紅葉

2018年10月27日

稲熟雲便りNo.29:鹿と狼

紅葉と露天風呂が絵になる季節でございますなぁ・・・「鹿狼の湯」という名前をきいて「過労の家老が鹿狼の湯」に浸かって、ふぅ~!な姿を想像してしまいました。

https://yammydishes.hateblo.jp/entry/karonoyu



この鹿狼という名前ですが、手長首長という大男(神様とも)が住んでいて、彼は鹿と狼を連れていたという伝説があるそうです。大男は毎日、鹿狼山に腰を下ろしては、海から貝をとって食べていた。スゴい長さの手だ(笑) その貝殻が積もり積もって出来たのが、新地付近の貝塚だといわれているとか。



鹿狼山登山

http://ayapeanuts-blog.com/mountain/satoyama/karousan20171231




温泉というと高橋克彦さんの『非写真』という短編集の「さるの湯」を思い出します。シャッターを切ると震災犠牲者の霊が写るようになったカメラマンが、死者が入るといわれる温泉に行き、そこで体験したことは・・・ホラーテイストでしたが、私は好きな作品でした。夜中に読むのはオススメしませんが(^^;)



rohengram799 at 22:13|PermalinkComments(0)

2017年11月10日

霜見雲便りNo.9:山眠る

立冬も過ぎました。公園の木々も黄葉・紅葉、足元には落ち葉がカサカサ、お肌はカサカサ、ノドはイガイガの季節になりました。



タイトルにした「山眠る」は冬の季語です。セクシーな壇蜜さまのブログに

・・・木の上の雪が「ドササササーー!!」と落ちる音はあんなに賑やかで大きいのに…。あれは眠った山の「寝言」かもしれません。たまに人間でもいますよね。寝言がハッキリシッカリしずぎている人。
…あれ、私かな。・・・


とあって、こういう発想って楽しい~!と思いました。考えたことがなかったので。



季語を調べるには歳時記が便利ですが、今はスマホですぐ検索出来ますよね。この前、広辞苑の話をチラリと書きましたが、国語辞典とか私はどこにやってしまったかしら?と、吉川英治さんの『辞典のすすめ』を読んで思いました。青空文庫で読めますが、とても短いので転載しますね。



 とかく、現代人はまだ、辞書辞典などを、ほんとに、自分の頭脳にしきっていない。そのくせ、現今ほど、辞典の良書が、ぼくらの書架に、その選択の自由を豊かにされている時代もないのだが、なお遅れているのは、よくその辞典を使い生かす、こちらの頭の方にあるとおもう。
 ひとつの理由は、その習慣づけが足りないのである。すぐ辞典を引く、またすぐ、辞書に問うてみるという日常の習性が日本人にはいたってすくない。ばかなはなしである。自分の書架に、ちゃんと、いつでも何でも訊いてくれといわんばかりに輝かがやいている良師良友の辞典を措き忘れて、わからぬ事を、わからぬままに、よそへ向って、うろうろしている愚を、よく自分に見出すことがありはしないか。いやひとごとではない。私たちのような書斎人といわれる者すら、ままそんな非文化的な徒労をやって、あとから辞典に見いだして、ひと知れずよく苦笑する。自嘲をおぼえる。
 一冊の良い辞典を備えれば、数十冊のいや数百冊の雑書も不要になるかとさえ思われる。それほど辞典のエキスは濃密なのだ。私などは独学をやってきたので、ひと頃の青年期には、良い辞書も少なかったし、また容易に買えなかった。そこでたまたま、古本の辞典でも手に入れると、辞典の初めの、ア行やイ行から、辞典を読んでしまったりしたものだった。――今は良い辞典がありすぎるのか。学生諸子のそれの引用度を見ていると、いかにも、せっかくな恩恵を充分に生かしていない。もったいない。惜しまれる。辞典は自己の脳細胞そのものの一部であることを、うっかりしている。この大切な鍵を持ち忘れていたんでは、自分の天分の扉ドアを開くこともむりである。
(昭和三十五年)




