西條奈加

2021年04月19日

純陽雲便りNo.16:疑問符

「テクスチュアルハラスメント」なるものがあるらしい。ある文章に対し「女にはこんな文章は書けるわけがない」「男なのに女々しい表現ばっかり使う」などの性差別に当たる発言をしたり、男性作家と名乗っているのに裏では女性に書かせているに違いない、などの虚偽の噂を事実のように周囲に吹聴するような、嫌がらせ行為のことをいうそうです。


名前だけでは男女の区別がつかない作家さんていますが、その区別は必要なのか?という時代になっていますね。作家さんのプライベートは知ってしまうとなんだかなぁ…とへんな先入観を抱いて小説を読んでしまいそうで、ご自身がインタビューとかで語らない限りは別に知らなくてもいいかな、と。短歌や俳句などはそれを詠んだ時の状況を知ると理解が深まることはありますが…。たまに、えっ、このふたりは夫婦なの!? と驚くことも(;´∀`)


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読売新聞(3/26)四季で長谷川櫂さんが取り上げた、ねづときおさんの「花の宴一等席に車椅子」の句がとても素敵だなぁ、と思い、句集『せせらぎ』を検索してみたのだけれど、他の方のものしか見つからない……ねづときおさんも根津美術館とか鬼滅のネズコちゃんがワラワラ出てくる(´-ω-`)


「オカアサン」と鳴く鳥かなし十三夜(上村占魚)

こちらの俳句を見つけた時も、本当にオカアサンと鳴く(そう聞こえる)鳥がいるのか知りたい!と思いましたが、見つからない。自分だけにそう聴こえたってことなのかなぁ…と考えては、やっぱり気になる!の繰り返しです。


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西條奈加さんの『まるまるの毬』を寝る前に一章ずつ読んでいます。和菓子職人の話なのでいろんなお菓子が出てくる……明日はかりんとうを食べよう!と思いながら布団に入ることになり、最近なぜか早起きに(笑)

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000212658


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今日は夏日になるとか? 皆さま、体調管理が大変だと思いますが、どうぞおだやかで楽しい1週間になりますように (*・ω・)ノ



rohengram799 at 07:50|PermalinkComments(4)

2021年01月29日

初空雲便りNo.25: ふるふる

最近は寒くなくても5時過ぎに目覚めます……ガチャガチャうるさいことは出来ないので、ぬぼーとしてダンナさんが起きるのを待っている朝が多いです……近くにモーニングをやっている喫茶店とかあったなら、いそいそとお出掛け……とかムリだろうな(笑) 今朝もフルグラ(シリアル)を食べました🍴



昨晩から西條奈加さんの『六花落々』を読み始めました。

六花落々 (祥伝社文庫) >> https://bookmeter.com/books/12364570


別の作者の『雪の殿様』(*)を読んだ時にコメントで教えていただいたのが2015年、文庫になるのを待ち購入してからも3年くらい経過している気がします……だいぶ寝かせました(笑)


第1話 六花邂逅(りっかかいこう)
第2話 おらんだ正月
第3話 だるま大黒
第4話 はぐれかすがい
第5話 びいどろの青
第6話 雪の華
最終話 白炎(びゃくえん)


まだ「おらんだ正月」ですが、明日には読み終わるかなぁ〜季節にあった本を読むのは楽しい❄️ あ、テーブルの上には買ったばかりの『私の頭が正常であったなら』(山白朝子)というタイトルの文庫が目に入ってきた……(;´∀`)

https://www.kadokawa.co.jp/product/322008000179/



こちらはネットで見つけた「雨」の方言の記事です。かなり刺激的?な表現もありますが、それは豊かな想像力の賜物、ということで〜!

http://www.sam.hi-ho.ne.jp/~shuno/speech/020721.htm



皆さまには素敵な出来事がたくさん「ふるふる」金曜日でありますように♪(o・ω・)ノ))




(*)雪の殿様 (招き猫文庫) >> https://bookmeter.com/books/9905905

http://blog.livedoor.jp/rohengram799/archives/50758043.html




rohengram799 at 08:30|PermalinkComments(6)

