縁切寺

2014年09月21日

白雲便りNo.17:縁切榎

今日は『大江戸「町」物語』シリーズの《月》を読んでいます。4人の作家さんの競作、2作品読み終えましたが、時代小説ならではのおもしろさ、素晴らしさに「予は満足じゃ(^◇^)」な日曜日です。「よ」の字は「余」でも「予」でもいいらしいので後者にしました。


これから読むのは板橋の『縁切榎』の話です。鎌倉の縁切寺はさだまさしさんの歌で知っていますが、縁切りできる植物は知らない……!! 縁切りに非常に強い力を持ち、和宮さまが下向した際には「縁起が悪い」と迂回したという史料があるほどだそうです。


江戸時代には縁切榎の樹皮を削ぎ、相手に煎じて飲ませるということをしていたようです。自分でやってしまうとまわりに別れたいことが悟られてしまうので、茶店の店員や、近場の子どもに頼みんで皮を剥いででもらい、密かに入手していたと言われているそうな……なんとも涙ぐましいというか、女性の立場の弱さを感じますね。「お酒に混ぜて飲ませれば、相手は下戸になる」という文献も残っていて、人間関係だけではなく「モノ」や「悪習」などとの縁切りにも効果があったのかも。


《縁切榎》

http://www13.plala.or.jp/t-ikoma/page026.html


《榎》

http://koto-green.main.jp/plant_celtis-sinensis.html



「えんきりえのき」と打ち込みながら「エリンギ・エノキ」と脳内変換しそうになってしまいました……ちなみにどちらもあんまり好きじゃないキノコです。シイタケとシメジが好きです!!


良いご縁のある方たちとキノコいっぱいの鍋を食べたい気分になったところで、今日は失礼致します(・ω・)ノ





rohengram799 at 17:48|PermalinkComments(12)

2014年06月08日

慶雲便りNo.8:自我作古

近くの中学校周辺の紫陽花が咲き始めました。紫陽花も品種が多いですが「ピーコ姫」というのがあるんですね。あの「おすぎとピーコ」を知らなければ、カワイイ名前!と純粋に喜べたかも知れません(~_~;)


井上ひさしさんの『東慶寺 花だより』を読みはじめました。季節の花と女性の名前でひとつの物語になっていて(例外もありますが)キリよく読めそうな連作時代小説です。私の名前もあるかしらん?と思いましたが残念~「おゆう」とかはよくあるのになぁ。鎌倉にお出掛けしたいですわ。


《東慶寺》

http://www.kamakura-burabura.com/meisyokitakamakuratoukeiji.htm


《東慶寺 花だより》

http://tokeiji87.exblog.jp/



さてさて、私が「カッパ黄桜」と思った「アダムとイブ」の絵ほかの展示にかわり、今度は書のサークル作品が駅構内に。読めない文字が多いのでちゃんと近くで見てきました(笑)


『知音』は知っているぞ~ブログに書いたし!(「心の底までわかりあった友」「親友」。 春秋時代、琴の名人の拍牙(はくが)のひく音を、友人の鍾子期(しょうしき)がよく理解して、その音色からその心を読み取りました。鍾子期が亡くなると拍牙は琴の弦を切って、深くその死を嘆いたという故事からうまれた言葉)と思って隣を見ると『自我作古』とある……聞いたことも見たこともないコレはナニかしら(´・ω・`)?


『我より古(いにしえ)を作(な)す』……中国の『宋史』に見られる用語だそうで「前例にとらわれず、常識、手本になることを自分で作り出す」「過去に成功事例がなければ、過去にやった人がいなければ、自分が歴史を作ればいいじゃないか」というような、自分を叱咤激励するような意味らしいです。福沢諭吉先生が好んで使われたとか? 慶応ボーイに知り合いもいないし、お札の諭吉くんとも疎遠なワタクシ、言葉だけでもお近づきになれてラッキー!と思うことにしました( ̄▽ ̄;) 読み方は「じがさっこ」です。


例によって、間違えて「自我古作」(じがこさく)と記憶して、電車の中で「温故知新」みたいに古いものから知識を得て新しい己を作り出せo(`^´*)という意味なのかなぁ?などと考えていました。こんなオツムでは家庭内経済の改革・改新は出来ませんね(´;ω;`)


消費税アップによる苦しさがいや増すこの頃でありますが、どうぞ皆さまも新しい1週間を楽しくお過ごし下さいませ(´∇`)




rohengram799 at 19:25|PermalinkComments(8)TrackBack(0)

2012年02月22日

第700号:ぶっ「飛梅」伝説('~`;)

『東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ』


901年(昌泰4)時の右大臣であった菅原道真は、突如大宰権帥に左遷されることに(/_;)/~~いよいよ故郷である都を離れる日、幼い頃より親しんできた紅梅殿の梅に“東風吹かば…”と詠いかけました。道真(あるじ)を慕った梅は、道真が太宰府に着くと一夜のうちに大宰府の道真の元へ飛んで来たといわれています…ええ話や(ToT)


昨晩、ダンナさんがさだまさしさんのカセットテープ(爆)を聞いておりました。「おお、声が若いわ~♪」など懐かしくワタクシも拝聴しておりました。しかし…ツッコミを入れずにいられないおやぢなワタクシ、ついついこんなことを……!


