2023年05月19日

だし雲便りNo.12:憂いの金曜日

こんにちは🐥 昨日の暑さに比べたら今日はずいぶん落ち着いているような……5月に光化学スモッグ注意報が出るとは思いませんでした😓


季節感がズレていますが『蛇と蛙』という夢野久作の短い話を読みました。以下、全文です。


 冬になると蛇も蛙も何もたべなくなって土の中へもぐってしまいます。
 秋の末になって一匹の蛇が蛙に近づいて、
「どうだい。今までは敵同士だったが、もう君をたべなくてもいいから仲直りをして一緒の穴へ入ろうじゃないか」
 と言いますと、蛙は眼をパチクリさして頭をふりました。
「嫌なこった。そんなことを言って来年の春あたたかくなったら一番に私をたべる積りだろう。私と仲よくしたいならふだんから私たちをたべないようにするがいい」


全く蛙の言う通りではありませんか~普段からのおつきあが大事! と言いながらリアルな人間関係がうっすいワタクシ、この蛇の図々しさをスゴイなぁ、と関心したりして😅


市川猿之助さんのニュースには驚きました。やはり週刊誌の記事が? とにかく週刊誌の見出しはヒドい!全く読む気にはなりませんが。ご本人の回復までは真相はわかりませんね。ご両親はお気の毒でした。
歌舞伎や落語などの襲名披露公演ってありますが「襲名」という字についての質問がタメになったのでメモ_φ(・_・

【襲名 なぜ名を襲う?】
https://sp.okwave.jp/qa/q3905916.html


ではでは、皆さま、どうぞ御身体に気をつけて下さいませ。



rohengram799 at 10:40コメント(4) 

2023年03月14日

柳絮雲便りNo.9:キツネとヘビの火曜日

こんにちは🐥 今日はホワイトデーですね♡⁠(⁠˃͈⁠ ⁠દ⁠ ⁠˂͈⁠ ⁠༶⁠ ⁠)

『And I'm ready for love.』

直訳すると「そして私は愛する用意ができています」……この歌を知り、まぁ💕となったワタクシですが、防災無線から行方不明者のお知らせが……朝から雨が降っているし高齢の方なので心配。早く見つかりますように。



人の妻を盗む狐や春の月   松瀬青々(※)


人妻を盗むキツネの話とかあるんでしょうか? 「狐女房」という言葉はあるみたいですね。早春に出会い晩秋に別れることが多いらしいです。狐は早春に「山の神」から「田の神」に変わる神の先導役(先駆け、先走り)として山から出てきて、晩秋には「田の神」から「山の神」に変わる神の先導役として山に帰るからだそうで……短いお付き合いですなぁ😅


昨晩は「白ヘビ」というグリム童話を読みました。キメツの伊黒さん(蛇柱)が好きなワタクシ、白ヘビ関連の神社やら昔話があると何かしら?!と引き寄せられてしまうのですが、この話はちょっとなぁ…でした。だって白ヘビさんを食べてしまうんですもの……ちょっとだけよ!ですが。食べたことにより動物たちの話していることがわかるようになり、そして情けは人の為ならずみたいな展開になるんですが、うーん、うーん……(´ε`;) エデンの園でヘビに唆されてリンゴを食べたアダムとイブを揶揄ってるのか?とも思える話。青空文庫で読めますが、コチラの方が読みやすいかも。
https://www.grimmstories.com/ja/grimm_dowa/shiro_hebi


リアルなメルヘンと言えるかどうかですが、コチラの話もなんだかスゴいです。

【娘の涙を100日間集めて「氷泪石」(by幽遊白書)を作りたい】
https://dailyportalz.jp/kiji/musume-hiruiseki/page/1


ずいぶん前に渡辺淳一さんの『泪壺』を読んだ気がするなぁと思い出しました。映画にもなったみたいですね。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000203477