2017年11月01日

霜見雲便りNo.1:足長ウサさん

今年も後2ヶ月~受験生だったら焦りまくっているに違いないワタクシですが、もう学業とは無縁の暮らしになっています。しかし、大掃除とか年末年始のアレコレを考えるとう~ん( ̄~ ̄;)となりますわ。



今月は霜月の異名である「霜見月」から「霜月雲便り」にしてみました。昼夜の気温差がだんだん大きくなってきましたね。マスクをした人も目立ってきました😷




先月読んだ本のまとめは後日に・・・まだまだ読んでいない本が何冊もあるのに、本屋さんにいったら以前『雪の殿様』を読んだ時にすすめていただいた『六花落々』が文庫になっていたので買ってしまいました! 西條奈加さんのホースは『まるまるの毬(いが)』も積ん読なので、スマホのパズルゲームもほどほどにして「読書の(晩)秋」にしたいと思います。


ちなみに今は『私たちの願いは、いつも』を読んでいます。帯に「私たち、十四歳の二倍も生きてんのに、どうしてこんなに人生に不器用なんだろう」とあり、私なんて半世紀以上生きていてコレだよ~(゚~゚)と思いながら、谷川史子さんのカバーイラストが気に入り、買ってしまいました!


内容バレバレの感想ブログを見つけましたので(私はあまりネタバレにこだわらない)読んだ気分になって下さい(笑)


http://blog.goo.ne.jp/since2007_1984/e/177dcd122f9a5bec9acfb13562d2e1c8





雑誌を立ち読みしていたら「エゾユキウサギ」の写真が・・・昔、2円切手は秋田犬でしたが、今はこの ̄(=∵=) ̄さんがデザインされているのですね。真っ白でラブリーですが、足がやたらに長いので、ビックリしました! アイヌの民話にもウサギが出てきました❗


https://ameblo.jp/maedaman-c-kr-hhc/entry-10540093158.html




ではでは、今月もまたよろしくお願いいたします♪(o・ω・)ノ))





rohengram799 at 09:36|PermalinkComments(4)

2016年10月16日

徳雲便りNo.11:甘いもんでもおひとつ

通勤時に見かける人たちの服装が秋っぽい色合いになってきました。「桜紅葉」「柿紅葉」「花紅葉」という言葉がありますが、夏は緑の輝きを愛で、秋には虫食いの葉にも風情を感じ……銀杏はまだまだですが、気がつけば黄金色になっているかも! 秋の楽しみはあちこちにありますね。


以前コメントにて猫ムスメ様からオススメいただいた、花のお江戸を舞台におっとりした菓子職人の兄、商才に長けた弟が菓子屋を切り盛りする『甘いもんでもおひとつ』(田牧大和)を読みました。「読書の秋「食欲の秋」そして和菓子の美しさに「芸術の秋」を感じる、見事に三点セットになった一冊(≧∇≦) 猫ムスメ様、ありがとうございます!


お店の名前は「藍千堂」といって、まだまだ新興の上菓子屋……ではなく、実は兄弟は大店「百瀬屋」の御曹司だったのです。先代の主人(兄弟の父)が亡くなった後、しばらくして叔父に「百瀬屋」を追い出されることに……! 先代の片腕だった茂市という、無口で不器用な職人さん(じいさん好きにはたまらない!)も兄弟と一緒に働いています。叔父とは険悪ですが、兄弟にとって従妹にあたるお糸はしょっちゅう「藍千堂」に顔を出しています。


叔父さんはなぜ甥たちに冷たくあたるのかは、いろんなクセのある登場人物たちと、美味なるお菓子たちに心奪われながら読み進めていくとわかります。一話目の柏餅から食べたい気持ちがモクモクと沸き上がってスーパーやコンビニでも和菓子コーナーに目がいってしまう(笑)


「ハレの日の江戸の街の季節感を描きたいと思っていました。今の日本ではハロウィンやクリスマスが楽しまれていますが、古来の五節句というのは、ずいぶんと派手で楽しそうなんですよ。七夕などは、天に願いを届けようと、競いあうように、屋根の上高くに竹を掲げ、夢を描いた短冊をくくりつけたようです」とインタビュー記事土で読みました。七夕の様子は浮世絵にも残っていますね。「お菓子って、なくてもいいかもしれないですが、美味しいものを食べると理屈抜きにホッとするし、顔がほころびますよね」……和菓子を食べている顔と、大好きな人と過ごしているときの表情は似ている……どちらも最高にシアワセ(´∇`)


