読書メーター

2018年03月03日

桃月雲便りNo.1:2月の本棚~読書メーターversion

おはようございます。今日はひな祭り~と言っても、田舎では月遅れの来月がオヒナサマなので、実家から離れて30年以上経つのにまだまだ違和感がありますが、桃の節句にちなんで今月は「桃月(とうげつ)雲便り」にしてみました(* ̄∇ ̄*)
^o^;)


カレンダーを見て平成30年3月3日はやって来ましたが、平成33年3月3日はやって来ないのですよね・・・なんとなく残念( ´△`)




さてさて、2月の本棚を今回は画像付きでお届けします。雑誌が多くなりました。


2月の読書メーター
読んだ本の数:27
読んだページ数:4427
ナイス数:997

時空旅人 2018年 3月号 Vol.42 [ 占いと運命の秘密 ]時空旅人 2018年 3月号 Vol.42 [ 占いと運命の秘密 ]感想
占いの館とかいってみたいけれど、いったことがなく電話占いも興味はあるけど、経験なし。特に占いを信じてもいなので軽く読み流し。タロットなどカードデザインを見るのは好き。声優の潘恵子さんが占星術師にもなっていてビックリした。牡牛座は「五感に優れた風流を愛する人」で「お金が好き」・・・だいたいコレはどの占いにも書かれている気がする。手相を書くというのはしばらくやっていたことがあるけど、すぐ消えてしまうので何回も書くのが面倒になってやめてしまった。タイでは徴兵をくじ引きで決めるというのがなんとも・・・。
読了日:02月28日 著者:
脳波操縦士脳波操縦士感想
青空文庫にて。なんだろう、バカみたい!というよりもの悲しさを感じる作品。科学的(?)な関心、知識が他人よりあるばかりに付き合いがうまくいかなくて、でもやっぱりひとりはつまらなくてさみしくて・・・。森源さんの最期がやっぱり、でせつなかった。映像で見てみたい気がする。
読了日:02月28日 著者:蘭 郁二郎
BIRDER(バーダー)2018年3月号 生態図鑑 キジ科の鳥たちBIRDER(バーダー)2018年3月号 生態図鑑 キジ科の鳥たち感想
値段が高めなので立ち読み。赤い実(ナンテン)に集まる鳥たちの写真が可愛かった。読者投稿の写真もよくこんな場面が撮影できたな~スゴい!と思ったり、鳥のスケッチ、イラストも羽毛がとても触りたくなる感じで、こんな風に描けたらいいなぁ観察力も画力もない私は思った。台湾のヤマムスメという鳥が美しかった。
読了日:02月27日 著者:
銀河英雄伝説 9 (ヤングジャンプコミックス)銀河英雄伝説 9 (ヤングジャンプコミックス)感想
読むたびにいろんなところにツッコミを入れたくなってしまう漫画だ・・・オベ様はいつも義眼の調子がイマイチみたいだし、ムチムチ太もも強調の軍服もキライ・・・フォークの壊れ具合は素晴らしかったけど、 ワーレンにベルゲンのイメージがなぁ・・・人数が多いので、いろんなパターンがないと区別がつきにくいのだとは思うけれど。私の好きなベルゲンがあれか・・・せめて髪型を変えて~( TДT) 読むたびにこの人のキャラデザは私には合わないと思ってしまう。でも買っちゃう(笑)
読了日:02月26日 著者:藤崎 竜
心の王者【青空文庫】心の王者【青空文庫】感想
シルレルって誰だ?と思ったらシラーのことだった。シラーの詩は読んだことがないかも。「陸の王者」とうまく掛けた(?)「心の王者」、学生さんへのエールのように思った。

