西行

2012年04月03日

第735号:ざわざわ…桃色のファンタじぃ(~_~)

『春風の花を散らすと見る夢は覚めても胸の騒ぐなりけり』


西行さんの歌でしょうか…夢でも胸が騒ぐ光景なのに、映像ではそれに近いものが~長崎の桜の木が“わっさわっさ”という感じに揺れているのを朝のニュースで見ました。こちらは朝は晴れて風もなかったのにお昼頃には曇り空で風もだんだんと強まる気配です。ああ、イヤだぁ~帰りは9時頃だけれど、どうなっているのかしら!?皆さまもどうぞケガや被害のありませんよう、お気をつけ下さいまし!!


ところで、すっかり忘れていたのですが、今日はワタクシの実家の方ではひな祭りです。今はお雛様を飾るスペースもないくらいごった返した状況の実家になっておりますが(--;)幼い頃は母がきちんと飾ってくれました。大きくなるにつれて、手間だからとガラスケースに入った日本人形を飾るようになりました。藤娘と汐汲みだったような…藤娘はともかく潮汲みはイマイチわからなかったのですが、働き者のお嫁さんってことですかねぇ?(((・・;)


「桃の節句」なので、桃にちなんだ句をひとつφ(..)


『桃の花宿に立てれば主さへすけるものとや人の見るらん』(大江嘉言 後拾遺集)


~桃の花が家の庭にあるので、家主である私まで色好みだと他人は見るのだろうか(~_~;)~みたいな(笑)いやいや、オジサン、考えすぎだって('~`;)と声をかけたくなるような歌でありますな!大江嘉言さんは男性と思われますが、オジサンかどうかは不明~でも中高年のイメージがある( ̄ー ̄)案外うら若きお年頃の青年時代の作品なのかしら?


“すけるもの”が透明人間ならコレはコレでまた楽しいピンクホラーになる予感(^.^)←私だけ!?




rohengram799 at 14:11|この記事のURLComments(7)

2011年06月09日

第509号:行方も知らぬわが思ひかな

皆さま、ごきげんよう~でございます(*^^*)

昨日は仕事で大変な目にあいましたが(トイレのタンクのネジが緩み、火事でもないのに大放水!!コレははじめてのトラブルでしたわ~)今日は天気も(今のところは)良いし~何より本日は《週刊モーニング》の発売日(^.^)


楽しみにしていた『草子ブックガイド』西行さんにまつわるお話の後編が掲載されています。不定期経掲載なのですが、私が最初に読んだのは《蔵書票》の話でした。

《蔵書票》とは~自分の蔵書に所有を表すために見返しに貼る小票のこと。票主の名前だけでなく、これに多彩な「絵」や「模様」などが盛り込まれ、小さな絵画、美術品みたいです。独特の世界感があるので、今もコレクターが多い!オークションサイトで見掛けますが、確かにステキ(^o^)


さて、本題です(笑)
私は《西行》について思い入れがある風雅な人間ではないのですが…だって私のイメージは[親鸞+山頭火]÷2(--;)……すみません、イメージです!!親鸞さんもにち知りません!! 山頭火も漫画でしか知りません!!(こっちもモーニングで読んだような) 物知らずで恥知らずな人間です~ぶたないでっ(>_<)『山家集』も読んだことがありません…! この漫画を読むと、下手な論文よりずっとわかりやすく、西行さんの生きてきた道のりがわかります…いや、やかるような気がします(笑)
草子ちゃんはタイトル通り本のおもしろさを伝えてくれるガイドさんです。作者の世界を丁寧に優しくわかりやすく案内してくれて、身近にこんな人がいたらいいな~と思います♪


『風になびく富士のけぶりの空に消えて行方も知らぬわが思ひかな』

アナタの気持ちは現代まで届いていますよ…これからもずっと受け継がれ、語り継がれることでしょう。


今週号だけでも《西行》の世界を充分体感出来ると思いますので、興味のある方はぜひ!! 読んで下さ~い(*^^*) あと早稲田文学や玉川重機さんを検索しても草子ちゃんに逢えると思います(^o^)/


【追記:草子ブックガイド】
http://morning.moae.jp/lineup/96


rohengram799 at 10:38|この記事のURLComments(9)
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