腕貫探偵

2013年07月24日

入道雲便りNo.6:「おやぢ」の木曜日

♪読みながら~サケ茶漬け~エンヤを聞きながら~愛してるこれからも
わかるよ なァサケよ~
わかるよ ナサケよ~


はぁ…お酒に楽しさを見いだせないワタクシは吉幾三さんの名曲「酒よ」を脳内BGMにしての昼下がりであります。今日は例の件で業者さんがやってきてくれて、お湯を使えるようにと作業中~まだまだ時間がかかりそうでヒキコモリンになっていますの…ムシムシ暑いので、いつにもましておやぢ脳になっています('~`;)


何かするのも落ち着かないので、表面上は大人しく読書タイムであります。午前中には『腕貫探偵』を読みました。一部の方には「役場のおじさんがしているアレ」で通じる(笑)腕カバーですね。今はカラフルなのもあるみたいですが、やはり車でしょう!!この腕貫をはめた地味な役人は櫃洗市市民サーヴィス課臨時出張所一般苦情係の窓口担当。サー「ビ」スでなくサー「ヴ」ィスというところに何かこだわりがあるのか?と思ってしまいますが……ないようです(--;)しかもこの出張所は大学構内や病院の待合室、警察署内など、なんでこんな所に?と神出鬼没。彼自身、マネキン人形のように無表情で丸いフレームの銀縁メガネ、白いシャツに黒っぽいネクタイに、無造作に切り揃えられた脂っけのない髪という、いかにも……な容姿。でもでも!その無表情さゆえに相談者はプライベートをさらけ出してしまうのです(^.^)


ちょっとした出来事だとしても、自分一人でモンモンと考えていてはなかなか解決しないことってありますよね。誰かに相談したいけれど、顔をあわせてとなると…「えっ、それで、それで!?」みたいな興味津々な態度をとられてもイヤだし、悲壮感たっぷりにうなづかれるのも「そこまでは…」みたいになって、会話を打ちきりたくなるパターンもあるので、話を静かにきいてくれて的確なヒントをくれる彼は「デキル男」……だと思います(((^^;)


彼の裏の顔が「デビル」だったら、相談者の個人情報を利用したり、インチキ占い師みたいに不安を煽ってお金をまきあげたりするんでしょうが、職務というより自分なりのルールに忠実って感じがします。


お酒の話に戻りますが、作家の岩井志麻子さん、酒豪ですよね。ビールは酒ではなく、清涼飲料水に区分されているという…スゴい方です。普段はウィスキー等を飲む時の水代わりにビールを飲むと決めているそうです。「ストレート・ノー・チェイサー」なんて言葉の上の上をいっている( ̄▽ ̄;)


体型と思考は限りなく「ダメおやぢ」なのに、嗜好はおやぢになかなか近づけない(-.-)次はかわいらしく(?)真保裕一さんの『デパートへ行こう!』を読みたいと思います。エンヤのCDはないので、同じアイルランドの歌姫メアリー・ブラックを聞きながら。そして、鮭茶漬けはあまり好きでないので、おせんべいを食べます←オヤツはいらないような(笑)




rohengram799 at 15:50コメント(6) 
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