http://www.tsushin.keio.ac.jp/column/entry/000282.html
読了日:02月26日 著者:太宰 治
雪上の五輪旗(記念日にショートショートを‬⁩)雪上の五輪旗(記念日にショートショートを‬⁩)感想
どこか違う世界線でこんな場面があったのかも、なんて考えた。最近、三波春夫さんが歌った『東京五輪音頭』が脳内でグルグルまわって仕方ない!!(笑)
読了日:02月26日 著者:神家 正成
父と子の旅路 (双葉文庫)父と子の旅路 (双葉文庫)感想
タイトルと表紙買い。子どもの行方については早い段階でわかってしまう展開だったので、特に驚きもなく・・・死刑制度や再審、裁判所前など考えさせられることはいくつもあったし、親もいろんな親がいるのだということもわかる。全体的には感動的な話難だろうけど、光三以外の感情の動きがもっと丁寧に描かれて射たらなぁと思った。礼菜とあかね母娘の気持ちが消化不良というか、モヤモヤした感じ。光三の今後の生き方がとても気になる。身体は大丈夫だろうか? 小杉作品は父親を主題にしたものが多いが、素直に感動した!とならないのが残念。
読了日:02月26日 著者:小杉 健治
夏化粧 (角川文庫)夏化粧 (角川文庫)感想
タイトルと表紙買い。作者の池上永一さんと漫画家の池上遼一さんが一緒になってしまい『クライングフリーマン』みたいにセクシーでバイオレンスな話を書く人だと思って、なかなか読まない作家さんだっだけれど、ギャグかコメディかみたいな展開に疲れてしまって半分読んでひと休みしてしまった。後半はやたらシリアス、感動系に持っていって、古代文明の謎解きや儀式にはフムフムしたけど、やっぱり元凶はお産婆さんだろ!という気持ちが抜けきらず、スッキリしなかった。正徳じいさんもいつまで元気かわからないし、祐司がどうなるのか気になる。
読了日:02月23日 著者:池上 永一
夢鬼夢鬼感想
青空文庫にて。『変態(紙礫)』というアンソロジーに入っているらしい。収録作品の中でタイトルが気にいったので、検索して読んでみた。「むき」と読むらしい。内容は変態というか純愛というのか・・・一途といえば一途な少年から青年への物語というのか、現実と妄想と子どもっぽい独占欲と、残虐さと・・・ぐちゃぐちゃな感じがなんとも言えない雰囲気。劇画タッチの漫画作品で読んでみたいかも。
読了日:02月21日 著者:蘭 郁二郎
神のドーピング(記念日にショートショートを‬⁩)神のドーピング(記念日にショートショートを‬⁩)感想
ドーピング問題を小バカにしているように思えなくもない・・・鳥人・超人と言えばニッカネンだよな。三作続けて読んだことになるけど、長編を読んだらどんな感じなのかな?
読了日:02月21日 著者:木下 昌輝
九病五八の孤独(記念日にショートショートを‬⁩)九病五八の孤独(記念日にショートショートを‬⁩)感想
『こち亀』の日暮さんだっけ? 彼を思い出した。また4年後に違う話が読めるのかな?
読了日:02月19日 著者:木下 昌輝
ロシアンバレンタインロシアンバレンタイン感想
おお、こういうバレンタインデーもあるのか!・・・体験したくはないけど(-_-;)
読了日:02月19日 著者:木下 昌輝
歴史群像 2018年 02 月号 [雑誌]歴史群像 2018年 02 月号 [雑誌]感想
間違って2冊買ってしまった・・・零戦の塗装、イメージ的に深い緑色、灰緑色だったけど、白と黒だけの灰色から出来ていたのトピックスは、いろんな研究の成果でスゴいなと思った。西郷さんの特集記事にあった徳川慶喜の西洋軍服(写真)が、あまりにも似合わなくて笑えた。迷宮歴史倶楽部は空襲に備えての建物迷彩について。国会議事堂や地方の建物にもその名残があるのですね。
http://tikurinnnohoujyoann.blog.fc2.com/blog-entry-1408.html?sp
読了日:02月18日 著者:
キャベツ炒めに捧ぐ (ハルキ文庫 い 19-1)キャベツ炒めに捧ぐ (ハルキ文庫 い 19-1)感想
「キュウリいろいろ」だけを先に読んだので残りを読んだ。私もあと10年しないうちに還暦になるのだけれど、その時にこんなにパワフルでいられるかなぁ、と思った。食べることは生きる事に直結しているので、食に関わる仕事をしていると常にパワーチャージされるのかも。おばちゃんたちと青年の組み合わせ、その会話が妙にリアルだったな。「ふきのとう」の話が一番好きかも。恋のABC、今は死後だわ~でも懐かしい昭和な響き(笑) 出てきた料理はみんな食べてみたい。こういうお惣菜屋さんが近くに欲しい、
読了日:02月17日 著者:井上 荒野
雨宿り (光文社時代小説文庫)雨宿り (光文社時代小説文庫)感想
表紙とタイトル買い。表題作に出てきた登場人物たちがまた次の作品で主役になったりして・・・の短編集だった。時代小説の中の女性の立場は辛い。誰かのためにまた自分のために生き続けなくてはならない・・・リルケだったか、明日も生きなくてはならないと泣いている女の詩があったけど、それを思い出した。「遠回り」の主人公は現代でも通じるかな。ここではないもっといい場所でいい人と今より豊かな暮らしをしたい。望む気持ちはわかる。「真似事」の夫婦関係も最後にホッとした。「昔日」も「約束」もそれぞれ味わい深い作品だった。
読了日:02月16日 著者:宮本 紀子
実話(裏)歴史SPECIAL vol.17 ヤクザと心の闇 (ミリオンムック 32)実話(裏)歴史SPECIAL vol.17 ヤクザと心の闇 (ミリオンムック 32)感想
「ヤクザと心の闇」ヤクザと精神的な病の考察コラムがこじつけのような気もしたけど、考え方によってはあるかも?な特集だった。「日本の色街 今昔物語」知っている所も知らない場所も興味深かった。あと80・90年代アイドル格付け記事も「いたわ、こんな人」と懐かしかった。松本伊代ちゃんてトシちゃんの妹だったな、と思い出したわ。アイドル映画もたくさんあったな。おっさん向きの雑誌なのは言うまでもない(^o^;)
読了日:02月14日 著者:
昭和の謎99―1980年歌舞伎町性と暴力史解明号 (ミリオンムック)昭和の謎99―1980年歌舞伎町性と暴力史解明号 (ミリオンムック)感想