ではでは、皆さま、おだやかなよい一日になりますようにヾ⁠(⁠˙⁠❥⁠˙⁠)⁠ノ



(※)https://yeahscars.com/haijin/seisei/




rohengram799 at 09:50コメント(0) 

2022年02月26日

かたゆき雲便りNo.21:まくらがみ ほか

「眠くなりにくい」と書いてあってもやっぱりいつもより眠気を感じてしまうのが花粉症の薬で……なんだかいつも以上にボーッとして、アタマが回らない気がする土曜の昼下がり……チマチマと戯れ言を_〆(゚▽゚*)


◆「ちびまる子」ちゃんのお姉ちゃんが西城秀樹のファンだと思っだけれど、「キャンディ・キャンディ」のテリィのモデルがヒデキだという話を読んで、ほー、言われて見れば……と思ったワタクシ。Amazonでは相変わらず高額でコミックスが売られていますが、キャンディが生きたイギリスの時代背景をまとめた記事があって、ますますほー!こんな感じだったのか!と思いました。これでまた二次創作を読む時にイメージがふくらむ気がします(о´∀`о)

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/ukwalker.jp/entertainment/5412/amp/%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D


◆「枕神」(まくらがみ)とは夢枕に立つ神。夢の中に現れて神託を告げる神。平仮名だけをみて枕元に置いてあるボックスティッシュを連想したワタクシには、神さまからのお告げはこないと思う (´Д` )


◆【卵を温めていたことがある 『動物たちの家』著者より一文】
https://www.msz.co.jp/news/topics/09005/

魔女について検索していたら、魔女だと白状させるための拷問に「脇の下に熱い卵を入れるというのもあった」という話を読んで、なんじゃそりゃ!となったあとにコチラの記事を見つけてました。


◆キメツでは蛇柱の伊黒さんが好きなワタクシ、蛇とつくものには目がいくように……。「蛇の生殺し」という例えがあるけれど、これは蛇が獲物を弄んでいるのではなく「蛇」自身が生殺し状態のことが由来となっているそうだ。うう、痛々しくて泣ける(´;ω;`)


◆「乙女色」という乙女椿から名付けられた色がある。ピンクの椿は可愛らしい。椿というと小学生時代に漫画で読んだ金沢の和菓子屋さんの話を思い出す。ねりきりで作られた「椿」。だから私の中では金沢(石川県)と椿の花はセットになっている。

漫画のタイトルが思い出せず検索していた時に見つけた「椿十徳」。

https://kimono10.blogspot.com/2017/05/blog-post.html?m=1

コチラも金沢の話。泥をガジガジおとされるのはイヤだけど、雪はゆるせる気がする☃️

ごっぽ石
https://www.kimono-karen.jp/?blog=%E3%80%8C%E3%81%94%E3%81%A3%E3%81%BD%E7%9F%B3%E3%80%8D%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE



明日の更新はおやすみします <(_ _*)>



rohengram799 at 16:45コメント(4) 

2021年10月10日

鹿茸雲便りNo.11:双宿双飛

10月も10日過ぎましたが、今日もむし暑いですわ (;´д`)


*****


「双宿双飛 (そうしゅくそうひ )」という四字熟語を雑誌で発見しました。夫婦の仲がとてもよいこと。 「双」は対になっているものということから夫婦のことで、雌雄の鳥が共に生活して共に飛ぶという伝説からだそうな。「比翼連理」と同じ意味ですね。こちらの四字熟語の方が美しい気がする!

「双宿双飛」って、双頭の蛇がシャー!と獲物に飛び掛かる場面を想像してしまう字面よね……そう思うのは私だけ? (^o^;)

蛇と言えば……「花底蛇(かていのじゃ)」という、美しいものの下には恐ろしいものがひそんでいるという中国の故事がありますね。私は漫画のタイトルで知りましたが「綺麗な薔薇には刺がある」と似たような意味でしょうか。花と蛇 の組み合わせは何やら淫靡(*´艸`) やはり団鬼六先生の影がちらつくから?

