羽つき

2023年01月16日

芳春雲便りNo.11:黒い頭

寒中お見舞い申しあげます🐥

女正月も過ぎました。今さらですが、お正月らしい話はないかと探していて夢野久作の『黒い頭』を読んだのでそのお話を。いきなりナゾの羽つき歌?から始まります。


 ヒイラ、フウラ、ミイラよ
 ミイラのおべべが赤と青
 そうしておかおが真黒け
 四つよく似たムクロージ
 五ついつまでねんねして
 六つむかしの夢を見て
 何千万何億年
 やっとこさあと眼がさめて
 九つことしはおめでとう
 とんだりはねたり躍ったり
 とうとう一貫借りました。


友達と楽しく羽つきをしてい花子さん。いつの間にか羽子板のうらの美しいお姉さんの顔の頬がハネのムクロジ(タマの部分)に当ってへこんでいるのを見つけてしまい……それを木乃伊がなおしてくれるという、なんだそりゃ?!な短い話です😅 羽つき歌って検索したらいくつかあったんですが、知らないものばかりでした。

羽子板というと、私も小学生の時にお気に入りのものがあったのですが、ある日真っ二つに(゚д゚)! 違う羽子板を買ってもらいましたが、やっぱり前のおねーさんの方がよかったように思えて遊ばなくなってしまいました。お高いものではなく(割れるくらいだし〜)イラストもいかにも昭和!だったんですけど。もしかしたら前のおねーさんに申し訳なくて、新しいおねーさんに馴染めなかったのかなぁ、なんて思いました。

【黒い頭 朗読】
https://youtu.be/YxojoJFsy-o


白髪がまた目立ってきたので、今回は早めに染めたのですがダンナさんから「そんな黒い頭はおかーさんじゃない! 白くないと!」とにかく言われました……白髪頭を見慣れ過ぎたようです……まぁ、すぐまた元にもどる気がしますけど🥸🥸🥸


雨の月曜日になりました。皆さま、あたたかくしてお過ごし下さいませ。どうぞご自愛ください。




rohengram799 at 09:00コメント(4) 
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