「島と遊郭」という見出しにつられて購入。他にスケバンやら発禁回収本、見たことはないけどオールナイトフジ(テレビ)の特集や女性犯罪者の記事など。お受験がらみで小さい子どもを殺めたあの女とかいろ思い出した。あと高級ソープの写真があったけど、おねーさんも部屋もどこが高級なのかと。モノクロだから余計に時代を感じたわ。いろんな下世話なネタ満載で、あまり興味がないものもあるのだけれど、昭和をなつかしむおやぢなワタクシには面白い雑誌。
読了日:02月14日 著者:
Valentine Stories (中公文庫)Valentine Stories (中公文庫)感想
秋吉作品はラストがいかにも女子だわ~という感じでなんか笑ってしまった。中島さんはオチがイマイチだった。朝比奈さんは女子校を舞台にした話で自分も女子高だったので、その当時を思い出した。バレンタインデーの思い出、甘々だけでない話がやっぱり面白く感じるオバサンになったなぁ。鯨さんのはいらなかった、というか、この人らしい作品だったけど、違う作家さんがよかったな。しかし、義理チョコを贈って何倍ものお返しを平気でねだるような女はイヤだわ~。
読了日:02月13日 著者:三羽 省吾,中島 要,木村 紅美,秋吉 理香子,加藤 千恵,鯨 統一郎,石井 睦美,朝比奈 あすか
恐怖箱 閉鎖怪談 (竹書房文庫)恐怖箱 閉鎖怪談 (竹書房文庫)感想
久しぶりの怪談物。怖いというより不思議なものや教訓的なものもあったかなと思う。外国人が日本の土地を買い漁っているという話は聞いたことがあるけれど、これは怪談云々に関係なく恐ろしい問題だと思う。「ヤカン」「お隣さん」「陰と陽」「グルクン玉」「コスプレ」とかがよかった。
読了日:02月12日 著者:加藤 一,雨宮 淳司,神沼 三平太,高田 公太,橘 百花,つくね 乱蔵,戸神 重明,鳥飼 誠,久田 樹生,深澤 夜,三雲 央,鈴堂 雲雀,渡部 正和,ねこや堂
新装版 影踏み鬼 (双葉文庫)新装版 影踏み鬼 (双葉文庫)感想
タイトルと表紙買い。あと以前読んだ『誘拐児』が面白かったなと思ったので。この短編集に共通しているテーマがあるとしたら!狂おしいまでの恋心なのかなぁ。愛ではなくて恋なんだと思う。「血みどろ絵」と「奈落闇恋乃道行」が特に好き。後者は二転三転して真実を理解するのにちょっと時間がかかってしまったおバカさんですが(^o^;) p250の本物の狂言作者についての文章がとても印象的だった。解説があるかと思ったらなかった。
読了日:02月11日 著者:翔田 寛
愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)感想
料理関連の小説ってたくさんあるけれど、山口さんのは読みながらとても美味しく感じられる。今回のタイトルもいい! スゴくストレートに伝わるものがある。多分食べられないと思うけれど「砂肝のゴマ酢和え」がとっても美味しそうに感じた。「和える」という漢字もいいな、とあらためて思った。
読了日:02月10日 著者:山口恵以子
([よ]3-1)海を撃つ (ポプラ文庫 よ 3-1)([よ]3-1)海を撃つ (ポプラ文庫 よ 3-1)感想
途中、熊谷達也作品かと勘違いしてしまった!ふんどし祝いにオバクレフンドシを思い出したり。前半は縁起を担ぎ、神様を祀る漁で生計を立てている人々の暮らしぶりが描かれていて、その後巨大なメカジキとの格闘に。「白鯨」「老人と海」を連想。最後の闘いの場面に比べたら前半の書き込みがちょっと足りないというか、もう少し長い作品でもよかったかなと思った。小室等さんの「老人と海」が聴きたい。♪ハダをそめあげたのは太陽と潮 シワをきざんだのは 時の満ちしお 老人は海から生まれ 海に育ち 海で生きることしか考えたこともない…
読了日:02月07日 著者:吉村 龍一
葬られたマンガ・アニメ150  超絶句編葬られたマンガ・アニメ150 超絶句編感想
このテのものには必ず『ブラック・ジャック』が入るんですよねぇ・・。『ルパン8世』は知らなかった。あとNHKの「みんなのうた」で結構好きだった♪コンピューターおばあちゃんにまさかのエロサブリミナルにはビックリした! アドレス私は読んだことがないけれど『生意気。完全版』が販売規制になったの記事、この程度で規制(-ω- ?)と思ってしまった。
読了日:02月07日 著者:鉄人社編集部
主婦病 (新潮文庫)主婦病 (新潮文庫)感想
シンプルな表紙とタイトルを見て買ったのだけれど、まぁ、内容はキツいですなぁ・・・二十歳くらいの女性や男性が読んだらどんな感想を持つのだろう? 金髪の若い男は何かの象徴でそれぞれ独立した短編なのかと思っていたら繋がっていた。子どもたちが女の子なのも意図的なのかな? 一番かなしく感じたのは「まだ宵の口」。子どもがいてもいなくても、ダンナがいてもいなくても主婦はかなしくいつも揺らいでいるのだ。他の話もよかった。どの話もわかる部分があった。他の作品も読んでみたい。「小さな娘が思ったこと」という詩を思い出した。
読了日:02月06日 著者:森 美樹
優しき共犯者 (角川文庫)優しき共犯者 (角川文庫)感想
久々に警察物を、と思って買ったのだけれど、なんとゆーか、現代物なのに時代小説の人情噺みたいで、悪くはないけれど、自分の読みたいものとは違ったかな!「播磨灘」という文字を目にする度に相撲漫画の『ああ播磨灘』を思い出してしまった。ハマショーの歌は『4年目の秋』と『片想い』が好き(笑)
読了日:02月04日 著者:大門 剛明
夢魔去りぬ (講談社文庫)夢魔去りぬ (講談社文庫)感想
表紙買い。私小説なんだろうけど(名前と顔だけはテレビで見ていたけど、どんな人かは知らない)まぁスゴいわ。DV野郎の考え方はこうなのかと思った。時々読みなれない(聞きなれない)言い回しがあったりして、ン?となったけど、読み物としては楽しめたと思う。長編だったら読もうという気にはならないかな。勝目梓さんの解説が思ったより長くてビックリしたけど、最後の一文はよかった。
読了日:02月03日 著者:西村 賢太
猫でござる(2) (双葉文庫)猫でござる(2) (双葉文庫)感想
表紙は前の方が好き。書き下ろしの西郷さんとの話は「その時歴史が動いた」を思い出した。勝海舟の西郷さんへの思いがホモくさい、と長男が教えてくれた(笑) 白猫志乃と蚤取りお玉の話が好き。
読了日:02月02日 著者:柏田 道夫

