2016年03月03日

春雲便りNo.3:にゃん恋

『紐あれば毬あれば子猫の世界』(稲畑廣太郎)



こっそり子猫の世界をのぞきたいのですが、化け猫のようなワタクシにはムリ……(ーー;)


最近は猫を見かける機会がなくてつまらないなぁ~なので「猫ふんじゃった」は猫のシッポを踏んだと思っているけれど実は違うところなのか('_'?)なんてどうでもいいことを考えてしまいます! 最後、猫は遠くに飛んでいっちゃうんですね。歌詞が思ったより長かったのも意外でしたわ。



ペット可のマンションも増えていますが、なかなか猫を飼えないという人でも猫goodsを集めたり……と猫まみれ生活を送ることは可能。ウチにも両手をあげた招き猫の置物があります(笑)


「猫の恋」という季語がありますが“招き猫のおまじない”というのがありました! 白い紙に7色のペンを使い、右手を上げている招き猫を7つ描きます。その時に7色の中で好きな人をイメージさせる色の招き猫だけには目を描かないでおきます。その招き猫を切り取って手帳に貼っておくと、思いがけず好きな人と会うことができます……ってそんなにうまくいくんでしょうか? 招き猫の絵もうまく描けないと、ウルトラ怪獣のピグモンやガラモンみたいになりそう……! 小学生くらいまで心理的に有効なおまじないという感じがしますね。



眉毛に見える模様の猫もテレビで取り上げられますが、たいてい太い眉かお公家さんみたいな眉毛ですよね。細眉の猫もいるのかな? 私は見たことがないのですが『ガス燈』という映画に出てくるシャルル・ボワイエという男優さんの「眉毛がこわかった」という記事を読んだので、猫の眉毛模様が気になってしまいました。「弓なりに美しく整えられた眉毛が、冷たい突き刺すような目のうえで上下に激しく動くとき、邪悪で冷酷な男のこころがあらわになる。眉毛というものがこれほど何かをかたるものであるとは、知らなかった。蛇のような眉だ。」……自分の顔に蛇が這っていたら……ああ、イヤだイヤだ! なぜこうも発想が飛躍してしまうのか……ちなみにワタクシの眉毛は柳眉にほど遠い、バブルの時に流行った太い眉毛に近いです!



村山元総理の眉毛も懐かしくなってきたところですが、今日はこのへんで( ´∀`)/~~




rohengram799 at 10:00|この記事のURLComments(7)

2012年05月01日

第751号:鏡よ、鏡…

「鏡よ、鏡、この店で一番儲けるのはだぁれ?」……そうたずねて「オマエ以外のヤツ」と返事をされたかどうかわかりませんが(--;)男子トイレに設置してある鏡が割られるという、とんでもない出来事が最近ございました…ヒビが入ったとかではなくて、長方形の鏡の右側が半円形に欠けていました。何をやったんだ!?(((・・;)
ケガ人はなかったようなので、それだけはよかったです。


鏡といえば…作家に泉鏡花っていますよね?お耽美系というか幻想的な作品の…私、ずっと女性だと思っていたのですが、Wikipediaで調べたら「本名は鏡太郎」とあり…なぬ!?(゜□゜)とショーゲキでありました。晩年の写真は若い頃はカッコよかったかも~な感じでしたが、私はずっと映画『外科室』の玉三郎さまのような容姿だと思っていました…イヤだわ、ハズカシ~(~_~;)白状しますと『草迷宮』は久世光彦さんの作品だと思っていました。下の子がいたので「ねぇ、泉鏡花が男だって知ってた?」ときいたら「誰、それ?」と言われました('~`;)


この鏡太郎サン(笑)スゴい潔癖症だったそうですね。畳に手をつくのもイヤだし、お燗は熱々でないとダメ、鶏肉もよく火を通さないと食べられないとか…。うさぎグッズが大好き♪という一面がまたラブリーなんですが(((^_^;)


こちらは別の本(平松洋子「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」)から知りましたが、蛇が大嫌いだったそうで……「チョコレートは蛇の味がする」っていうのは…あのぉ~どこからそんな発想が(((・・;)そのわりに『蛇くひ』なんて作品を書いたりしている…やはり一筋縄ではいかないのが物書きですな!!


『蛇くひ』は知りませんが、やはり幽玄・耽美系の赤江瀑さんの『罪喰い』は読んだことがあります(^.^)赤江先生は『海峡』『八雲が殺した』で泉鏡花文学賞を受賞しています。


今日も曇り空ですが、晴れた日には公園のベンチで読書などしたいなぁ~皆さまもさわやかな5月を過ごされますように~(^o^)



rohengram799 at 11:48|この記事のURLComments(15)

2011年10月19日

第601号:月とミミズ

本日、愚痴ネタではありませんf(^_^;~『月と6ペンス』という話があったよね~読んだことないけど~って感じでタイトルを決めてみました(笑)


式田ティエンさんの『月が100回沈めば』という本を読んだのですが(このミステリーがすごい大賞作品)、内容は天体モノではなく、行方不明の友達を渋谷を中心に探す、地理がわかるとフムフムな~また、いろんな映画や小説のタイトルが出てきてそちらにもちょっと興味が持つような作品でした。

「月が100回沈めば」地球から1センチ遠ざかる…らしいです。「数十億年も前には、月が今よりもずっと近くにあり、地球の自転速度も速かった(1日がなんとわずか6時間)」とかいう話があるみたいだし…6時間ですよ~1日が早すぎないッスか!? 三食たべなくても良さそうですけど(((^_^;)

そして、なんのつながりもないミミズですが(~_~)
「蚯蚓鳴く(みみず・なく)」が秋の季語だと聞いたので、季節ネタにはいいかしらと(笑)

秋の夜に土中で「ジィー」と鳴く声を、ミミズの声としたものですが、実は螻蛄(けら)の声なんだそうです。私は今年はじめて、あの音が「ミミズの鳴き声」だと仕事仲間から聞いてビックリしたのですが。
「ジィーーーーー」と切れ目無く鳴き続ける螻蛄(けら・おけら)、ミミズみたいに地面に穴を掘って暮らしているので、「地中から聞こえる虫の声」の代表としてミミズになった!?( ̄▽ ̄;)

こんな話も……むかしむかし、ヘビは歌が上手でしたが目がありませんでした。ミミズは、歌のうまいヘビのところに行って「歌を教えて下さい。!そのかわり目をさしあげましょう」と言いました。ヘビはミミズに歌を教えて、代わりに目を手に入れました。

ちょこっとホラー!!みたいな「人魚姫」みたいな('~`;)しかし、なぜそんなに歌が上手くなりたかったのか知りたいですわ。ヘビが舌をチョロチョロ出すのは、ヨーデルみたいに歌っているつもりなのかしら?などと考えてしまいました。

季語の世界は謎だらけ~だって春には「亀鳴く」もあるんですもの(゜□゜)


rohengram799 at 07:02|この記事のURLComments(13)
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