週刊ポスト
2022年02月17日
かたゆき雲便りNo.13:口福のおすそわけ 🍴
新聞広告で紹介された新刊がわかるサイトがありました。直近だけですが、なかなか便利ではないかと……そしてそれぞれの新聞社の好み?がわかるようなわからないような(笑)
https://www.honyaclub.com/shop/pages/newspaper.aspx
週刊ポストの最新号に【口福カラースペシャル「時代小説で味わう江戸料理」 】がありました。時代小説グルメといえばやはり池波正太郎先生でしょうか「仕掛人梅安」の白魚の卵とじ、「剣客商売」の浅蜊のぶっかけ、「鬼平」の餡かけ豆腐が紹介されていました。あと高田郁さんの「みをつくし料理帳」から牡蠣の宝船、和田はつ子さんの「料理人李蔵捕物控」から梅風味雑穀飯と鮪の塩揚げ丼。料理の写真はどれも美味しそうでしたわ🍴
無料漫画でも食べ物系がたくさん! 毎日チマチマとこちらの作品を読んでおりました(登録など不要)
【週末キッチン】2巻まで無料
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/653593/
【舞妓さんちのまかないさん】3巻まで無料
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/405438/
食べ物が美味しそうに描かれているのもいいですが、そこには必ず人がいて、そのホワホワしたりガチャガチャしたり……の関係がイイ調味料、隠し味になっていると思います。「舞妓さん…」はアニメ化、ドラマ化だそうで……知らなかった! 宣伝も兼ねての無料公開なんでしょうね (^^;
*アニメ
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.nhk.jp/p/maikosan/ts/W62WGG1V57/%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
*ドラマ
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/mantan-web.jp/amp/article/20220106dog00m200074000c.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
ではでは、皆さま、よい1日を ヾ(´ー`)ノ
https://www.honyaclub.com/shop/pages/newspaper.aspx
週刊ポストの最新号に【口福カラースペシャル「時代小説で味わう江戸料理」 】がありました。時代小説グルメといえばやはり池波正太郎先生でしょうか「仕掛人梅安」の白魚の卵とじ、「剣客商売」の浅蜊のぶっかけ、「鬼平」の餡かけ豆腐が紹介されていました。あと高田郁さんの「みをつくし料理帳」から牡蠣の宝船、和田はつ子さんの「料理人李蔵捕物控」から梅風味雑穀飯と鮪の塩揚げ丼。料理の写真はどれも美味しそうでしたわ🍴
無料漫画でも食べ物系がたくさん! 毎日チマチマとこちらの作品を読んでおりました(登録など不要)
【週末キッチン】2巻まで無料
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/653593/
【舞妓さんちのまかないさん】3巻まで無料
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/405438/
食べ物が美味しそうに描かれているのもいいですが、そこには必ず人がいて、そのホワホワしたりガチャガチャしたり……の関係がイイ調味料、隠し味になっていると思います。「舞妓さん…」はアニメ化、ドラマ化だそうで……知らなかった! 宣伝も兼ねての無料公開なんでしょうね (^^;
*アニメ
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.nhk.jp/p/maikosan/ts/W62WGG1V57/%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
*ドラマ
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/mantan-web.jp/amp/article/20220106dog00m200074000c.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
ではでは、皆さま、よい1日を ヾ(´ー`)ノ
2019年10月20日
紅樹雲便りNo.18:箴言 と ザリガニ
雑誌類の片付けをしていたら、古い週刊ポストが出てきた〜! 【「新元号」私の大予言】とか見出しがある2.15/22号……そして値段が特別定価480円というのにビックリΣヽ(゚Д゚; )ノ そんなに高かったのか!
