2023年05月23日

だし雲便りNo.16 ∶与那国さんと太宰の朝

こんにちは🐥 

日曜日から七十二候の「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」に……アニメ『まりあ†ほりっく』に出てきた与那国さんが懐かしくなり、検索していたら与那国蚕の画像が出てきてぎゃ~!!となりました。巨大な蛾とか朝から見たくなかった〜コレも引き寄せだったのでしょうか(⁠@⁠_⁠@⁠) 

与那国さん(犬)
https://dic.pixiv.net/a/%E4%B8%8E%E9%82%A3%E5%9B%BD%E3%81%95%E3%82%93

アニメ『まりあ†ほりっく』
https://youtu.be/MNBYSW-3lOA


与那国さんつながり?で「サンアイ・イソバ」という女性を知りました。なるべく簡潔にまとめてある記事を紹介します。

https://www.kentoushi.com/home/history/densetsu/yonaguni/y_densetsu2.php

↑ この記事にある、久部良割(くぶらばり)や人枡田(とんぐだ)について↓

https://bqspot.com/okinawa/yonaguni/654

せっかく赤ちゃんを授かったのに、なんということを! 想像するのも恐ろしいです。



最後に太宰治の朝チュン?話を♡⁠(⁠˃͈⁠ ⁠દ⁠ ⁠˂͈⁠ ⁠༶⁠ ⁠)
一緒にコタツやら「クレーヴの奥方」やら足袋やら、ドキドキ素材がたくさんあるけれど「キクちゃん」という名前が私を『いなかっぺ大将』の世界に引き込むのよねぇ⁠⁠。

【朝】
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1562_14860.html


気温の低い、肌寒い1日になりそうです。どうぞ皆さま、ご自愛くださいヾ⁠(⁠・⁠ω⁠・⁠*⁠)⁠ノ



rohengram799 at 10:00|この記事のURLComments(4)

2022年09月19日

玉兎雲便りNo.14:ケントウもつかない 

こんにちは🌾

日本は台風、台湾では大きな地震が……どちらも被害が拡大しないか心配です。

この前、挨拶について書きましたが、ハワイ語のALOHAについてのメモが出てきました。

A:AKAHAI(アカハイ)思いやり
L:LOKAHI(ロカヒ)協調性
O:‘OLU‘OLU(オルオル)喜び
H:HA‘AHA‘A(ハアハア)謙虚
A:AHONUI(アホヌイ)忍耐

ALOHAは2つの単語から成り立っているという解釈もあるそうで、「ALO」は(正面)、「HA」は(呼吸、息)。古代ハワイの挨拶は額と額を接し合う(密着する)もので、顔の正面を着けあって呼吸をすることから「ALOHA」となったという説があるとか。なんとなく岩崎宏美ちゃんの「ロマンス」を思い出したりして。
宮本浩次さんもカバーしていますね。

【ロマンス】
https://www.uta-net.com/movie/293698/


さてさて、今日のタイトル、「見当もつかない」が正しいのでしょうが、こちらの神社を知ったので(;´∀`)

【犬頭神社】
http://mito.or.jp/mito-intro/toyokawahistory/4-6/4-6-11


お蚕さんの昔話で、お蚕さんを食べてしまった犬の鼻から白い糸がどんどん出てくるというのが、なんとも言えず……ホラーのような、笑い話のような。今昔物語にあるらしいのですが、私は読んだことがないので、その絵面を想像すると……犬もビックリだったことでしょう(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠! 犬にバチが当たったりはしなかったようなのでホッとしました。
https://setsuwa-hyakkei.com/archives/721


最近、ワタシ的にはウヒャヒャな話を見聞きすることが多いので連日の更新なっております。備忘録≒エンディングノートのようなブログ(またパッタリ途絶える可能性もありますが)それまで皆さまのスキマ時間の埋め草になればいいなぁ…思っております。

では皆さま、明日からもどうぞ「ご安全に」⁠(⁠ ⁠・⁠ ⁠ᗜ⁠ ⁠・⁠ ⁠)⁠ノ



rohengram799 at 12:30|この記事のURLComments(4)

2020年03月18日

花春雲便りNo.21:金色姫 と おかいこさん

3/15(日)の読売新聞に載っていた『養蚕と蚕神』の書評がありました。


【昭和初期、220万戸あった日本の養蚕農家はすでに300戸を下回る。女性たちは時に背や腹で温めて卵を孵(かえ)し、素手で桑の葉を与え、「お蚕様」が繭にこもるまで、ひと月に及ぶ家内労働を繰り返した。】


おかいこさんを背や腹で温めるぅ〜!? Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ! ムリムリ〜 想像したくない……ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!