ブログを書きはじめた頃は、国語辞典やら漢和辞典など手元においていたのに、今はどこにあるのかわからない~! 辞典・事典・辞書などのビミョーな違いについてはコチラをどうぞ。こういう時はやっぱりネットって便利と思います(笑)



http://www.ohtabooks.com/qjkettle/news/2015/02/16101614.html





辞典→自転→空回りと連想が広がり、まだまだ四畳半フォークの匂いがかすかにあった長渕剛さんの『順子』や『巡恋歌』が浮かんできましたわ。順子を真子に置き換えて歌ったこともありましたっけ。(そういえば、眞子さまの正式婚約発表はいつになるんでしょう?) 石野真子ちゃんとの結婚も志保美悦子さんとの再婚もビックリだったなぁ( ´~`)




昨日、新語・流行語大賞の候補の言葉が発表されましたが、そんな言葉聞いたことがない、というのもあり「ちーがーうーだーろー(`Δ´)」な気分になりました(笑)

rohengram799 at 14:33|PermalinkComments(4)

2017年05月03日

起雲便りNo.3:月明かりに

弘兼憲史さんのマンガ『ハロー張りネズミ』がドラマ化されるらしい~今までもあったのだろーか? 私はマンガしか知らないけれど、がなり前の作品のはず。なんで今頃?と思うのだけれど、知らない世代には新鮮なのかしら? しかしやたらとマンガの実写化が多くてウンザリしてきます~映像技術の進化やイケメン・美少女が増えたからなのか?



今月のお便りのタイトルを決めるのに、5月の異称を検索していたら『賤男染月』というのが出てきまた。読み方は「しずおそめづき」。旧暦5月の異称。旧暦5月とは、今日でいうところの6月4日頃から7月2日頃までをさすそうです。しかし・・・意味がわかりません。賤はいやしいとか人を見下す意味ですよね?


梅雨時のジメジメした感じを賤男とたとえたのか、それとも梅雨時は男をナメクジみたいな雰囲気に変えるのか? また全然違う意味なのか、調べたけれど語源がわかりませんでした。



染月には「濃染月」「木染月」(こぞめづき)とか「紅染月」(こうそめづき)とか、は陰暦8月の異名で木々が美しく染まっていく、紅葉していく様を表したものとかあるんですけどねぇ。




GW・渋滞ですとかテレビはにぎやかですが、働いている人間には仕事帰りのお月さまが癒しになりますわ~では、本日も行ってきます!





rohengram799 at 11:39|PermalinkComments(8)TrackBack(0)

2016年09月13日

秋雲便りNo.11:おんぶおばけ

本屋さんに行くと来年の手帳やカレンダーが、スーパーではハロウィンパッケージのお菓子がいっぱい! 七五三やクリスマスを意識してなのかケーキやオードブルのチラシもあり……喪中ハガキ印刷のアナウンスまで流れています。靴屋さんにはブーツが並び、新聞にはおせちの予約の記事が……早い、早い~季節を先取りしすぎでしょ~!


そう思いながらも旅行のチラシや雑誌で「紅葉」の文字が目に入ると、なんだかソワソワしてしまいます( ̄▽ ̄;) 新聞で『うるはしき大根足や旅に出ん』(高橋順子)という句を読んだからでしょうか~どこかにうるわしくはないけれど、たくましすぎる大根足を運ばなくては!という気持ちになってきました。雨の降る日が多くなりましたが、まずは近くを散歩して木々や草花の変化を楽しむことにしたいと思います。