新元号は「令和」になったわけですが、週刊誌には「愛鳳」「元和」「花繚」「折鶴」「光歴」「突破」「阿倍」「楽思」「日台」「永元」「是宝」「五輪」……なんだかスゴいものもありました。
「楽思(らくし)」は作家の月村了衛さん。
【「宋之問の五言排律『奉和幸長安故城未央宮応制』に含まれる詩句『楽思回斜日』より採った。
楽思とは心中の楽しさの事で、この詩は帝の催した宴会のあまりの楽しさに、寒き世に春の気が発し、傾きかけた夕陽も中天へと戻った様を詠んでいる。思えば平成は『斜日』であった。次の時代は、春のように暖かく、人々が心から楽しく生きられる世である事を願わずにはいられない」】
新元号で検索した時に、なぜか「しんげん」で切ってしまって「箴言」の意味を調べる結果に……【箴言とは戒めの言葉。教訓の意味をもつ短い言葉。格言。】ということで、池波正太郎先生サイトにたどり着いてしまった。
http://ikenami.info/maxim/
私が池波先生の言葉で印象的だったのはコレです。
『白と黒の、たった二色で割り切ろうとしてはいけない』
話はかわりますが、2018年ノーベル賞の晩餐会メニューについてのコミックエッセイがありました。ザリガニ祭りだったそうです。スウェーデンでもザリガニ大好き😆💕な記事を読んだ記憶があるけれど、北欧の食はザリガニにあり!なのかしらん?
https://yukainsweden.com/2019/02/16/2018%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%99%e3%83%ab%e6%99%a9%e9%a4%90%e4%bc%9a%e3%83%a1%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc/
新元号は「令和」になったわけですが、週刊誌には「愛鳳」「元和」「花繚」「折鶴」「光歴」「突破」「阿倍」「楽思」「日台」「永元」「是宝」「五輪」……なんだかスゴいものもありました。
「楽思(らくし)」は作家の月村了衛さん。
【「宋之問の五言排律『奉和幸長安故城未央宮応制』に含まれる詩句『楽思回斜日』より採った。
楽思とは心中の楽しさの事で、この詩は帝の催した宴会のあまりの楽しさに、寒き世に春の気が発し、傾きかけた夕陽も中天へと戻った様を詠んでいる。思えば平成は『斜日』であった。次の時代は、春のように暖かく、人々が心から楽しく生きられる世である事を願わずにはいられない」】
新元号で検索した時に、なぜか「しんげん」で切ってしまって「箴言」の意味を調べる結果に……【箴言とは戒めの言葉。教訓の意味をもつ短い言葉。格言。】ということで、池波正太郎先生サイトにたどり着いてしまった。
http://ikenami.info/maxim/
私が池波先生の言葉で印象的だったのはコレです。
『白と黒の、たった二色で割り切ろうとしてはいけない』
話はかわりますが、2018年ノーベル賞の晩餐会メニューについてのコミックエッセイがありました。ザリガニ祭りだったそうです。スウェーデンでもザリガニ大好き😆💕な記事を読んだ記憶があるけれど、北欧の食はザリガニにあり!なのかしらん?
https://yukainsweden.com/2019/02/16/2018%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%99%e3%83%ab%e6%99%a9%e9%a4%90%e4%bc%9a%e3%83%a1%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc/
2019年02月07日
令月雲便りNo.11:愉楽 ∩(´∀`∩)
中国人観光客が京都で舞妓さんを追いかけているニュースとか見ると、ウンザリしてしまいます。彼らは欧米の観光地でも同じようなことをしているのでしょうか……マナーをっている外国人観光客も多いと思いますけど、来年のオリンピックの時期にはどうなるのか怖いですねぇ……!
さてさて……週刊ポストの2/1号に林真理子さんの小説『愉楽にて』についてのインタビュー記事がありました。新聞小説だったんですね。記事内の見出しも「熟成肉のように優雅な退廃に向かう人の姿をこんな時代だからこそ描きたかった」「基本的に作家は両性具有です」とおおー!な感じ(笑) でも一番ウヒャ(*゚∀゚)となったのは、京都では公然の秘密だったらしい遊びのお作法(?)「お風呂入り」の話。どんなものかは下記インタビュー記事を読み進めて下さい(/ω\)キャー
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/news.nifty.com/amp/item/neta/12180-173296/%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D
「愉楽」「快楽」「悦楽」「極楽」………ビミョーに楽しいことの意味が違うんでしょうねぇ。エロさでいえばやはり快楽が一番かなぁ? 極楽はジイさんが温泉に浸かっているイメージ(笑) 悦楽が一番、神々しいというか、神の域の芸術作品を連想させてくれますが(私の場合)。本阿弥光悦とかいるからかな?