脳内で「家庭の蛇」に変換してしまった……愛しい人は美しい薔薇の花か、それとも蛇か、鬼か( ̄▽ ̄;)


****


今日は「目の愛護デー」ですが、目をいたわるどころかメガネをはずしてスマホや本を読むのが日常です。『眠らないため息』というアンソロジーを買いました。読んだらおやぢな気分から乙女な気持ちになれるかもしれません(笑) …… と書いた後に読み始めましたが、胸キュン💕ではなくてドロドロ展開なアンソロジーのようで……まぁ、コレはコレで(ノ´∀`*)

【眠らないため息】
https://ddnavi.com/book/4344417739/



rohengram799 at 12:40コメント(4) 

2016年06月11日

閑雲便りNo.16:まるごとメロン~(;゜∀゜)!!

『腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)』……スーパーのチラシで見たこの言葉、なんかスゴい字面です。七十二候のひとつで、6月11日~15日頃。蛍が夜光を発しながら飛ぶ頃、それは「腐った草が蒸れて蛍になったのよ」って意味でいいのかしら…(´・ω・`)?

文化5年に発行された『改正月令博物筌』に「腐草はくされたる草なり。暑さに蒸されて蛍を生ず」と書かれているらしい……螢は腐った竹の根や、腐った草が蒸れて蛍に化したものだと考えられていたということですね。突然ピカピカ光る虫が出てきてビックリして考えた結果なんでしょうか、想像力がスバラシイ( ̄▽ ̄;) 


さてさて、週刊モーニングで毎号ではないのですが『そのおこだわり俺にもくれよ!!』というマンガが載っています。主人公を女性にしてドラマになってますね。以前書いた浮き雲便りNo.15:アイスミルクに登場した『東京都北区赤羽』を描いている清野とおるさんの自分なりのスゴいこだわりを持つ人を取材し、自分もチャレンジする、体当たりルポ(?)漫画です。私とオタ息子は結構好きなんですが、ダンナはイマイチだと言うこのマンガ、)今回は「メロンの女」でした!

メロンが大好きで(品種にこだわりなし)「メロンをまるかじり」しちゃう23歳の女性(^^;)(;^^) まず頭の部分を包丁でカットし、皮をピーラーで剥いていきます。皮に近い実の部分は甘くないのでケチらず派手に深く剥いて大丈夫(o≧▽゜)o

メロンは中心が一番甘いので、そこにむかってひたすらまるかじりそうして最も甘い部分に近づくとそれはもう濃厚なメロンのかほりがするらしいです。ここで「もうメロン、メロンだな!!」と言いたくなったアナタはオヤジ度MAXですから、気をつけましょう(; ̄ー ̄A

この真ん中が空洞化している場合は、メロン果汁がたまっていてまた美味なんだそう。そしてこれをトップバリューのやっすい(失礼)日本酒(ワンカップ)に2~3割入れるとフルーティーな純米酒に大変身するらしいです(^^)/\(^^) メロンに日本酒を入れて、メロングラスで呑むのもまたなんとも贅沢でたまらん《*≧∀≦》……らしいです。メロン果汁だけでなく、オレンジやリンゴでもイケるのかしら? 彼女はメロン果汁+ワインや梅酒も試してみようとワクワクしていました。

メロン……私はそんなに好きじゃないし、はじめて生ハムメロンを食べた時には何がウマイのかわからん……だったので、メロンまるかじりは一生やらないと思います(^。^;) メロンパンもあんまり……もしメロンLOVE・LOVEな方がいらしたらぜひチャレンジして記事にして下さい!

あ!『鬼灯の冷徹』というマンガも連載中なんですが(何回かブログに書いています)今回、猫(神)キャラの話題で《猫が威嚇する際「シャー」という特有の声を出すのは天敵の蛇を真似ているからだとか》とありました。ほー、そうなのか!

いくつになってもマンガから知識を得るワタクシ……これからもどんどんオモローな種を拾いま~す(*´∀`)♪





rohengram799 at 21:03コメント(6) 
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