終活

2018年09月17日

菊咲雲便りNo.10:好きにさせてよ

樹木希林さんの訃報、やっぱりショックですね。なんかずーっとあのまま、それこそ妖怪みたいに永遠に生き続ける方なのではないかと思っていました。


2年前の1月、新聞に載っていた宝島社の広告を思い出した方もたくさんいるのでは・・・私も当時書いた記事を読み返しました。(祥雲便りNo.3:最後の欲
2016/01/05 )

http://tkj.jp/company/ad/2016/



樹木さんの終活、「最後の欲」は叶えられたでしょうか? 合掌。





「死ぬときぐらい好きにさせてよ」

人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかりが進化して
なんとまぁ死ににくい時代になったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、
身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが、私の最後の欲なのです。


rohengram799 at 08:00|この記事のURLComments(4)

2017年07月04日

蘭月雲便りNo.3:愛と死をみつめて

♪ まこ・・・ 甘えてばかりで ごめんネ みこは とっても倖わせなの


タイトルからこの歌を思い出した方もいるかしら・・・と思いつつ、今日の新聞に私のブログでは結構お馴染みの瀬々倉卓治さんが選んだ川柳を読んだので。「愛別離苦」という言葉が浮かんできます。


「愛と死を等価交換 雨十景」(大網白里市 滝沢ゆき子さん)




人生案内の相談内容も、生と死について考えてしまいました。自分は医学科に進学したかったのに塾に通わせてもらえなかった、実力不足もあるかもしれないが、塾にいくことができたら違っていたかも・・・特に将来の希望もないし、成績も悪くはない高校生の妹は夏期講習に通うというわせてもらっていてうらやましい、というような10代の女子大学生の悩みでした。回答は哲学者の鷲田清一さん。


「あなたは医師になりたかったのに、その道に進めなかった。でも医師は人のいのちを預かる仕事。どんないのちも選別せずに、いのちあるかぎり尊びつつあたる仕事です。このいのちとあのいのちのどちらが大事かと比較するなど、あってはならないことです。」そして「妹のようにきちんとした塾に通えていたら、自分も医師になれていたのに・・・・・・と妹を羨むより、自分はほんとうに医師をめざす心構えができていたのかどうか、胸に手を当てて自分に質(ただ)すことを先にしてください。」と締めくくりました。




同じく今日の新聞にコミックエッセイの広告があったのですが、『親が終活でしくじりまして』・・・なんだよ、このタイトル!って思いました。「終活」に「しくじり先生」と流行りになった言葉をつなげたのかもしれませんが、なんとも不快になるタイトルです。そもそも終活ってどうしても子どものためにしなくてはいけないものなのか?




台風の影響・被害はなかったでしょうか? どうぞお気をつけ下さいませ。



rohengram799 at 23:06|この記事のURLComments(4)

2015年07月22日

星雲便りNo.16:終活ファッションショー

タイトルが気になり買ってしまった『終活ファッションショー』……作者の安田依央さんは司法書士。お仕事小説でもあるのかな? 文庫化(集英社文庫)にあたり大幅な加筆をしたそうです。


30歳になる市絵は司法書士、広くて取り壊し直前のために格安の事務所兼住居を街の不動産屋を通して紹介してもらいます。この不動産屋のオヤジもまたクセモノというか…。そこに父が再婚して出来た、異母弟の基大(もとひろ)が同居人としてやってきた~かなり年は離れていますが、彼は奇抜なデザインでそこそこに有名らしい服飾デザイナー。街の司法書士として開業したのはいいけれど、なかなかお客がは来ない……そこで通りすがりの老人の相談を受け付けることにし、毎週木曜日には事務所前に机を出して誰でも何でも相談にのることに(; ̄ー ̄A


市絵の所に死後の相談に来た瀬戸トワさんは天涯孤独……ところが相談途中で亡くなってしまいます。その後、市絵を訪ねてくる人達で終活ファッションショーを開く事に。ファッションショーでは自分が最期に着せてもらいたい、着たい洋服を着て、5枚の写真とともに大切な人たちにメッセージを伝えることにしました。