言葉って難しい!
さてさて……週刊ポストの2/1号に林真理子さんの小説『愉楽にて』についてのインタビュー記事がありました。新聞小説だったんですね。記事内の見出しも「熟成肉のように優雅な退廃に向かう人の姿をこんな時代だからこそ描きたかった」「基本的に作家は両性具有です」とおおー!な感じ(笑) でも一番ウヒャ(*゚∀゚)となったのは、京都では公然の秘密だったらしい遊びのお作法(?)「お風呂入り」の話。どんなものかは下記インタビュー記事を読み進めて下さい(/ω\)キャー
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/news.nifty.com/amp/item/neta/12180-173296/%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D
「愉楽」「快楽」「悦楽」「極楽」………ビミョーに楽しいことの意味が違うんでしょうねぇ。エロさでいえばやはり快楽が一番かなぁ? 極楽はジイさんが温泉に浸かっているイメージ(笑) 悦楽が一番、神々しいというか、神の域の芸術作品を連想させてくれますが(私の場合)。本阿弥光悦とかいるからかな?
言葉って難しい!
2018年10月20日
稲熟雲便りNo.21:熟女
週刊ポスト(8/31号)に「熟女」の特集があって、『「熟女」はこうして誕生した』という考察(?)記事がありました。少し長いですが冒頭部分を引用しますね。
「熟女」という呼び名はいつ生まれたのか。明治・大正期にはまだ「熟女」という言葉はなく、江戸時代から続いた20~35歳くらいまでの女性への呼称「年増」が使われていた。戦後、台頭するのは「夫人」だ。
年増(江戸)から夫人(戦後)の間には、old maid(和製英語でオールドミス)の訳語である「老嬢」が使われていた。婚期を過ぎたのに結婚していない女性という意味だ。老嬢は明治期から戦後までに登場した痕跡がある。ジェンダー・セクシャリティ史を専門とする明治大学講師の三橋順子氏が解説する。
「1950年代の新聞小説でも“老嬢”が散見されます。また三島由紀夫の1954年の短編『復讐』には”25歳の老嬢“も登場します。字面からは想像し難いですが“年増”の後続語の意味合いもあったと捉えれば納得できます」(略)
そして三橋さんは「国会図書館で検索したところ、83年の沢田竜治『熟女のたわむれ』が初めて”熟女“を冠した単行本でした。また翌年には赤松光夫も『熟女志願』を出版しています」と・・・国会図書館まで利用して調べたとはさすがです!
最後の方では「10年ぐらい前は、30代後半からが熟女とされてきました。でも、今の36歳を熟女と呼ぶには少し抵抗があります。現在では、40~50代が熟女の対象年齢ではないでしょうか。熟女の対象年齢がどんどん上にスライドしていく傾向はこれからも続くでしょう」と。
ちなみにポストの読者1000人が選んだ「美しい熟女」第1位は吉永小百合さん。73歳! 2位は黒木瞳(57)私は宝塚時代からキライ(-∀-) 3位は石田ゆり子さん(48)、4位に五月みどりさん(78)でした。一番若い“熟女”は壇蜜さんで37歳・・・納得∩(´∀`∩)
「チャタレイ夫人」「軽井沢夫人」「エマニエル夫人」・・・「真珠夫人」もありましたね(笑)
「熟女」という呼び名はいつ生まれたのか。明治・大正期にはまだ「熟女」という言葉はなく、江戸時代から続いた20~35歳くらいまでの女性への呼称「年増」が使われていた。戦後、台頭するのは「夫人」だ。
年増(江戸)から夫人(戦後)の間には、old maid(和製英語でオールドミス)の訳語である「老嬢」が使われていた。婚期を過ぎたのに結婚していない女性という意味だ。老嬢は明治期から戦後までに登場した痕跡がある。ジェンダー・セクシャリティ史を専門とする明治大学講師の三橋順子氏が解説する。
「1950年代の新聞小説でも“老嬢”が散見されます。また三島由紀夫の1954年の短編『復讐』には”25歳の老嬢“も登場します。字面からは想像し難いですが“年増”の後続語の意味合いもあったと捉えれば納得できます」(略)
そして三橋さんは「国会図書館で検索したところ、83年の沢田竜治『熟女のたわむれ』が初めて”熟女“を冠した単行本でした。また翌年には赤松光夫も『熟女志願』を出版しています」と・・・国会図書館まで利用して調べたとはさすがです!
