道産子

2012年05月14日

あかね雲便りNo.15:困っちゃうな('~`;)

《甘納豆赤飯は道産子にとって絶対的郷土食》


昨日の新聞にこんな記事がありました。小豆のかわりに砂糖をたっぷりまぶした大ぶりの金時豆がゴロゴロ!おかずを一切口にせず、ひたすら赤飯のみをモグモグ食べる!!しかしただ漫然とではなく「甘納豆をおかず」「もち米をご飯」としっかり意識すると大変美味しいらしいです。コンビニでも売っているとか。


『五月来て困ってしまう甘納豆』(坪内稔典)……何が困るのかよくわからないけれど、この句を思い出しますね(^o^)この作者は1月から12月まで甘納豆の句を作っているってご存知ですか?皆さまも『三月の甘納豆のうふふふふ』という句を教科書などで見たことがあるのでは…しかし、なぜこんなに執着するのだろ~語呂がいいから???


『愛はなお青くて痛くて桐の花』なんてちょっとセクシー系の作品もあるのに(青は青春で、桐は心がキリキリ痛いとか身を斬られるような切なさとかにかけていると思われる)。他には「カバ」の連作もあるみたいです(((^_^;)


「三月」は春の季語で大変わかりやすいですが、他にも「三月」を詠んだ句ってけっこうあるんですね。


水落蘭女(読み方がわからないし年も不明)さんの『三月は嫌いきらいと拗ねてみる』など進学なんかで離れてしまう彼氏の学ランの袖口をつかむ女子高生(高1まで、もしくは中3)を想像して、まさに作者は違えど「うふふふふ」(^.^)転勤族のダンナさまを持つ奥さまと不倫相手とかも悪くないかな( ̄ー ̄)
←おやぢスイッチON!!


三月ではありませんが、『過去未来のせてゆるりと花筏』や『陽炎や捨て切れぬものいろいろと』などもいいですよね。ワケありの着物姿の妖艶な美女が脳内に大量発生してきましたわ~イメージは上村松園の美人画の世界←どこまでもおやぢ限りなく( ̄▽ ̄;)


追記:2020年2月に鬼籍に入られたようです。
2015年の第26回お~いお茶の俳句が入選した時に80歳とありました。他にこのお名前を聞いたことかないのでこの方だと思われます。

https://itoen-shinhaiku.jp/archive/26/kasatoku/?p=34

https://haiku-magazine99.blog.jp/archives/27187147.html




rohengram799 at 17:07コメント(14) 
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