君は神籤を引いて
大吉が出る迄と
も一度引き直したね…

なんでそんなことを……一体何回引いたのか気になるじゃないか!


裏庭を抜けて
お石の茶屋へ寄って
君がひとつ
僕が半分
梅ヶ枝餅を喰べた…

彼氏は半分なのにお前はまるまる一個食べたんかい!


しかし、この後の歌詞

来年も二人で来れるといいのにねと
僕の声に君は 答えられなかった

という部分を読み「話したくなくて無言で食べたのかしら?」と思いなおしたワタクシ…ですが、ダンナさんが想像した梅ヶ枝餅でシリアスシーンがお笑いになりました。ダンナさんの考えていた梅ヶ枝餅は「いちご大福みたいで、中に梅の実が丸々一個入ったもの」だったらしい (´д`)


あなたがもしも遠くへ行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと云った
忘れたのかい 飛梅


曲名にもなっている重要部分のエピソードも知らず「なんだろ、飛梅って?ってずっと思ってた~お母さんの説明をきいて目からウロコだよ!!」といたくカンゲキしておりました……イヤ、一度聞いたら疑問に思わないか?思わないまま30年近く…スゴいな(-_-)


東風(ひがしかぜ)吹けば 東風(こち)吹かば 君は

↑ 読み方を変えている部分についても「なんでだろうね?」……まぁそのまま素直に考えたら「道真の歌を目にした時や、東からの風が吹いた時に自分のことを少しでも思い出してくれるだろうか」という男サイドの未練タラタラ(!?)な気持ちなんでしょう。


が!! ワタクシ的には「道真をおっかけてきた梅の樹」と「彼氏についていかない(別れるつもりの)彼女」を対照的に扱い、彼女の過去と現在の気持ちの変化を現しているんじゃないのかと。そしてある意味「心変わりを恨んでいる」ようにも受け取れる(~_~) 「過去と今が交錯してるんだよ」なんて話をしたら「ほお!!」と感心されましたが、嬉しくはない。アナタは歌にドラマを見出さない(出せない?)タイプだったよねと再確認しました(-.-)


しかし『縁切寺』といい~さださんの歌にはけっこう身勝手勝手な女が多いですな(>_<)


rohengram799 at 11:23|PermalinkComments(12)

2011年09月16日

第575号:へっぷりよめさま、縁切寺へ(@_@)

♪今日鎌倉へ行って来ました 二人で初めて歩いた町へ…


昨日の記事は『最愛』だったのに1日で『縁切寺』~「女心と秋の空」的な展開になってしまった!!…そんなつもりはないのですが(((・・;)


群馬県の満徳寺(まんとくじ)ってご存知ですか?
江戸幕府公認の縁切寺と雑誌に書いてありました(笑)


時宗の尼寺だった徳川満徳寺は、鎌倉の東慶寺と並んで縁切寺として名前が著名。男女差別が厳しかった当時にあって、不法な夫(男性)から妻(女性)を救済するという縁切りの特権が認められた避難所的な場所。今は《縁切り・縁結び厠》なるものがあり、白黒ハッキリしましょうか!?みたいな白い便器と黒い便器が並んでいるそうです…もちろん和式(^.^)


おまじないでも、トイレットペーパーに愚痴や不平不満、文句をタラタラに書いて、粗塩をひとつまみ~そしてトイレに流してスッキリ!!(略式)なのがありますが、要らない縁を断ち切るひとつの行事みたいなものでしょうか? 詳しくはこちらのサイトをご覧下さいまし。白黒の便器がまぶしい(≧∇≦)!!


http://www8.wind.ne.jp/mantokuji/kawaya/kawaya.html



トイレつながりというわけではありませんが(笑)昔話に『へっぷりよめさま』というのがあるんですね。


働き者の娘さん、嫁入りが決まりました~メデタイ♪しかし、母親から「おなら禁止令」を出されていたのでガマンガマン~(>_<) 耐えているうちにだんだん顔色も悪くなり…心配した姑さまにおならの話をしたら「いいよ、気にしないでどうぞ」と言ってくれました……がっ!!よめさまのおならの威力は…とんでもなかったという(;゜∀゜)


西洋でも「おなら」系の童話とかあるのか、また気になるところです!





rohengram799 at 06:50|PermalinkComments(12)
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