ないんでしょうけど。シロップは冷蔵庫に保存しているのかと思ったら、冷蔵庫の横の箱に入れてあるとの返事…開封後は冷蔵庫に入れた方がいいんじゃないの?違うの?大丈夫なの? 最近、トイレの個室に長居する殿方が多いのはもしかしてお腹が……イヤイヤ、そんな想像をしては…でも「タダより高いものはない」という言葉を思い出しますわ(~_~;)


かき氷というと色あざやかなシロップを思い浮かべますが、砂糖水をかけただけのものを「スイ」というのだと『美味しんぼ』で山岡さんが言っていました。「砂糖水なんてホタルかカブトムシみたいだ」と思った私は「粋」ではないかしら?


「粋」という文字はイキともスイとも読み、イキの反対は野暮(ヤボ)でスイの反対は不粋(ブスイ)だそうですね。何気なく口にしていますたが、読み方が違うということは意味も多少違うはず(°°)……ということでカチカチしてみたのですが、こちらのブログが一番わかりやすいと思ったので、お読み下さい←人まかせ!!(笑)


http://www.morion.co.jp/nakamura/2006/08/post_41.html


お話は変わりますが、この前風野真知雄さんの大江戸落語百景シリーズ②の『痩せ神さま』を読みました。この痩せ神さまは貧乏神で拝めば拝むほど貧乏になり食べるものがなくなりげっそり痩せるという…( ̄▽ ̄;) 他の話もおもしろかったです。読みながら、自然とリズムが噺家さんになり(もちろん脳内ですよ!!)高座にあがり、扇子や手拭いを使い、声色と口調を変え、身振り手振りで聴衆を沸かせているワタクシの姿が←(゜o゜)\(-_-)


今日もアツいですが、とぼけた顔して…でなく涼しい顔してババンバァ~ン♪と粋に過ごしたいです(^^)/




rohengram799 at 11:55|PermalinkComments(9)
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