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今月もぼちぼち更新していきます。またよろしくお願いいたします♪(o・ω・)ノ))




rohengram799 at 08:33コメント(2) 

2018年02月05日

恵風雲便りNo.2:ビックリ!&1月の本棚

昨日は「立春」でしたね。次なるイベントはバレンタインデー!とばかりに、スーパーではちょうどがいっぱいです。

そしてエプロンにマタニティマークをつけて働いている方をはじめて見ました! 電車内でバッグなどにつけている人は見たことがありますが、職場(でいいのか?)では初めて! ちょっと新鮮な気分になりました(笑)

新鮮ではなくビックリしたこともありました。昨日、出勤途中でチャリンコで並走する夫婦を見かけたのですが、旦那さんが赤ちゃんを前だっこ状態でチャリンコに乗っていたのです! もちろんだっこヒモ的なものを着用してですが。

赤ちゃんをおんぶしてチャリンコ激走!なお母さんは見たことはありますが、前だっこ、しかもお父さん!は初めてでした。おんぶしてチャリンコに乗るのも怖い私にはあまりにもショーゲキでしたわ。今は3人乗りの自転車もあるけれど・・・怖いわー!な光景でした。


さてさて、1月に読んだ本はコチラ📚→
https://bookmeter.com/users/718307/bookcases/11755377


またしばらく更新が遅くなりますが、元気にしておりますので・・・皆さまもお身体に気をつけて下さいね(*・ω・)ノ



rohengram799 at 08:29コメント(6) 