続編はハードカバーで発売中……人日(じんじつ:七草粥を食べる)・上巳(じょうし)・端午(たんご)・七夕(しちせき)・重陽(ちょうよう)といった五節句を題材に、それぞれの風物詩である和菓子が登場するそうな。そしておっとり兄ちゃんの恋物語も……!? 弟はせつない結果になりましたが、兄ちゃんはどうなるのか……文庫になるのはまだまだ先でしょうが、こちらもまた楽しみに待つことにします。



この本をきっかけに、私の中では時代小説ブームが到来! 先に感想を書いた『ゆめ結い』(イマイチでしたが)続けて葉室麟さんの『風花帖』中島要さんの『かりんとう侍』(感想はいずれまた)を読んで、今は西條奈加さんの『閻魔の世直し』……これは『善人長屋』の続編ですが、前作を知らなくても楽しい作品。 その次も何冊か控えております! 皆さまも甘いものを食べながら、時代小説や時代劇を満喫して下さいませ。





rohengram799 at 00:37|PermalinkComments(6)

2016年04月15日

暮雲便りNo.16:つながっているのだ!

今日は『世直し小町りんりん』(西條奈加)を読んでいます。長唄の師匠であるお蝶は三味線の腕前と美声で気性も粋な弁天との評判。お蝶の兄嫁の沙十(さと)はたおやかな色白美人で観音のたたずまいですが、薙刀を持たせたら……!の意外な人物。仲のよいふたりにシスコン気味の兄上、他の登場人物もクセモノっぽくて……起承転結でいえば「転」にさしかかったところで、この先が気になります。



読売新聞を購読中の我が家(ダンナが巨人ファンなので)、スポーツ面にほとんど関心がない私の楽しみは書籍関連広告に人生相談や読者の投稿欄、内長谷川櫂さんによる「四季」(俳句や短歌の紹介)に「こどもの詩」など。


この前は『深見けん二俳句集成』からこの句が載っていました。

『そら豆の花のおしやべり昼深く』


初夏になりかけの昼下がりの不思議な時間。皆さまがそら豆の花から連想するおしゃべりはどんな内容でしょう? 深見さんの句集を発行されている出版社の方のブログに、書店員さんから在庫確認があって、その時に「深見けん“ツー”」さんと言われた……というような記事がありました。なぜあえてそんな読み方をしたのか……この書店員さんも本屋大賞に関わっているのかしら?といろいろ考えてう~ん( ̄~ ̄;)となってしまいました。



「こどもの詩」は私が読みはじめてから何人か選者がかわっていて、この人が選ぶのは私のシュミにはあわないなぁ…というのが続いたのですが(私の感性がズレているのでしょう…(´;ω;`))今日の詩は、久々にキター!でした。


『なっとうはのびる』
(根岸花帆さん・小2の詩)

なっとうはのびる
なぜのびる?
なぜかというと
つながっているなっとうは
かぞくだから
あいのいとで
つながっているのだ!



最後のダメ押しのような力強い「のだ!」に、おやぢは元気が出ました。納豆を食べよう!キャンペーンとかあったら採用間違いなしな気がします(笑) 田中角栄氏が今ちょっとしたブームになっていますが、あのダミ声の持つ力にパワーをみんな求めているのかな、と思っています。ダミ声にはいろんなしがらみがネバネバついて大変ですが(; ̄ー ̄A


私も落ち込んだ時には、何の根拠もなく、ただ「大丈夫、大丈夫」と繰り返していたことがあります。それだけでも気持ちが落ち着いてきた経験があるので、力強く言い切るって大事なのかも(^o^;)



こどもの持つ力、言葉の持つ力、大地の恵みが持つ力、そして人が持つ誰かをいたわり、つながり、ともに生きていこうとする力……大切にしたいと思いました。





rohengram799 at 14:00|PermalinkComments(4)