こちらは豪雨災害など今のところありませんが、昨日はニュースで台風10号の豪雨被害を受けた岩手県岩泉町を視察に訪れた務台俊介・内閣府政務官兼復興政務官の呆れた姿を見てしまいました。「政府職員におんぶされて、被災現場の水たまりを渡った男」として注目されていますね。自分よりヒョロい、気の弱そうなお兄さんに耳打ちし、その程度ですか……という水の流れをおんぶされて渡るオヤジのあの姿……(゜д゜) ア然としました。どんだけ自分をエライ!と勘違いしているのか…………「こんなとこ映すなよ」とか言っていましたが、みっともないという自覚はあったんでしょうか? 「映すに決まってんじゃん!」とツッコミましたよ。 ヘルメットに長靴、タオルに軍手とか災害時の視察には必需品では? おろしたての作業服に革靴なんて、パンツに靴下みたいなマヌケさですよ。お付きもいたでしょうに、誰も何も言わなかったのかとまたまた情けない……本当に視察はポーズだけなんだと情けなくなりました。



小学校の頃でしたか、8時くらいに『おんぶおばけ』というアニメがやっていました。いつも途中で家を出なくてはいけなかったのですが「おじー」「おんぶー」と言っておじいさんの背中に飛びつく姿がかわいかった記憶が……最終回が見られなかったので、YouTubeで検索しましたが「視聴出来ません」と無情のメッセージが……。今見ると鉄腕アトムの裸バージョンみたいなスタイルで昭和すぎるんですけど、日本昔話みたいで朝の和みのひとときでした。



おばけより政治家の方がはるかにオソロシイ存在です。まだ避難している方もいらっしゃいます。早く復旧作業が進みますように。





rohengram799 at 18:56|PermalinkComments(8)

2013年11月26日

わた雲便りNo.26:季節の中で~晩秋

五輪真弓さんの♪恋人よを歌いたくなるような季節になってきましたね~昨晩の荒れた天気といったら…!仕事でなくてよかったですわ~皆さまは大丈夫でしたか?


『行く秋のぽきと鳴りたる膝がしら』(岡本多満喜)


ワタクシもポキポキしながら買い物に行くのですが(^^;)))途中の園にあるたくさんの銀杏が見事な黄金色になっていました(*^^*)昨日の風でかなり葉っぱが減ってしまいましたが、『おちば』というステキな詩をみつけたので、ご紹介を…三越左千夫さんの作品です。


おちばを ことりにして
そらへ  とばしたのは
いたずら きたかぜ
おちばを ふとんにして
はるまで ねるのは
やまの  どんぐり
おちばを さらにして
ままごと したのは
ふたりの いもうと
おちばを しおりにして
ぼくは  ほんの あいだに
あきを  しまいます


これからの年月が『黄金の日々』ならよいのですが…《濡れ落ち葉》という言葉がゴロゴロしているダンナを見ていると浮かんできてしまい、思わず拳を握りしめてしまうワタクシ…ああ、イケナイ・イケナイ!これって、妻が出かけようとすると定年退職したダンナが「わしもついて行く」と言ってどこにでもついてくる…「まるで払っても払ってもなかなか落ちない濡れた落ち葉みたいだわぁ( ̄~ ̄;)」的な発言をある主婦がしたのを評論家の樋口恵子が聞いて、それを紹介したら広がったんだそうですね。言葉の流行は女性からなのかしら?


韓国の大統領は日本に対して批判的なキタナイ言葉を使っているようですが……あなた方にはこの感性がないのですね、と哀れに思いました。
 


『ことば』  川崎 洋


山という字を描いてみせ
川という字を描いてみせ
山という字は山そのものから
川という字は川そのものから
生まれたのですよ
と説明すると
横文字の国の人々は感動する
このあいだ 岡山で
〈ひぐらし〉を
〈ひぐれおしみ〉と呼ぶ人々がいる
と知って胸が鳴った
人を打つことばが日本のことばの中にある
そのことば
日本語の国に住む私は感動する




寒さにではなく感動にふるえる1日になりますように~(*^o^)/\(^-^*)





rohengram799 at 11:08|PermalinkComments(10)
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