備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

好きなことを好きな時にチマチマと書いています(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

タグ:蝶

タイトル通り、再び、まどさんの「ねむり」(*´~`*) チョウチョウの「ねむり」にもやさしい(´ω` )zzZ




「ねむり」   


わたしの からだの
ちいさな ふたつの まどに
しずかに
ブラインドが おりる よる

せかいじゅうの
そらと うみと りくの
ありとあらゆる いのちの
ちいさな ふたつずつの まどに
しずかに
ブラインドが おりる

どんなに ちいさな
ひとつの ゆめも
ほかの ゆめと
ごちゃごちゃに ならないように




「チョウチョウ」

                     
チョウチョウは
ねむる とき
はねを たたんで ねむります

だれの じゃまにも ならない
あんなに 小さな 虫なのに
それが また はんぶんに なって
そっと…

だれだって それを見ますと
せかいじゅうに
しーっ!
と めくばせ したくなります

どんなに かすかな もの音でも
チョウチョウの ねむりを
やぶりはしないかと…

今日は蝶の話を少し。蝶には故人の魂が宿っているとかいろんな言い伝えがありますね。

http://hunen.hatenablog.com/entry/2017/08/03/175628


♪あなたに抱かれて私は蝶になる〜

こんな古い歌を知っている人が私のブログを読んでくれている方の中にいるのか、気になりますが………胡蝶蘭をテーマに、亡き人を想う話を読んだら急に森山加代子さんの歌声がよみがえってしまいました。

【白い蝶のサンバ】
https://sp.uta-net.com/song/2609/


こちらは蝶とは関係ないですが、フムフムと思った記事です。「アラジン」と「アリババ」同じ話じゃないのか(;´д`)

【現代風アレンジ】
http://sakicchoman.blog.jp/archives/1075223036.html

「蝶の恋空の窪んでゐるところ」


川嶋一美さんの句集『空の素顔』から………「猫の恋」という季語は知っていたけれど「蝶の恋」やら「鳥の恋」もあるらしい。中国では一対の蝶は「永遠の絆」を意味するとか。ヒラヒラ飛んでいる蝶は昔は「かわひらこ」と言っていたようです。清らかな水の流れに蝶も絵になりますなぁ……墨一色で描かれていたとしても、そこに色を感じることが出来そうです。でも実物の蝶はあんまり……かな。年齢があがるにつれて、なんだか苦手になってきました。詳細な図版やら写真やらが増えたからでしょうか、なんかコワいのです(´゚ω゚`)


この前、久しぶりに映画『レオン』のエンディング曲を聴きました。当時は(イヤ今もか)意味がよくわからなかったけれど、せつないメロディが好きでした。その後にELTの「Shapes Of Love」を聴いて、同じ「Shapes 」という言葉を使っていても全然違うじゃん!と思ったワタクシ。

♪この恋 つかみ取りたい とか 「まちぶせ」の ♪あなたを振り向かせる と同じくらいのショーゲキを受けましたわ。このくらいのpassionがなければ恋とは言えないのですね♪~(・ε・ )


【 Shapes of my heart 】
http://studio-webli.com/article/lyrics/72.html

【 Shapes Of Love 】
https://sp.uta-net.com/movie/9974/


藤原龍一郎さん(1952年福岡県生まれ。何冊か歌集を出版されています)がこんな短歌を詠まれていました。

「二人いてされど二つの影を曳く孤独ありけりレオン、マチルダ」


読売新聞(8/19)の「こどもの詩」にドキッ!としました。いつからこんな気持ちをなくしてしまったのか・・・こんなやさしさを思い出させてくれるために、小さい子どもは一生懸命大人に話をしているのかもしれない、そんなにふうに思いました



『ありさん』 佐々木凛人(りんと)ちゃん・3歳

ままー

ありさんが ちょうちょ

はこんでるよ

きっと びょういんへ

いくんだね


『世界の眼で見る古墳文化』のポスターがたまらない~!なワタクシです。埴輪に眼鏡ヾ(o≧∀≦o)ノ゙

https://sp.museum.or.jp/event_details/90228



メガネといえば、石川県に用水路を埋め尽くす数千の白い蝶(蛾)の群れを怪異と見なす話があるという記事を読んで蝶について検索していたら、おかしな兜を発見しました。ウサギの耳とかムカデとか妙なデザインの兜は今までいくつか雑誌などで見てきましたが、このチョウ+メガネ付は・・・なんなのよ~!?
https://sengoku-g.net/blog/2018/01/helmet.html/helmet7_m


メガネは江戸時代になってから追加されたようですが、こんなので戦場に行くの? 真面目に作ったのかどうか、わからない~!


蝶の群舞の話に戻りますと、これははしばしば見られる現象で「蝶合戦」や「蝶雨」と呼ばれるそうです。かなり昔の文献にも記述があるようです。蝶がキライな人でなくてもなんでも大群になると恐ろしいし気持ち悪いだろうなぁ、と思いました。

万延元年(1860)6月には江戸市中でもこの現象があり、岡本綺堂『半七捕物帳』、横溝正史『人形佐七捕物帳』にそれぞれ「蝶合戦」という題の短編があるそうです。積ん読本が全く減らないのに、読んでみたいと思ってしまう(;´∀`)

今井彰さん『蝶の民俗学』(1978年)では蝶雨の正体について、本物の蝶とは限らず、カゲロウ、ユスリカ、ウスバツバメガ、トビケラといった群である場合が多かったのではないかと書かれているそうです。


下記ブログの3つめの記事に詳しく書かれていますので、お読み下さいませ。
http://d.hatena.ne.jp/morita11/touch/20150925/1443160757


今井彰さんという方を知らなかったので、検索していたら「蝶の民俗館」がありました。飾ってあるお人形さんがちょっとホラーっぽい気がする・・・(≡人≡;)

http://inagakirecipe.blog114.fc2.com/blog-entry-734.html



このページのトップヘ