2017年12月01日

暮歳雲便りNo.1:11月の本棚~読書メーターversion

11月の読書メーター
読んだ本の数:32
読んだページ数:5947
ナイス数:872

DAYS JAPAN 2017年11月号 (地球がプラスチックに支配される日)DAYS JAPAN 2017年11月号 (地球がプラスチックに支配される日)感想
表紙のインパクトに思わず手に取り立ち読み。他の人身売買の記事やグルジアが今はジョージアという呼び方になったこと、足長のエゾユキウサギの写真などに驚いた。
読了日:11月01日 著者:
私たちの願いは、いつも。 (角川文庫)私たちの願いは、いつも。 (角川文庫)感想
帯に「私たち、十四歳の二倍も生きてんのに、どうしてこんなに人生に不器用なんだろう」とあり、私なんて半世紀以上生きていてコレだよ~(゚~゚)と思いながら、谷川史子さんのカバーイラストが気に入り、買ってしまいました!
中学生の時の人間関係などを思い出しながら読みましたわ。女性目線の鋭さ、厳しさ、イヤらしさを感じたのは兄の恋人を観察するところ。厚化粧に見えない薄化粧~鋭い(;゚∇゚) 不倫やら同性愛やら離婚やら・・・お酒呑んでちあきなおみを熱唱するお母さんがわりと好きかも。「小さいおじさん」目撃したい!
読了日:11月02日 著者:尾崎 英子
横浜元町コレクターズ・カフェ (角川文庫)横浜元町コレクターズ・カフェ (角川文庫)感想
横浜元町、行ったことがないのでタイトル買い。もしかして続編ありかも?な終わり方だったような。若い女の子が出て来てキャピキャピしない、ホモホモしい妄想も出来そうなキャラ設定。テディベアの話はよかった。同じような主題で他の作者が書くと多分もっとグダグタになったりシリアスになったりするんだろうなぁ、と思った。カフェの営業に必要な手続きはちゃんとしてあるのか?と気になってしまったけど。中学生とか好きそうな作品、と思ってしまった。
読了日:11月03日 著者:柳瀬 みちる
2030年の旅 (中公文庫)2030年の旅 (中公文庫)感想
坂口恭平さんのみエッセイ。どの話も全くあり得ない!と否定出来ないビミョーなリアルさがあって面白かった。恩田作品で金星のヘビロテを知った(笑) 小路作品はもしかしたら、の明るい希望があったし、50歳の女性が主人公の山内作品は両親の描写にわかる、わかるとうなずいてしまった~なんでも技術が進みすぎて便利になりすぎてついていけないのよ(涙) 支倉作品はタイトルも好き。実際2030年になった時にまた読み返したい。もちろん紙の本で!
読了日:11月04日 著者:恩田 陸,坂口 恭平,小路幸也,瀬名秀明,宗田理,支倉 凍砂,山内 マリコ,喜多喜久
猫ミス! (中公文庫)猫ミス! (中公文庫)感想
新井素子さんは久しぶりだったけど、相変わらずの文体・・・このアンソロジーには合わないような気が。漫画もいらない。他の作品がよかった分、違和感があった。タイトルは軽いイメージだけれど、結構くるなぁ・・・な作品が私には多かった。老女ふたりの『四月のジンクス』谷川俊太郎の「うそ」を知った『オッドアイ』ホラーテイストの『猫どろぼう猫』など、前読んだ『猫が見ていた』よりよかった気がする。犬編はないのかな?
読了日:11月05日 著者:新井 素子,秋吉 理香子,芦沢 央,小松 エメル,恒川 光太郎,菅野 雪虫,長岡 弘樹,そにしけんじ
ババチャリの神様 (双葉文庫)ババチャリの神様 (双葉文庫)感想
青春ラブコメというかアニメ化を意識しているような作品だった。なぜ鳥取の離島が舞台なのかと思ったら、作者が境港の出身だった。自身を卑下したように名前を出してくるのがイヤだったなぁ。「恋の師匠とババチャリ」が一番好き。ロードレースについてもうちょい書き込みがあるかと思ってけど、なかった。
読了日:11月07日 著者:皆藤 黒助
辞典のすすめ辞典のすすめ感想
短い文章だけれど、辞書ってやっぱりスゴいよね、と思った。辞書、辞典などビミョーに意味が違うみたいだけれど、美しい言葉もなんだそれ?の言葉もつまっていて・・・広辞苑の新しいのが出るというので買ってみようかという気になってきた(笑) 昔は漢和辞典とかも手元においてブログを書いたりしていたのに、今では国語辞典がどこにあるのかわからない・・・いい辞書がほしいなぁ。そういえば子どもの成人式の記念品に辞書があったような気がする・・・今から10年近く前だけど。
読了日:11月08日 著者:吉川 英治
共犯関係 (ハルキ文庫)共犯関係 (ハルキ文庫)感想
乾くるみさんは何か合わない作家さんだと再認識した。ちょっと盛りすぎな気が。似鳥さんの「美しき余命」心理学の授業で使えそうな作品だと思った。友井さんの作品が一番好きかな、せつないなぁ、と思った。表紙とタイトルはイマイチだなぁと思っていたけれど、買ってよかった。
読了日:11月08日 著者:秋吉理香子・芦沢央・乾くるみ・友井羊・似鳥鶏
神様の名前探し (双葉文庫)神様の名前探し (双葉文庫)感想
なんだか消化不良だわ~シリーズ物にしたいのか、神様の名前探しまだまだこれからだ!というより、入り口に立ったかどうかみたいな・・・兄ふたりの末っ子、という設定の女の子があまりにも鈍感でちょっとイヤになってきてしまった。
読了日:11月09日 著者:山本 風碧
([や]3-1)東京23話 (ポプラ文庫)([や]3-1)東京23話 (ポプラ文庫)感想
吉川トリコさんの名古屋を舞台にした『ずっと名古屋』みたいなショートショートだと思っていたら、23区の歴史ウンチクをそれぞれの「区」が語るという、郷土誌かガイドブックかみたいで、期待していたものと違ったため、自分が住んでいた場所とかを拾い読みして終わり。吉祥寺(武蔵野市だけど)の歴史は知らなかった。
読了日:11月11日 著者:山内 マリコ
愛についての感じ (講談社文庫)愛についての感じ (講談社文庫)感想
好き嫌いが別れる作品集かなぁと思いましたが、私は好きです。アイドルのコの解説もよかった。このタイトル以外はないような気がしましたわ。「新世界」でたま子が「やり手ババアを人間国宝にすべきではないか」と思う場面に笑いました。漫画「刑務所の中」とか読んでいたので、所内での暮らしやシャバに出てから戸惑う男に共感したり。「オフェーリアの裏庭」に出てきた写真家は知らなかったので検索しました。他の話もタイトルも内容もよかったし、表紙も素晴らしい。あと「梅猫沢めろん」と作者名を間違えていたのに気がつきました!
読了日:11月12日 著者:海猫沢 めろん,市川 春子
歴史群像 2017年 12 月号 [雑誌]歴史群像 2017年 12 月号 [雑誌]感想
来年のカレンダーは戦艦だった。龍馬暗殺や北朝鮮の弾道ミサイル、品川台場など、興味ある読み物が多かった。しかし全部じっくり読んで理解するのは難しい。
http://rekigun.net/magazine/
読了日:11月14日 著者:
幼女戦記 (7) ドラマCD付き特装版 (角川コミックス・エース)幼女戦記 (7) ドラマCD付き特装版 (角川コミックス・エース)感想
ドラマCDはまだ聴いていないのだけれど、相変わらずターニャちゃんとまわりのオッサンたちとの意志疎通が出来ていない~自分の思うように解釈してしまう人はいつの時代もいるものだけれど、軍人さんたちの場合はトンでもないことになっていく。アニメと漫画とあちこちから仕入れた拙い知識でなんとなく内容がわかる、という感じの私、小説だけで楽しめる人ってスゴいと思う。
読了日:11月14日 著者:東條 チカ
サナキの森 (新潮文庫)サナキの森 (新潮文庫)感想
タイトルと表紙買いしたら新潮文庫だったので、ちょっとビックリした。作者はウチの長男と同い年だった。売れない小説家だったじいちゃんの遺言で遠野を訪れ、冥婚がらみの不可解な事件の謎解きをする・・・じいちゃんの小説がものすごく怖いわけではないのに夜中に読んでいて、ザワザワしてしまった。ペンネームのセンスはないけど、純粋な人だったんだろう。主人公の恋心は必要だったのか、ビミョーではあるけれど(結末も)久しぶりに長めの作品をサクサク読めたのは楽しかった。
読了日:11月14日 著者:彩藤 アザミ
月刊 秘伝 2017年 12月号月刊 秘伝 2017年 12月号感想
いつもは武道家らしき人や大会の写真が表紙なのに、マンガ(イラスト)だったので、アレ?と思ったら「僕らはみんなマンガで強くなった! 武道・武術×マンガ "最強の浪漫"」と題した特集号だった。大賞を受賞したのは松田隆智原作による藤原芳秀さんの「拳児」。全く知らない漫画だった。「からくりサーカス」の藤田和日郎さん、板垣恵介らによってマンガ化された「餓狼伝」の原作者である夢枕獏へのインタビューも。私は谷口ジローさんで読んだ記憶がある。今回は買うか(笑) http://webhiden.jp/manga/
読了日:11月15日 著者:
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
