『ハーモニィclassic 世界のガールズ文学コレクション』という漫画雑誌がありました。「自負と偏見」「青い城」「嵐が丘」の三作品を漫画化したもの。どれも読んだことがないので、興味はあったのだけれど、絵柄が気に入らなくて・・・小説の棚に行き、モンゴメリの「青い城」が一番薄くて読みやすそうに思えたのて買ってきました。訳した方が同郷の人でちょっと縁を感じて嬉しかったりして(*´ω`*)


私「赤毛のアン」も読んだことがないのです。小学5年生くらいの時に、同級生のおねーさんが読書家で貸してくれたのですが、ごめんなさい、読んだことがないのでふりして返しました・・・! 一度ちゃんと読まなくては、と思っている作品のひとつですわ。




『花過ぎや北極熊が空仰ぐ』(阿部青女)



「花過ぎ」とはそのまんま、花の盛りが過ぎたこと。春の季語です。ただ「花」というと俳句では「桜」を指すようです。昔の花見は梅だった説からすると、この花も梅じゃないかという話もあるようですが、花は桜木でありましょう! はらはら舞いおちる花びらと青空を不思議そうに眺めている、北極熊を想像するとメルヘンです~!



「花過ぎ」で検索していたら『花過ぎ 井上靖覚え書』(白神喜美子/紅書房・絶版)という文字が。なんと!井上靖の元愛人による暴露本というじゃあありませんか~! Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!


白神喜美子は16年(昭和20年から36年)まで愛人だったらしい。井上靖は38歳のとき白神喜美子を愛人として、54歳のときに手切れ金(当時の200万)を払い捨てた!愛人にした当時の井上靖は無名の新聞記者で、妻子(子どもは3人)あり。貴美子は雑誌記者だったらしい。


う~ん、井上靖って病弱なお坊っちゃんのイメージだったので、愛人をつくるというのが(-ω- ?)でビックリです。というか、川端康成とごちゃまぜになっているかも・・・。本の中には他にも愛人がいたことが書かれているよう。年上のエキセントリックな感性と才気を持った、恵まれた環境の人妻・T夫人。このT夫人から贈られた短歌を井上靖は小説「猟銃」で使用したという・・・「猟銃」読まないと!(笑)



10年経ったら君のことを書くと言ったのに、書かないまま亡くなったので、彼の死から2年後に書いたらしいです。恨みというより、井上靖の作品の裏に何があったかを知って欲しかったのかも。絶版だけど、中古本であるかな~ちょっと興味が出てきました。