西馬音内盆踊り

2016年08月13日

乗雲便りNo.13:猫も杓子も ゞ(^o^ゝ)≡(/^_^)/"

テレビ番組の『プレバト』、この前の俳句のお題は「盆踊り」だったそうですね。あの先生の講評や添削はう~ん、そうか?というのも多いのですが(私的には)(;^_^A いろんな捉え方があってオモシロイです。



『月とるごと種まくごとく踊りけり』(山口青邨)


徳島市の阿波おどりがはじまりましたね! 男踊りは半天を着て踊る半天踊りと、男物の浴衣をしりからげに着て踊る阿波おどりがあり、うちわや手ぬぐいなどを使っていることが多いです。女踊りは女物の浴衣に編笠を深くかぶって、草履ではなく下駄を履くのが特徴的。「艶っぽく上品に踊る」とありました(笑)


『踊りゆく踊りの指のさす方へ』(橋本多佳子)


「踊り」は俳句では盆踊りのこで、秋の季語になるのですが、この句を読むとあちらから戻ってきたご先祖さまが一緒に踊って楽しくなって、アラ、私の身内はどこいったのかしら?と思って指差す方に進んでいくようにも思えるし、もうお別れですよ、名残惜しいですがあちらがあなたのいく場所です、と言われているように感じたり……。「方へ」は「かたへ」と読むそうです。



日本三大盆踊りというのがあって、阿波おどりの他に、西馬音内盆踊り(秋田県雄勝郡羽後町西馬音内で行われる盆踊り)と郡上八幡盆踊りのことをいうみたいです。


岐阜県郡上市で開催される郡上八幡盆踊りは、毎年7月中旬から9月上旬まで述べ32夜!開催! 中でも8月13日から16日は午後8時に始まり明け方まで夜通し踊り続ける徹夜踊りは大変盛り上がるそう。


郡上おどりの曲名は「かわさき」「春駒」「三百」「ヤッチク」「古調かわさき」「げんげんばらばら」とか10曲あるらしいのですが、その中で気になる「猫の子」……なんだろう(´・ω・`)?


♪ヤアヨーホーイヤーヨーイ
猫の子がよかろ(猫の子がよかろ)
猫でしやわせ コラねずみょ取る
(ねずみょ取るノーねずみょ取る 猫でしやわせ コラねずみょ取る)

というお囃子からはじまるらしい。


歌詞ですが 「破れ褌 将棋の駒よ 角と思えば コラ金が出た」「夕んべ夜這人(よばいにん)が 猫踏みころいた 猫で返しゃれ コラ熊笹で」「夕んべ夜這人(よばいと)が 二階から落ちて 猫の鳴き真似 コラして逃げた」……おやぢ心をくすぐるフレーズがたくさんありました(笑) 祭りの夜はやはり男女の出逢いの場だったのですね。他の曲の歌詞もだいたいこんな感じでした。

http://senshoan.main.jp/minyou/gujoodori-word.htm



私の今住んでいるところも以前は夏祭りを開催していたのですが、昨年からいろんな事情により秋祭りになりました。祭りというよりフリーマーケットみたいな感じですかね~? 昔ながらの町内会の盆踊り大会というのはなくなってしまいました。浴衣姿の中学生女子たちがキャーキャー言いながら男子グループにちょっかいを出す様子を見るのが「おおっ( 〃▽〃)青春してるね!」で楽しかったのに……残念(゜゜;)\(--;)





rohengram799 at 17:16|この記事のURLComments(12)
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