アイリッシュシチューは確か銀英伝のヤンさんが好きだったはず。お皿の模様はクローバーでなくシャムロックだろう。ホームパーティーのジャガイモの日焼け(笑)よく考えた話と思うべきなのか、無理矢理感があるような気もするし。理恵さんはやっぱりなんか好きになれないキャラだわ。このふたりを関係がはっきりするまでこのままシリーズは続くのか? 食器や食べ物については楽しく読めるけど、恋愛話としてはう~ん、となってしまう。あと理恵さんてファッションセンスがいいの? よくわからない・・・。
読了日:11月15日 著者:友井 羊
昭和天皇物語 1 (ビッグコミックス)昭和天皇物語 1 (ビッグコミックス)感想
能條さんの画が好きなので、本屋で見つけて買って見た。乃木さんがいい。当たり前だけれど、昭和天皇にも子ども時代があり、制約はあっただろうけれど、さまざまな体験し、いろんなことを考えて、自分が記憶しているあの姿になられたのだろうなぁと。う~ん、これから先が気になる。
読了日:11月16日 著者:能條 純一,永福 一成
フラワード (ディスカヴァー文庫)フラワード (ディスカヴァー文庫)感想
う~ん、最後はどうまとめるのかなと思ったけれど、やはりちょっとご都合主義な感じがしたなぁ。花屋さんが舞台の話だけど、弔花専門。葬儀関係の話もあるあるネタっぽいのが残念。昭和の死語や親父ギャグはわかったけど、主人公キャラが年齢相応に感じられなかったし、母親との関係等の後半のネタばらしもう~ん・・・全体的にもうちょい工夫して欲しかったな。
読了日:11月16日 著者:百舌 涼一
喫茶『猫の木』物語。~不思議な猫マスターの癒しの一杯~ (マイナビ出版ファン文庫)喫茶『猫の木』物語。~不思議な猫マスターの癒しの一杯~ (マイナビ出版ファン文庫)感想
表紙を見た時に猫が擬人化した話なのかと思って、タイトルは気になっていたのに敬遠していた作品。いやいや、想像していたのと違って面白かった。猫のかぶりものって息苦しくないのかなぁ、とかツッコミどころはあるのだけれど、それをあまり気にせずに楽しくふたりの関係を見守ることが出来た。次にいかねば!
読了日:11月18日 著者:植原 翠
霜夜霜夜感想
タイトルは「しもよ」なのか「そうや」なのか? 「はんねら」ってなにかと思ったら焼き物の種類だった。あまりお高いものではない、けど味がある雰囲気。
・・・「伯母さん」と云ふ。「まだ起きてゐたの?」と云ふ。・・・この場面がなんとも言えず好き。ああ、こんな会話を家族と交わした記憶がある。田舎の夜も冷え込んでいたなぁ、と昔を思い出した。寒いけれど、あたたかさを感じた随筆。
読了日:11月19日 著者:芥川 竜之介
喫茶『猫の木』の日常。~猫マスターと初恋レモネード~ (マイナビ出版ファン文庫)喫茶『猫の木』の日常。~猫マスターと初恋レモネード~ (マイナビ出版ファン文庫)感想
初恋の味はカルピスではないのか(笑) インコのフライトスーツ、イマイチわからなくて検索してみた。はー、いろんなものがあるな。インコでたかの宗美さんの『紅丸ぼたん~インコカップルのお騒がせ夫婦漫才劇!!~ (ペット宣言)』を思い出した。あと「キャラメルバナナカフェオレ」という飲み物、名前だけでゲロ甘(失礼)・・・こんな缶コーヒー、実際にありそうでコワイ。静岡の方言。山梨とはやっぱり違ってわかりにくい。今さらだけど、直接相手に話すことの大切さを伝えたい作品なのかと感じた2巻だった。
読了日:11月20日 著者:植原 翠
銀河英雄伝説 8 (ヤングジャンプコミックス)銀河英雄伝説 8 (ヤングジャンプコミックス)感想
キルヒーの立ち姿が美しくない~なんかスタイルが悪いんだよなぁ、みんな。シェーンコップのオヤジもフレデリカもう~ん・・・だけど、フォークのイッてしまっているアブナイ感じはいいかも。なんだかんだでもう8巻かぁ。頑張ってますな!
読了日:11月20日 著者:藤崎 竜
喫茶『猫の木』の秘密。 ~猫マスターの思い出アップルパイ~ (マイナビ出版ファン文庫)喫茶『猫の木』の秘密。 ~猫マスターの思い出アップルパイ~ (マイナビ出版ファン文庫)感想
おおーっ、こんなラストですかぁ~久々にイイモノを読んだ気がしました。猫のかぶりものをした人に話すのはペットやぬいぐるみ、人形に話すような感覚に近いのかも。猫マスターは人なので、返事をしてくれますが、押し付けがましくないところがいいですね。アップルパイ、煮たリンゴはあまり好きじゃないけど食べたくなりました。『美味しんぼ』のアップルパイとアップルティーの話も好きだったわ。マスターのループタイはちょっとおじいちゃんのイメージがある私、素顔がなかなか思いつかない(笑)
読了日:11月21日 著者:植原 翠
([な]11-4)お宿如月庵へようこそ: 湯島天神坂 (ポプラ文庫)([な]11-4)お宿如月庵へようこそ: 湯島天神坂 (ポプラ文庫)感想
ほっこり系かと思ったら火事やら強盗やら時代劇にはつきもののいろんな事件がビミョーに入っていた。シリーズ物にしたいのかな?という終わり方だったけど、次が出たら買うかは・・・気分次第かなぁ。ちょっと中途半端にお宿の謎(働いている人たちもだけど)が残って、モヤモヤした感じ。どうしてもそれを知りたい気持ちにはならない作品だった。招き河童はちょっと欲しいかも(笑)
読了日:11月22日 著者:中島 久枝
ハラサキ (角川ホラー文庫)ハラサキ (角川ホラー文庫)感想
最初はどこかで聞いたような話と思い、真ん中あたりでB級ホラー映画のノベライズみたいだと思い、ラスト近くで主人公はキライだわ~となったので、ラストは正直「ざまぁみろ!」と・・・いやーね、私もだいぶ歪んでいるかも。ホラーとしての文章はあんまりうまくないと思う。ゾワゾワ感がやってこなくて、おおさっぱだなぁ、という印象。あと名字と名前の組み合わせって大事だなと思った!
読了日:11月24日 著者:野城 亮
昭和さんぽ1964年明日があるさ!オリンピックとその時代 (ぐる漫)昭和さんぽ1964年明日があるさ!オリンピックとその時代 (ぐる漫)感想
1964年は生まれた年(笑) もちろん記憶にはないけれど小さい頃の思い出通して重なる部分があり、あった、あった、と声が出てしまう。粉末ジュースも懐かしい。シフトドレスという言葉は初めて聞いたけれど、服装やお菓子のパッケージなど懐かしかった。ウチの近くにもすでに閉館だったけど映画館があったので、田舎ながら栄えていた場所だったのかも。
読了日:11月26日 著者:アンソロジー
屋上の名探偵 (創元推理文庫)屋上の名探偵 (創元推理文庫)感想
メガネに三つ編み、セーラー服! 表紙買いした一冊(笑) シスコンの悠介に名探偵と言われている蜜柑花子のコンビ、思っていたより学園物で面白く読めた。最後は物足りなさもあったけど、私にはちょうどよい連作ミステリだった。花子ちゃん、かわいい~! ところで、これはシリーズ物??・・・の一作なのかな?
読了日:11月27日 著者:市川 哲也
妙な話妙な話感想
タイトル通り「不思議」というより「妙な」がしっくりくる話。赤帽さんは時空の旅人名のか、気まぐれな神さまなのか・・・病人も幻覚、妄想ではない、なんとも言えない感覚がいい。そして不倫はいけません!(笑)
読了日:11月27日 著者:芥川 竜之介
新茶のかおり新茶のかおり感想
タイトルの話題が出るのが遅い(笑)けれど、美しい季節の描写がステキだ~!今は新茶の時期ではなく、枯葉がカサカサの初冬だけれど、さわやかな気持ちになった。お茶が飲みたい!
読了日:11月27日 著者:田山 花袋
昭和の謎99幻の色街編 (ミリオンムック 83)昭和の謎99幻の色街編 (ミリオンムック 83)感想
「日本に遊郭があった時代」と「新日本プロレス異種格闘技の全歴史」の文字につられコンビニで購入。遊郭専門書店「カストリ書房」には一度行ってみたいかも。他にも昭和の風俗や猟奇的な事件など・・・「もらい子殺し」とか時代の貧しさもあるのだろうけれど、この感覚が怖い。今もたくさん信じられない事件が多いけど。忘れかけてことをたくさん思い出した。またゆっくり読もう。
読了日:11月28日 著者:
ひとりでえほんかいましたひとりでえほんかいました感想
「ひとりでおかいものけん」を持ち、いざ本屋へ! 田舎の本屋ではなく、そこそこ大きな書店。いろんな人がいていろんな本を読んだり探したり。ひとりで買い物をするドキドキワクワク感に書店の様子もうまく描かれていたし、絵もかわいらしかった。家族のお話し会、いい誕生日だったね、おめでとう!という気持ちになる絵本だった。
読了日:11月28日 著者:くすのき しげのり
禁忌 (幻冬舎文庫) 禁忌 (幻冬舎文庫)感想
タイトルと表紙買いして失敗パターン・・・半分までには頑張って読んだけど、ムリだわ、やめました! 新橋駅周辺の様子は昔の勤務先にも近く、何回か行っているので様子はわかっていいのだけれど、映画の話とか、競馬の話とか、本当に必要なの?と思ってしまう。文章もあまり上手くないし、キャラものでイマイチだし、これからどうなるのか!?という気分に全くならなくて・・・。違う本を読みますわ。
読了日:11月30日 著者:浜田 文人