終活シミュレーションでは、現在と数年後を比較し、希望する葬儀の形や自分が死んだあとに残る人、葬儀に呼びたい人、心配事をまとめておきます。そして、自分と大切な人、家族が現在何歳で、今後10年、20年、30年経過すると何歳になり、どうなっているだろう、ということも考えておく……いざやってみるとなかなか大変( ̄~ ̄;)


参加者は年齢も趣味もばらばらなメンバー。義母の葬儀の希望を叶えられなかったことを悔やむ嫁、バブリーなご婦人、熟年離婚寸前のエリート夫婦、元警察官のオカマバーのママ、ホスピス療養中の若い母親など。


「終活は死ぬためのものじゃなく、生き切るためにするもの」……単純に面白そう!で読み始めましたが
、ショー開催までのドタバタやひとりひとりの人生模様にいろんなことを考えました。途中に外国特派員コラムが入って、何でも取り入れて自分たちの文化にしちゃう!!日本人特有(?)の性質についてとか……異国の方から見た日本がわかりやすく解説されていた気がしました。あと解説がよかったので、読むなら文庫をオススメします!


このショーは2010年に実際に行われたようです。

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/661362/553362




九州や四国では大雨とか……豪雨に猛暑、皆さまどうぞお気をつけ下さい。申し訳ありませんが、前の記事からまたお返事は遅くなりますm(__)m





rohengram799 at 07:19|この記事のURLComments(8)

2013年01月22日

くじら雲便りNo.22:雨奇晴好

今日は雪にならず雨でした。良かった~!!しかし、寒さもインフルエンザもこれからが本番!気をつけないといけないですね。


さてタイトルの『雨奇晴好』(うきせいこう)「奇」という文字が「ん?」な印象ですが、普通とは違ってすぐれているという意味だそうです。奇人もある意味、すぐれていますもんね(((^_^;)


「曇りで雨か晴天でも雨天でもすばらしい景色のこと。自然の眺めが晴天には美しく、一方、雨が降ったら降ったですばらしい。」……毎日の生活も気持ちが晴れ晴れとしたことばかりではなく、ジメジメどんよりの梅雨真っ只中にいるような時期もありますよね。それでも見方を変えればよいこともある、そんな禅語らしいです。


釣糸をたらして釣れなくてイライラしていた時間も過ぎ、まぁいいか~とのんびりしていたらウキに変化があり…大物GETだせ!!(^-^)vで勝手に「ウキ成功」の物語を作りたくなってしまう私、禅の世界からは大きく遠ざかっているような…(-_-;)第一、釣果にウキとか関係ないし…疑似餌じゃないし…!!


新聞に母上の急死に対して「悲しみを忘却するのではなく、前向きに再生したい」生きる気力をあたえてくれる本を探しています…という記事がありました。回答者は談志師匠のお弟子さんの談四楼さんでした。「手始めに、母上の思い出を誰かに聞いてもらうのはいかがでしょう。ウソはいけませんが、誇張や省略はありです。お間抜けエピソードなどがあると更に結構。」だそうでf(^_^;


「私がいなくなったら、ダンナや子どもたちは私をどんな人間だったと語るのかしらん?」と考えてアタマを抱えてしまいましたわ~きっと「いつもケータイをいじっていた」とか「台所でお菓子を食べていた」とか「テレテレ歩いていた」とかなんだろうなぁ…「家庭的」とか絶対に出てこないと断言できる!!


最近は「今自分が倒れてしまったらどうしよう」「後始末をどうしよう」と“終活準備中”みたいになっていますが、慌てないためには大事ですよね…特にヒミツ(と言えば聞こえはいいですが、隠し事)の多い私は入念にやらないと( ̄▽ ̄;)


「笑って送る」という主義の落語家が書いた本が何らかのヒントになれば幸いです。……と書いておられました。笑える思い出をたくさん遺していけるようにガンバろ~っと!!で「晴好雨奇」にもどる!!←いろんな意味で何かが違う('~`;)



rohengram799 at 23:35|この記事のURLComments(9)
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