【養蚕と蚕神】
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=05_76642644/



「金色姫」の伝説も初めて知りました。こちらもなんかスゴい物語(´・ω・`; )

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/33744/entry-10487281975.html%3Fusqp%3Dmq331AQQKAGYAfGKrYH4yrm5ArABIA%253D%253D


本の中では

【〈金色姫の受苦の多い辛い生涯が、彼女たちが身体感覚を接近させ育てた弱い生命体・蚕の生涯と共に密に連動していたからであり、蚕の死に対峙する場面において、その死を受け入れるための一つの物語が必要であった〉。また、〈養蚕農家の女性たちによって身体感覚から誘発されることによって繰り返し立ち現れる女神〉だったからこそ、安産や厄除け、救済や豊作まで願いを集めたことを例証していく。】


と、女性たちにこの俗信が強く受け入れられた理由を推察していました。皇室行事にもなっている養蚕、美智子さまから雅子さまへきちんと受け継がれたでしょうか? ちょっと気になる……(´-ω-`)



あと「蠶 」は「 蚕」の旧字体なんですね。今まで見たことがない漢字のひとつかも。

https://okjiten.jp/sp/kanji1009.html


rohengram799 at 12:10|この記事のURLComments(2)

2019年06月07日

林鐘雲便りNo.6:おかいこさん

関東も梅雨入りしたようです。皆さまのお住まいの地域では、大雨による被害などはありませんか? どうぞお気をつけ下さい。

天皇陛下のお田植えのニュースは見たけれど、皇后陛下のおかいこさんはどうなった?と思っていたら、ネットニュースに記事がありました。

【天皇、皇后両陛下は6日、皇居の紅葉山御養蚕所を訪れ、今年の養蚕に携わった担当者をねぎらわれた。皇居での養蚕は明治以降、歴代皇后が受け継いでおり、皇后さまが上皇后さまから引き継いだが、今年は即位関連儀式などと重なったため作業は担われなかった。宮内庁によると、両陛下はこの日、日本純産種の「小石丸」など4種類の蚕の成育状況も見て回られたという。】


ふむ………( ̄~ ̄;) なぜ天皇陛下も…? お付きの女性とかは一緒ではない…? 読売新聞には

【この日は、桑を「蔟(まぶし)」と呼ばれる場所に移す作業などを陛下とともに見守り、担当職員をねきらわれたという。】

とありましたが………はぁ、そうですか。 私もおかいこさんは好きじゃないけど………多分、おかいこさんには出来れば見たくないし、さわるなんてとんでもな………おっと。 来年……もう来年の話か……あっ、これ以上は……(;゜∇゜) こちらは昨年の上皇后陛下のお写真。

https://www.sankei.com/smp/life/news/180524/lif1805240018-s1.html


捨てられし秋蚕よ月に糸を吐き (宇咲冬男)


昨晩、この俳句を見つけたので(あきご、と読むようです)おかいこさんのビジュアルはおいといて、なんだか人間の勝手で繭を作らされて捨てられて……と超せつなくなりました。私は小さい頃から「おかいこさん」と言っていますが「おぼこさん」という人もいるようです。「かいこ」と呼び捨てにしたことはないですわ。養蚕は大事な産業でしたから。

下記は春蚕になるのでしょうか、雛人形を検索していた時に見つけました。養蚕・桑に関する話です。おかいこさんの画像はないので安心して下さい(笑)

http://www.kaikologs.org/archives/3921


宇咲冬男さんはこんな方でした。
http://usaki-f.com/prof.html




rohengram799 at 15:46|この記事のURLComments(2)

2018年08月14日

炎昼雲便りNo.26:追憶

「追憶はおとなの遊び小鳥来る」(仁平 勝)


思い出と追憶は何が違うのかなぁ、と考えていましたが、思い出は写真の容認一枚、一枚、別のものであって、追憶はひとつの長い物語なのかなと。子どもには長い映画は退屈でしょうから、おとなにならないと味わえないものなんでしょう・・・などと自分で結論を出しました(笑)




お盆さんですね。6日読売新聞の「俳句あれこれ」というコラムを井上康明さんが担当していて、お盆の句を紹介していました。


「炎天に筵たたけば盆が来る」(飯田龍太)


・・・自句自解によればこの句の盆は七月、新暦による盆である。筵(むしろ)は養蚕の筵。春蚕、夏蚕、秋蚕と続き、その合間を縫って七月のうちに盆会が行われた。桑の葉を食べ尽くした蚕は、体が透き通り糸を吐く上簇(じょうぞく)の時期を迎える。その蚕を拾って、蔟(まぶし)と呼ばれる井桁状に小さく仕切った蚕具に入れる。それまで蚕の下に敷かれていた筵は、糞に塗(まみ)れて湿っている。その筵を乾(ほ)し棒で打って糞を落とす。村のあちこちから筵を叩く音が炎天に響く。その音と蚕臭の向こうから先祖の霊を慰める盂蘭盆会がやって来る。・・・



飯田龍太は蛇笏の息子で、井上さんも山梨の生まれ、現在も居住されているようです。私が中学生くらいまでは、7月がお盆さんだった記憶があります。この頃はもう、お蚕さんをやっている農家さんは少なかった気がします。一年中忙しい農家の様子や夏の暑さが伝わる名句だなと思いました。




井上靖の『掌の小説』という短編集の中に「死顔の出来事」という、本当に短い話があります。このダンナさんが亡くなった妻にしたことは、愛情なのかなんなのか、妻の母親と妹の心情など、不思議な感覚にな小説です。


https://plus.google.com/101118550140339068924/posts/LeVSnk5RzVr



私は自分が死んだ後、顔を見られるのも、ベタベタさわられるのもイヤだし、自分も故人に対してしたくないです。祖父や両親の時も、こちらから言う前に白布をとる人や顔をさわる親戚とかいましたが、それもイヤでした・・・。





rohengram799 at 12:53|この記事のURLComments(6)
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