読書メーター


rohengram799 at 11:36コメント(2) 

2017年11月02日

霜見雲便りNo.2:10月の本棚~読書メーターversion

テレビの天気予報、やたら「三連休」と連呼しています~みんなが三連休だと思うなよ(`Δ´)と思っている人は多いはず・・・ああ、ゆっくり休みたい!



新聞広告を見たら「桑田佳祐佳」「ボウリング」「編集長」などの文字が・・・・『Number』ってスポーツ雑誌じゃなかった?と検索したらコレでした🎳


http://number.bunshun.jp/articles/-/829038





さてさて、10月に読んだ本です。もう遠い出来事のような気がしますわ( ̄▽ ̄;) 前の記事のお返事、遅れます。ごめんなさい~!



10月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:3975
ナイス数:751

老老戦記 (新潮文庫)老老戦記 (新潮文庫)感想
二部構成になっていて、一部では老人ホームでのクイズ大会やら海外旅行やら、若い世代でも旅先でこういう人っているよね、で、自分もこういう風になるのかなぁ、なんて切なさよりも笑いが勝っていた話だったけれど、二部は笑ってばかりはいられない展開に。「腹腹時計」なんて初めて聞きました・・・いろんな意味でパワフルな団塊の世代、登場人物のだれが身内でもう~ん、と頭を抱えてしまいそう。どこかにこういう危ういものが潜んでいるんだろうなぁ。「オルグ」の正しい(?)意味もわかってよかった・・・かも?な一冊。
読了日:10月01日 著者:清水 義範
必修すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 (torch comics)必修すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 (torch comics)感想
絵柄が水木しげる先生風で、それがまるまる一冊菜ので、ちょっとあきてしまう。何人かで絵柄が違った方が読みやすくて良かったかも。読んでない話は気になってよけいに読みたくなった(笑)
読了日:10月02日 著者:ドリヤス工場
みじめな夜みじめな夜感想
とても短いひとりごとのような話。なんか文章にして残すことでわざわざ自己嫌悪に陥っているような気がしないでもないけれど、なんかこんな夜もあるよね、と思ってしまう。
読了日:10月02日 著者:牧野 信一
愛撫愛撫感想
教科書で読んだ「檸檬」しか知らないので、タイトルからちょっとエロい系かと期待したら、なんとゆーか違ったわ。甘噛みならエロスの匂いもありましょうが、仔猫の耳に噛みついちゃいかんでしょう! ましてや切符切りとかを連想するなんて~可愛いと食べちゃいたい系なんですかね? 猫の手のマッサージ器があったのを思い出しました。私は特に猫好きではないけれど、好きな人にはえええーっΣ(Д゚;/)/ではないかと。犬だと耳ではなくシッポなのかしら?
読了日:10月02日 著者:梶井 基次郎
ちるらん新撰組鎮魂歌 1 (ゼノンコミックス)ちるらん新撰組鎮魂歌 1 (ゼノンコミックス)感想
無料版にて。久々の新撰組マンガ。まぁ生き残りとして語り手が永倉さんになるのはパターンですな。山南さんのインテリっぽさがたまらない(笑) あと源さんが渋すぎ!
読了日:10月02日 著者:橋本 エイジ,梅村 真也
ちるらん新撰組鎮魂歌 2 (ゼノンコミックス)ちるらん新撰組鎮魂歌 2 (ゼノンコミックス)感想
無料版。芹沢さんがデブじゃない(失礼!)のが意外だった。沖田さんの描き方は好き。
読了日:10月02日 著者:梅村 真也
ちるらん新撰組鎮魂歌 3 (ゼノンコミックス)ちるらん新撰組鎮魂歌 3 (ゼノンコミックス)感想
無料版はここまで・・・お金を出して続きを読みたいかというとそれほどでも、という気持ちになってしまう作風。ヤンキー臭がなぁ~やっぱりなんか馴染めない。私の新撰組はこれじゃないんだよ!感がだんだん強くなってきたので、この作品とはサヨナラしますわ。
読了日:10月02日 著者:梅村 真也
すべての神様の十月 (PHP文芸文庫)すべての神様の十月 (PHP文芸文庫)感想
10月になったので読んでみた(笑) はぁ~ほっこりしたいい話だった。日本人にはとても馴染みやすい、八百万の神様の一部の方々(?)の話。最初の死神さんの話がえーっ!と私にはかなりのショーゲキで、はじめにこんないい話を持ってきて、その後は大丈夫なのかと心配していましたが、書き下ろし作品で「そうか、よかったね」となりました。いろんな出来事に感謝して感動して、毎日ヒャッハー(*≧∇≦)ノな気持ちで暮らしていこうと思いました。
読了日:10月03日 著者:小路 幸也
煙草と悪魔煙草と悪魔感想
タイトルが気に入り青空文庫で読みました。悪魔がなんだかマヌケないい味を出している・・・西洋の童話(寓話)みたいな雰囲気も「一休さん」のとんち話のような感じも。煙草がいろんな意味で魅惑的なのが伝わるような・・・毎年5月に世界禁煙デーってあるけど、こういう煙草関連の話も一緒に教えてくれたらいいのに、なんてアホなことを考えてしまった!
読了日:10月03日 著者:芥川竜之介
墓感想
長く病床にいるといろんなことを考えるようになるよなぁ・・・なんて思いました。俳句の話もあり「屁ひり虫」という秋の季語が気になって仕方ない(笑) 触ると臭いにおいを出す虫の総称らしい。一茶の「御仏の鼻の先にて屁ひり虫」という句の映像を思い浮かべ、仏さまも大変と思った。文章の「・・・ヨ」とたまに出るカタカナに笑ってしまった。戒名は子規居士。健康で長生きしたかったろうなぁ。

