荻原浩

2016年12月04日

新雲便りNo.4:来年の春

空のお城通信~オスカー戯言日記~:桜雲便りNo.12:寄付人にも書きましたが、山梨では毎年信玄さんのお祭りがあります。4月は甲府で信玄公祭りがあるのですが、毎年誰が信玄さんなんだろう?と思っていました。来年は大月出身の噺家さんの小遊三さんに決まったようです。笛吹市の方はどうかしら? 高額ふるさと納税者はあらわれたかしらん?(笑)


さてさて、今日は二男がオーストラリアみやげを持って来てくれました。木彫りのカンガルーのキーホルダーです。スマホでまだ写真が撮れないので、スミマセン


ケアンズをメインにした旅だったようです。あのエアーズロックにはハエが多い!という話にビックリしました。養蜂家が被るようなモノを持参したそうですね~友人は洗濯ネットをかぶっていたとか。水分を求めているのか、目や鼻に集まって来るらしいです。腕などはもうあきらめて、顔を保護していたそうな。 海外に行くと、トイレの綺麗さとご飯の美味しさを再確認するそうです。 あと、いわゆる観光地と言われる所では、必ずと言っていいほど中国人旅行者がいたそう。「世界の経済は中国がまわしている」と思ったそうです。


 日本人が多く、ほとんど英語は話さなかったと言っていました。グアム島など、日本語で大丈夫だから!とパスポート取得をすすめられています(笑) スマホデビューに続き、海外旅行デビューする日もやってくるでしょうか?



今は荻原浩さんの「月の上の観覧車」を読んでいます。8つの短編集ですが、「レシピ」という旦那さんが年退職する日の夕飯を作っている奥さんがかつて利用していたレシピ集を見ながら、過去を振り返りあれこれ思い出す話があります。その中にこんな文章があって、ドキッ!としました(◎-◎;)


「ときおりポパイは(当時つきあっていた男性のあだ名)手料理をふるまってくれたが、どれも見事にまずかった。女でもそうだが、理想の自分と、現実の自分との距離の遠さにうまく気づけない人間は、たいてい料理が下手だ。」




ぐっすん・・・(;´Д`)





rohengram799 at 21:41コメント(6)トラックバック(0) 

2015年04月29日

桜雲便りNo.29:「みどりの太鼓」腹

昨晩はダンナさんに録画してもらった『ジョンQ -最後の決断-』を見ました。ツッコミを入れたいところもたくさんありましたが、子どもの命を絶対に助ける!という父親の姿がよかったです~映画館で見たかったな。



今日は『昭和の日』ですね。まだまだ感覚的には「天皇誕生日」や「みどりの日」だったりします(^。^;) そして毎月おなじみの「肉の日」でもありますね。荻原浩さんの『家族写真』という父親目線で書かれた7つの短編集の中に「肉村さん一家176kg」という作品がありました。


子どもの頃に太っていた内村さんは、中年になってまたもや太り始めていた……子どもの頃のあだ名は「肉村」……気づけば妻も息子も……ヤバい(-。-;)・脱肉村に向けて、色んなことを試し始めるのですが……結果は!?なお話ですが、ウチは一家揃うとkgなんだ?と考えてしまいました。下の息子は相変わらずヒョロヒョロですが、残り3人は三匹の子ぶた状態←こんなに可愛くはないけど(´;ω;`) 絶対親子に見てもらえないのが悲しい……!!


「太鼓腹」という言葉がありますが、「アンコ腹」同様に元々は相撲用語なんだそうです。「アンコ」とは、お饅頭で言うところの「詰め物」のこと。ヒフの下に何かを詰めたみたいにブヨブヨしているからで( ̄~ ̄;)「太鼓腹」は形が和太鼓の胴回りに似ているからその名前がついたそうです。「太鼓腹」の原因は内臓脂肪がほとんど。出産や老化で胴回りの筋肉が弱くなったところに、内臓肥満が追い打ちをかけて出っ張ったものが「太鼓腹」の正体……植物にはまぁるい葉っぱがたくさんの「グリーンドラム」というのがありますが、みどり色のポロシャツ姿の太鼓腹はいただけませんね。これからは薄着の季節、お腹も気持ちも引き締めなくては(O.O;)(oo;)


明後日はもう5月! 桜の樹も新緑がまぶしくて、薄いピンクの花が咲いていたのが嘘のようです。一足お先に、夏を楽しんでいるかのよう~皆さまも楽しい休日になりますように(≡^∇^≡)


《グリーンドラム》
http://nurserys.jp/merchandise/cat138/post_259.html




rohengram799 at 08:17コメント(14) 

2015年01月22日

福雲便りNo.20:艶めく冷蔵庫

今日も雨の1日になりそう……なのに冷える「冷蔵庫」の話題……それは新聞で荻原浩さんの『冷蔵庫を抱きしめて』(新潮社)の新刊広告を見てしまったから(^。^;)


