2019年06月25日

林鐘雲便りNo.23:つややか

昨晩、緊急地震速報が流れて焦りましたが、千葉は揺れなくて伊豆方面でした。皆さま、大丈夫でしたか?



この前、こちらの本を読み終わりました。

びいどろ金魚 江戸菓子舗照月堂 (ハルキ文庫 し 11-9 時代小説文庫 江戸菓子舗照月堂) >> https://i.bookmeter.com/books/13749368



このシリーズには和歌が引用されているのですが、今回はホタルの歌でした。片想いの歌として有名な歌の1つですね。


もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出ずる魂かとぞ見る


恋多き歌人・和泉式部の作です。文中からですが「もの思いに耽っていると、沢の蛍モブ我が身から彷徨い出でた魂のように見える、という意味」。



新字の「蛍」は出生届に書いてかまわないけれど、旧字の「螢」はダメらしいです。いろいろ理由はあるみたいですが、詳しくはこちらを。

https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/%E7%AC%AC10%E5%9B%9E%E3%80%8C%E8%9B%8D%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E8%9E%A2%E3%80%8D




瑩徹(えいてつ)という言葉がありました。意味は明るく透きとおっている、澄みわたっているとことをいうそうです。あと「瑩潤(えいじゅん) 」は「つややか」とも読むそうで漢検一級レベルらしいです。今まで見たことも聞いたこともないですわ。



rohengram799 at 14:54|PermalinkComments(4)

2017年11月19日

霜見雲便りNo.19:秋蛍

新聞の読者投稿の文芸欄に秋蛍の句がありました。もう「秋」とは言えない、コートにマフラーの気温になっていますが。「冬の蛍」は森進一さんの歌になってしまうし・・・好きだけど難しくて歌えない(笑)




『またひとつ星に吸われし秋蛍』
(習志野市・吉田信雄さん/読売新聞11/7の地方版)



選者は上田日差子さん。評に「秋蛍は平家蛍であることが多いという。」とありました。コメボタルとも呼ばれているそうですね。ヘイケボタルも諸説ありますが、ゲンジボタルに比べて小さいのが名前の由来でしょう。源平合戦で最終的に負けたのは平家ですし。そういえばモーニングで連載していた義経が主人公の漫画が終わってしまったわ。この漫画では義経と徳子が恋仲になっていました。


かわぐちかいじ「ジパング 深蒼海流」

http://morning.moae.jp/lineup/143




秋の蛍というと芥川龍之介の死を悼む、この句を思い出します。


「たましひのたとへば秋のほたるかな」(飯田蛇笏)





検索していて知りましたが「秋蛍」というイベントが毎年9月にあるのですね。幻想的でステキです。

秋蛍(イベント)

http://hanakatumi.jugem.jp/?eid=506




また1週間、元気に頑張りましょうo(゚▽^)ノ




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2016年07月04日

布雲便りNo.4:ムシムシしますね…!?

今日はアメリカの独立記念日でしたね。7月4日が土曜日なら金曜日が、日曜日なら月曜日が休みになるとどこかで読んだ記憶があるけど、本当かしらん? 



昨日の読売新聞の書籍紹介記事に『中国 虫の奇聞録』というのがありました。「中国文明の中で大きな役割を果たしてきた虫の中から、権力の証であるセミ、悲恋を彩るチョウ、パラレルワールドの主役であるアリ、霊力をもつと信じられたホタル、富裕層に珍重されたハチ、為政者の徳を象徴するバッタの6つを取り上げ、歴史・文学・美術・生態観察・昆虫食の逸話も交えて自在に語る、虫から見た中国文化論」だそうです。


エピソードがいくつか紹介されていましたが、セミは再生や権力のシンボルで、死者の口には合蝉(がんたん・玉石)を入れて埋葬したそうです。どんなものか全くわかりません。皇帝の冠正面にはセミ飾りがつけられたそう……。なんか……ダサい気がする……(-""-;) 「柳に蝉刺繍」の名古屋帯の画像を見たのですが、セミって柳にくっつくものなんでしょうか? ユーレイもセミがいたらビックリしそうです(◎-◎;)


出版社のサイトを見ると目次があり、そこには「セミがとまると出世する」「絵画のなかのセミ」「グルメが愛した食材」「夜泣きの特効薬」「虫愛づる宮女たち」などの項目が( ̄0 ̄;) セミを食べる(゜д゜)……さすが中国です!