読了日:10月03日 著者:正岡 子規
煌夜祭 (中公文庫)煌夜祭 (中公文庫)感想
語り部の話を影絵で見たいなぁなんて最初は思っていたけれど、話が進むにつれてちゃんと画力のある人の漫画で読みたいと思ってしまった。もっと季節が進んで寒い!となった夜に静かに読みたい物語だった。表紙もキレイ。
読了日:10月06日 著者:多崎 礼
もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたらもし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら感想
書店になくてコンビニで購入。相田みつをが好き(笑) 焼きそばバゴーンの作り方がなくて残念!!
読了日:10月09日 著者:神田 桂一,菊池 良
夜の夢見の川 (12の奇妙な物語) (創元推理文庫)夜の夢見の川 (12の奇妙な物語) (創元推理文庫)感想
『街角の書店』よりこちらの方がはるかに好みでよかった。どの作品もう~んとなって面白かった。特に「終わりの始まり」は好きな作品。次はないのかなぁ・・・もっとこういうアンソロジーが読みたい!!
読了日:10月10日 著者:シオドア・スタージョン,G・K・チェスタトン他
精霊探偵 (新潮文庫)精霊探偵 (新潮文庫)感想
タイトル買い。表紙の女の子が主人公かと思ったらオッサンが主人公で、へんな心霊探偵か?と思っていたら宗教や呪詛がらみのホラーな展開になり、おいおい、最後は夢オチじゃないだろうな・・・と思ってしまったくらいに、なんと言ったらいいのか・・・な話だった。子どもの頃に見ていた、夕方からNHKですやっていたドラマみたいな昭和臭がスゴい気がした。古本で買って正解。定価で買う気にはならない一冊だった。おもしろさがわからない・・・疲れた!
読了日:10月15日 著者:梶尾 真治
涙の招待席: 異形コレクション傑作選 (光文社文庫)涙の招待席: 異形コレクション傑作選 (光文社文庫)感想
タイトルも表紙もぶっちゃけ好きじゃないのに買ったのは「異形コレクション」から選ばれた作品集だったから。光文社に変わるくらいから買わなくなってしまったけれど、好きなシリーズだったので。なんとなく覚えている作品もあったけれど、やっぱりどの作品もよかった。安っぽいお涙ちょうだい、号泣必至!!なんて帯に書かれた小説とは違う、しみじみと深く沁み込んでいく一作、一作。「燃える電話」(草上仁)「夢淡き、酒」(倉阪鬼一郎)「語る石」(森奈津子)が特に好き。井上雅彦さんのこの本に対する思いなどもよかった。次も出て欲しい。
読了日:10月18日 著者:
臨界シンドローム 不条心理カウンセラー・雪丸十門診療奇談 (角川ホラー文庫)臨界シンドローム 不条心理カウンセラー・雪丸十門診療奇談 (角川ホラー文庫)感想
タイトルの長さにひかれて買ってみた(笑) ホラーというよりグロい?かなぁ・・・「おにくちゃん」がお気に入り。3話あって、最後はえっえっ、と前2話以上に混乱しながら読んだけど、メデタシメデタシ・・・なのか??? 続編が在りそうな気もする。 しかし人間って本当に不思議だと思った。怖いとか気持ち悪いとかではなくて、あまりに謎に満ちた生き物で突き詰めたい人間は雪丸みたいになるんだろうなぁ、と。お祓いに砂糖は斬新だった(笑)
読了日:10月21日 著者:堀井 拓馬
あやかし寝具店 あなたの夢解き、致します (SKYHIGH文庫)あやかし寝具店 あなたの夢解き、致します (SKYHIGH文庫)感想
寝具店というより枕を売る店で、その商売よりも夢分析的な内容になっていて、タイトルと違わないか?という印象。主人公が大変な美人のドジっ子大学生という設定もイマイチだし、好きになれないキャラで、店主も何だか中途半端。中学生がユングやフロイトの夢分析に興味を持ち、自分の知っている神話の知識と結びつけて無理矢理恋愛物にしたような話だった。これを読んでヘタに他人の夢分析とかする人が増えないことを祈る。想像以上につまらなかった。登場人物のイラストも本文にあっていない気がするし、必要ないだろう。後半バタバタし過ぎ。
読了日:10月22日 著者:空 高志
猫が足りない (双葉文庫)猫が足りない (双葉文庫)感想
猫が大好きなのに転勤族で飼えない・・・こういう人はたくさんいるんだろうなぁ、と思いました。無責任に飼いたくないという気持ちと猫が大好きだから、他の家の猫が気になり行き過ぎた行動をとるオバサマと就活中の青年、ふたりを引き合わせたスポーツクラブの面々、彼らの会話が面白かった。ちょっと事件が大げさな気もしたけど、いろんな時事問題をうまく絡めてあって、サクサク読めました。
読了日:10月26日 著者:沢村 凜
リアル風俗嬢日記 ~彼氏の命令でヘルス始めました~ (バンブーエッセイセレクション)リアル風俗嬢日記 ~彼氏の命令でヘルス始めました~ (バンブーエッセイセレクション)感想
「ソープランド」「ピンクサロン」「ヘルス」の違いに、そーなんだ!となりました。風俗っていろいろあるんだなぁと。自分には出来ない仕事だけれど(まず体型からしてムリ!)やっぱり接客業、大変だよなぁ、と。この作者がいつまで続けるのかはわからないけれど、良いお客さんにたくさん会えるといいね、と思ってしまいました。
読了日:10月26日 著者:Ω子
御松茸騒動 (徳間時代小説文庫)御松茸騒動 (徳間時代小説文庫)感想
川原泉さんのマンガ『殿様は空のお城に住んでいる』を思い出しながら読みました(笑) 松茸にちょっと詳しくなったような気がする。どんな仕事でも頑張るって大事。山の恵みに感謝せねば。「しゅうちゃくしごく」という漢字はこうかくのか!と勉強したような気分になりました(笑)
読了日:10月30日 著者:朝井 まかて

読書メーター







rohengram799 at 15:54コメント(6) 

2017年10月02日

淡雲便りNo.2:9月の本棚

10月になったので、小路幸也さんの『すべての神様の十月』を読んでいます。今のところ、登場したのは「死神」さんと「貧乏神」さんと「福の神」さん・・・最初の死神さんの話がとてもよかったです~あとどんな神様が出てくるのか、楽しみです。


さてさて、9月に読んだ本ですが、マンガや図鑑立ち読みが多いです📖

https://bookmeter.com/users/718307/bookcases/11755476



rohengram799 at 21:33コメント(4) 
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