最後の方では「10年ぐらい前は、30代後半からが熟女とされてきました。でも、今の36歳を熟女と呼ぶには少し抵抗があります。現在では、40~50代が熟女の対象年齢ではないでしょうか。熟女の対象年齢がどんどん上にスライドしていく傾向はこれからも続くでしょう」と。
ちなみにポストの読者1000人が選んだ「美しい熟女」第1位は吉永小百合さん。73歳! 2位は黒木瞳(57)私は宝塚時代からキライ(-∀-) 3位は石田ゆり子さん(48)、4位に五月みどりさん(78)でした。一番若い“熟女”は壇蜜さんで37歳・・・納得∩(´∀`∩)
「チャタレイ夫人」「軽井沢夫人」「エマニエル夫人」・・・「真珠夫人」もありましたね(笑)
2018年09月27日
菊咲雲便りNo.16:ヾ(´Д`;●)ォィォィ
先週発売(だった気がする)の週刊ポスト、呉智英という、よしりんの漫画でよく見た気がするオジサンが「仏キ同罪論」という記事を書いていました。仏教とキリスト教ってことでしょーね。その記事に
私には不思議でしかたないことがある。全国の寺院でなにかよいことのように催されている稚児行列だ。日本中の人権団体はなぜ講義行動を起こさないのだろう。稚児って児童虐待だぜ。
とあって、このオジサンは何をいっているんだ?と思いました。続けて
『岩波仏教辞典』の「稚児」の項に、こうある。「寺院…などに召し使われる少年を指し、これが男色の対象ともなり、近世には〈寺小姓〉と呼ばれるものもあった」
女色は禁止されているけど男色を禁止する明文はないぞ、という言いわけで児童虐待である。上田秋成『青頭巾』に描かれたのは、幼児姦の上に屍体姦だ。確かに、屍体姦禁止も明文化されてないけど。
とあり、ますます、なんだ、コイツは!となってしまいました。男色、衆道といわれるものの歴史は古く、今の「ボーイズ・ラブ」なんて安っぽい言葉と一緒にしてはいけないだろ~(BLという言い方はキライ) 調べるとキリがなく、またその歴史的背景の複雑なことといったら・・・! そこを無視したように「稚児が児童虐待」って・・・ヾ(´Д`;●)ォィォィですよねぇ?
ネット記事にもありました。
https://search.yahoo.co.jp/amp/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/15338921/%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D
私には不思議でしかたないことがある。全国の寺院でなにかよいことのように催されている稚児行列だ。日本中の人権団体はなぜ講義行動を起こさないのだろう。稚児って児童虐待だぜ。
とあって、このオジサンは何をいっているんだ?と思いました。続けて
『岩波仏教辞典』の「稚児」の項に、こうある。「寺院…などに召し使われる少年を指し、これが男色の対象ともなり、近世には〈寺小姓〉と呼ばれるものもあった」
女色は禁止されているけど男色を禁止する明文はないぞ、という言いわけで児童虐待である。上田秋成『青頭巾』に描かれたのは、幼児姦の上に屍体姦だ。確かに、屍体姦禁止も明文化されてないけど。
とあり、ますます、なんだ、コイツは!となってしまいました。男色、衆道といわれるものの歴史は古く、今の「ボーイズ・ラブ」なんて安っぽい言葉と一緒にしてはいけないだろ~(BLという言い方はキライ) 調べるとキリがなく、またその歴史的背景の複雑なことといったら・・・! そこを無視したように「稚児が児童虐待」って・・・ヾ(´Д`;●)ォィォィですよねぇ?
ネット記事にもありました。
https://search.yahoo.co.jp/amp/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/15338921/%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D