蟻〈アリ〉は「アリの霊力」「アリの恩返し」「最古の食用昆虫」……やっぱり食べるのか! そして「かどめ正しいケンカ好き」とあって“かどめ”ってなぁに('_'?)と思ったら《廉目(かどめ)》と書いて理屈とか筋道という意味だそう。


蛍〈ホタル〉は前に書いたことがある「腐草、蛍となる」(閑雲便りNo.16:まるごとメロン(;゜∀゜)!!)や『たましひのたとへば秋のほたるかな』(飯田蛇笏:「芥川龍之介氏の長逝を深悼す」という前書があります)のような「たましい、化してホタルとなる」や「ホタルの光で本は読めるか」など。


下記サイト記事には表紙しか載っていなかったので、中身はどんな感じかわかりません。
へんな写真とかリアルな挿し絵とかなければ、ちょっと手にとって立ち読みしてみたい本ではあります(´∇`)

http://www.taishukan.co.jp/book/b238170.html




rohengram799 at 23:54|PermalinkComments(4)

2013年06月19日

うろこ雲便りNo.11:「ほたる」と「つきよ」

『じゃんけんで負けて蛍に 生まれたの』(池田澄子)


「えへへ~f(^^;」という声が聞こえてくるような、なんか不思議な俳句ではありますが、むし暑い中、ホタル鑑賞のポスターなどを見ると、ちょっとさわやかな気持ちに……そういうワケではありませんが、今日の一冊は『穂足のチカラ』にしてみました。「幼稚園児の“ほたる”クンが不思議な予知能力で家族の危機を救う!?」みたいなかんじなのか?まだ読みはじめたばかりなのでわかりませんが(笑)


穂足くんのおばあちゃんは名前を月代(つきよ)といって、旧姓は中秋(なかたき)。「仲秋の名月」で綺麗な名前だったのに、結婚した相手の名字が「海野」だったのがまさしく“うんのつき”だったのかイイコトがない毎日らしい…そうか“はらまき”ちゃんや“みずたまり”ちゃん以外にも「あぅ~(ToT)」になる可能性の名前ってあるんだ…とへんなことに感心してしまったワタクシです(--;)


池田さんの作品に話を戻しますが『戦場に近眼はいくつ飛んだ』というのもありました。父上と叔父上は近眼で、戦場に行く時に眼鏡をいくつか持っていったらしいです。あと生きるたくましさ、母なる大地を感じるこの句も好きです。


『人類の旬の土偶のおっぱいよ』


池田さんは「土偶の胸とお尻は、生命力を表している。その生命力を私は言葉で具象化したいと思っていた」と言われたそうですが、縄文時代のものなどそうですよね。今はメタボでひっかかる私も縄文時代に暮らしていたらモテモテの「縄文ビーナス」になれたかも~。出来れば「父の日」までに知りたかった一句ですな(笑)


さてさて~台風の影響なのか、風がとても強いです。23日はスーパームーンとか聞きましたが(いつもより月が大きく見える)お天気はどうなるでしょうか?今日は最後も俳句で締めたいと思います。


『月の道子の言葉掌に置くごとし』(飯田龍太)




rohengram799 at 11:55|PermalinkComments(3)

2012年06月02日

あかね雲便りNo.39:ほたるのhotel( ̄ー ̄)

昨年はひつじ雲便り440:Fireflyなんてホタルの話を書いていましたが、今日はホタルブクロの話を(*^^*)


私の実家は地図で見ると茶色い山ですが(-.-)でもちょっと拓けたところだったので(((^^;)もっと車を走らせねば、ホタルブクロは見られなかった気がします。しかし、吊り鐘形の花ってなんであんなに可愛いんでしょう!!スズランも可憐♪スズランというと北海道な私ですが、ホタルブクロは山道が似合うと思っています。


本当に名前の由来を確かめようとして、ホタルブクロの中にホタルを入れた人の話も読みましたが(チャレンジャーだわ!!)ホタルをつかまえるのも大変だし、花に入れて閉じ込め状態にするのも大変…)花びらが破けてしまうそうです。頑張って成功した写真は幻想的ではありましたが、どちらにも可哀想(´д`)本当にホタルが入ったとしても、ものすごいマレな出来事、偶然だったのでは?


ホタルブクロがホタルさま御用達の「密会の宿」(昔の土曜ワイド劇場の世界だ!)だと考えるとそれはそれで楽しくはありますが…そういえば「ホタル族」という言葉もありましたね(-.-)y-~



rohengram799 at 14:04|PermalinkComments(7)
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