2022年09月16日

玉兎雲便りNo.11:花曜日💐

花曜日 全国民はいっせいに花を抱いて午睡をすごす


上篠 翔(かみしの・かける)さんの『エモーショナルきりん大全』(※)から。花金、花木という言葉も聞かなくなりましたが、みんな眠りの森の住民になったら素敵かも……起こしてくれる存在はナニモノかはわからないけど(;´∀`)「校庭が光庭だったらよかったなぼくらひかりのなかをかけっこ」コレも好きだな。


昨晩から『桜木杏、俳句はじめてみました』を読んでいます。句会のことなど知らないことをわかりやすく書いてくれていて、サクサク読みやすい!
https://bookwalker.jp/series/229807/

寺山修司が好きな女の子すみれが彼についてアツく語る場面とか楽しい(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

「鍵穴に蜜ぬりながら息あらし」……ヤバいだろ、この俳句(//∇//)!とおやぢなワタクシは思うのですが、杏は「鍵穴に蜜? 蜜って蜂蜜のこと? なんで鍵穴に蜜をぬらなきゃだめなんですか? しかも息あらしってことは、鍵穴からこっそり覗いている感じしますね。」
とか言っている……すみれちゃんもスレていないので、ワタクシのように下世話な発想はしません⁠〜「妖しい情事を盗み見している」くらいの感覚。コレが正しいのかも⁠(⁠๑⁠¯⁠◡⁠¯⁠๑⁠)


今月は「玉兎」という言葉を使っていますが、日本舞踊がありました。
https://wanabi-mizuki.com/nihon-buyou-tamausagi/
 
コチラは『玉兎(ぎょくと)の一発』といういかにもJUMPな読み切り漫画の紹介記事です。
https://yomikirimanga.com/gyokuto-ippatsu/


ではでは ($・・)/~~~✾✾✾


(※)https://ajirobooks.stores.jp/items/61385f8351244e01d65ca755


rohengram799 at 10:10コメント(4) 

2019年06月10日

林鐘雲便りNo.8:蜜と兎

梅雨寒というほどではないけれど、半袖ではちょっと……な気温ですね。先月のあの暑さはなんだったんだ Σ( ̄皿 ̄;; という気分になる月曜日。



さてさて………最近のわたくしは「官能の十七文字、愉悦の三十一文字」探しに熱中しているわけですが、そんな深読みしなくても〜な解釈をすることも楽しんでおります。



雪の野の兎華麗な罠に落つ   能村研三


あわれなウサギ、罠になかったウサギ、其がただの罠ではなく「華麗な」とはいったい………幸明なワナではなく、技巧のワナではなく、華麗という言葉に拡がる妄想。これはやはりウサギさんは可愛い女の子ではないのか? 雪山のスキーウェア&ゴーグルマジックに惑わされてしまったのでは? と考え方しまうおやぢ!



ダンナさんは若い頃、山登りをしていたのですが、山であった子に下山したら会いましょう、と約束して、いざ街中で会ったらアレ?な経験があったと言っていました。「酸欠で、みんな可愛く見えるんだよ、お互い様だと思うけど。」と(;´д`) 制服姿がカッコいい!みたいなヤツですかね? こんな話も思い出す一句でありました。私には、ですよ! もっと高尚で正しい鑑賞があるはず(^。^;)



蜜なめて黒瞳かがやく春の暮(みつなめてくろめかがやくはるのくれ)


桂信子さんのこの短歌も普通には読めば、何も問題(?)はございません〜蜂蜜の美味しさを純粋に喜ぶ子どもの姿が浮かびます。ええ、最初はそうでした。でも、私はピアノ……じゃない、私はおやぢなので、自主規制するようなことを考えたりするのです、ハイ。良い子は深く考えないように(*/∀\*)





最後に胸キュンな句をご紹介します(笑)



手をつなぐ勇気ください冬の虹  阿部友子




良い1週間になりますように♪(o・ω・)ノ))




【追記】

ちょっと難しい顔をしたアンティークドール(((^^;)

https://ameblo.jp/amebebeka/entry-12474372397.html


rohengram799 at 10:16コメント(2) 
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