新婚旅行から戻って、はじめて夫との食の嗜好の違いに気づき、しかしなんとか自分の料理を食べさせようと苦悶する中で、摂食障害の症状が出てきてしまう……って、イヤイヤ、なぜそこまで……ダンナ様が好きなものを作って、自分は自分の好きなものを食べてもまぁいいんじゃない?って思った私ですが、すでに読んだ方の感想が書かれたブログで「そうなのか……」と納得。

http://greenlute.blog130.fc2.com/blog-entry-126.html?sp&sp


同じく冷蔵庫が出てくる小説で『冷蔵庫のうえのメモ』も気になります。これは2007年に刊行されている海外小説で、アリス・カイパース著作(八木明子:訳)です。2人で暮らす母と娘が冷蔵庫の上にメモを残す―そんな2人の短いメモのやりとりだけで全編が構成されているそうです。女手ひとつで娘を育ててきた産婦人科医の母と、少女から大人へと脱皮しようとしている15歳の娘・クレア。ここまでだとほほえましい感じがしますが「母の死までの1年を、2人のメモだけで綴ってゆきます。」………となるとこれは……(´;ω;`)


ノートを使ったやりとり交換日記ではなく、食卓の上ではなく「冷蔵庫のうえ」にメモというのが、お互いの気持ちの複雑さ、戸惑いやかなしみがあらわれているようで……。母と娘でなく、父と娘だったら、母と息子だったら……いろんな家庭環境がありますが、自分が母親の立場なので読んだら絶対泣くんだろうなぁ……探して読んでみたい一冊です。


さてさて、タイトルの「艶めく冷蔵庫」は村岸明子さんの俳句からです。

『艶めくや女男と冷蔵庫』

季語は「冷蔵庫」でもちろん夏。『酒と涙と男と女』ではなく、カップルなのか夫婦なのかわからないふたりと冷蔵庫が艶めく瞬間って…('_'?)

おやぢなワタクシは四畳半の同棲カップルの部屋にある懐かしい霜がつきまくりの2ドア冷蔵庫を連想してしまいます。暑い夏の昼下り、熱い情熱の欲望を満たしたふたりの身体を冷やすアイスが入っている冷蔵庫( 〃▽〃)………この句の解釈に家電売場で冷蔵庫を見る男女というのもあったような……女性が「新居の冷蔵庫」を考え、男性にそろそろプロポーズしてよ、目線を送っているとかなんとか……そうか、そういう考えもあるのか!!というより、こちらの方が自然かしら(◎-◎;)?

皆さまのおウチの冷蔵庫の中は、どんな感じですか? ウチはいつもスカスカでダンナに怒られています~だってあればあるだけ食べてしまうし、食べて欲しいものは食べないで賞味期限近くなるし……なので、詰め込まれていません。そして、今日はサイフを忘れて仕事に来たので、寄り道も出来ない……PASMOの残高が2000円あるのが救いですρ(・・、)



rohengram799 at 14:27コメント(12) 

2011年08月10日

第557号:人生はメリーゴーランド

♪まわれ まわれ メリーゴーランド もうけして止まらないように
動きだしたメロディ
LA・LA・LA・LA・LA LOVE SONG


いやぁ『ロング・バケーション』懐かしいですね!!…という話をしたくなる(笑)『メリーゴーランド』(荻原浩)という本を読んでいます。第三セクター経営のさびれた遊園地を復活させるべくガンガンいくぜ!!な公務員の物語です!といってもまだ「やる気のエンジンがかかるのか!?」くらいまでしか読んでいません(((^_^;)


しかし、今は遊園地やテーマパークは赤字経営のところが多いのでは?
バブルの頃、なんでもかんでも建物をつくりすぎましたね。


子どもたちが小学生の時、春休みに日光江戸村にいきましたが、思ったより人がいなかったですね。活気がないというのか(--;)今はどうなっているんでしょう?


水族館なんかはリニューアルして、この夏は人気みたいですね。私が行った水族館は昔ダンナと「でえと♪」したサンシャイン水族館と、子どもの遠足で行った葛西臨海公園の水族館かな~。


普通の遊園地だと、やはりダンナと行った後楽園遊園地と小山遊園地!!富士急ハイランドは自分が小学生の時の遠足で…!
浅草の花やしきには行った記憶がないし…あとアンデルセン公園にいきました。


時々思うのですが、メリーゴーランドとかコーヒーカップとか何歳まで許されるんでしょう? 親子やカップルならまだしも、いい大人がひとりでメリーゴーランドに乗るのってかなり勇気がいりません!? 公園のブランコなら哀愁漂うのに、メリーゴーランドだとイタイ大人そのものな感じが(((・・;)


でも、チャレンジしてみたい事のひとつです(^3^)/



rohengram799 at 00:28コメント(14) 
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