都々逸

2021年10月08日

鹿茸雲便りNo.9:骨 〜 『首の鎖』

昨晩の地震には驚きました。「震源地、ここかよ!」となりましたが、本棚が倒れることもなく停電にも断水にもならず、ケガもありません。皆さまのお住まいの地域、お知り合いの方々は大丈夫だったでしょうか? ご心配いただき、ありがとうございました<(_ _*)>


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『首の鎖』という本を読み終わりました。文庫本なのにシュリンク包装されて書店の棚にあって、そんなにヤバい内容なのかと思いながら、ホラーアンソロジーと一緒に購入した本です。コチラは単行本の説明ですが、文庫本の装丁も見ることが出来ます。
あまりおすすめ出来る内容ではないのですが。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000190802


地震の後、すぐに眠る気分にもならなかったので読み散らかしている本の中から『紫鳳伝』を手に取りました。ハートフルな『ハルさん』(*)を書いた人が中華アクション物(?)を…と思ってだいぶ前に買ったものです。

【紫鳳伝】
https://www.tokuma.jp/smp/book/b495111.html

人名、役職名、流派名、技名……とにかく読みなれない漢字がたくさんあって、名前なんだか技の名前なんだか、まだちょっと混乱しています。映像化したら華やかで面白そうです。流血まみれですけど(^_^;)


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読売新聞朝刊の『こどもの詩』に「骨までだいすき」という横浜の幼稚園年中さんの詩がありました。男の子かな?


「骨までだいすき」 坂詰 丈

おかあさんがしんで
おはかで骨になっても
骨までだいすきだからね


選者・平田俊子さんのコメント
「骨まで愛して」という昭和の歌謡曲を思い出しました。永遠の愛ですね。



まだ小さいので「死」というものがどんなものか、逝く人、遺された人のことなどわかっていないからこその無邪気な言葉だなぁ。「骨まで愛して」は私も浮かんできました。懐メロだ!

https://sp.uta-net.com/movie/4195/


あとこの都々逸も。

お前死んでも寺へはやらぬ 焼いて粉にして酒で飲む


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作曲家すぎやまこういちさんの訃報にまた昭和が遠くなった気がします。合掌。



(*)http://rohengram799.livedoor.blog/archives/50700502.html




rohengram799 at 08:55|PermalinkComments(6)

2021年08月22日

金涼雲便りNo.19:夏の月 🌝

今日は満月 🌝

遠く離れて逢いたいときは月が鏡になればよい


m_keep_aspect_shutterstock_400432507



こんな都々逸がありました。



お天気がイマイチな時の逢瀬なら、今年5月に鬼籍に入られた鈴木明氏(*)のこの俳句でしょうか。


しぐれて二人月面にいるようじゃないか


月面に立ったことはないと思いますが、こんな風に考える人はロマンチストだったのではないかとか。「赤いくつした履いたまま寝る冬の金魚 」「女は虫カフカが困るほど変る」も好きだなぁ。



どうぞ皆さま、心おだやかな夜をお過ごし下さいませ ♪(o・ω・)ノ))



(*)http://furansudo.com/archives/20283




rohengram799 at 17:00|PermalinkComments(4)

2014年01月20日

にじ雲便りNo.19:青鬼吐息

今日は大寒((+_+)) 「大寒タマゴは滋養があり、金運アップ!」というのは以前書いた気がしますが、タマゴというと映画『ひまわり』のフライパンいっぱいのスパニッシュオムレツですね! 私は最初マンガでこの話を知りましたが、映画もレンタルして見ました。ああ、もうオトコって(´Д`)な作品…でも好きですわ(笑) それと、マッカーサー元帥とタマゴの話がありましたので、興味がありましたらコチラを。貴重なタマゴだったんだからなっ(`Δ´)とちょっとムカついたりして。


http://www.concierge.ne.jp/500_column/nostalgia_020.html



さてさて……まだまだ春は遠いなぁという気温の中でも植物は芽吹き、花を咲かせていますね。今の時期は水仙や梅、椿でしょうか? 花の名前は本当にたくさんありますが、白い椿で「窓の月」というのがあるそうです。


『人の恋路を邪魔する奴は窓の月さえ憎らしい』なんて都々逸があるそうですが、暗闇で逢い引きするふたりを照らす月がジャマなのか、コッソリのぞき見するように活けられた花がイヤなのか…イロイロありそうですな(^^;)))



窓つながりで、この前『さようなら窓』という東直子さんの本を読みました。眠れないきいちゃんのためにゆうちゃんはいつも優しく話をしてくれる。昔話の『泣いた赤鬼』についてきいちゃんはこんなことを言います。


「青鬼は、むごいよ、むごすぎる。赤鬼に、なんの相談もせずに、書き置き一枚で永遠に姿を消すなんて。あたし、青鬼の書き置きの最後の言葉、覚えてる。“ドコマデモ キミノ トモダチ”だよ。二度と会うつもりがないから、こんな残酷なこと書けるんだよ」


赤鬼が村人と友だちになりたいと言った時に「君には僕がいるじゃないか、人間の友だちなんていらないよ」というような青鬼だったら、物語は全く違う方向に進んでしまっただろうなぁ……青息吐息ならぬ青鬼吐息(´-ω-`)


ふたりの物語は12で「さようなら」してしまうのですが、お互い前向きなお別れだと思いました。



『これがいい 不動産屋の窓ガラス二人の指紋で仮契約す』(宮城県岩沼市 山田 洋子さん)


「窓」で検索していたら見つけた短歌です。まだまだ初々しいふたりが「一緒すに暮らすならこの部屋がいいね」なんて寒空の中、オデコをくっつけるようにして物件を見ている姿を想像し、ホッコリするワタクシでありました。



青息吐息とは…非常に困ったときや、きわめて苦しいときに発する元気のないため息。また、そのようなときの状態。大きな心労・苦労があるとき、心身ともに疲れ果て、苦しそうな息づかいをすることから。桃色吐息はまた別よん(^.^)



rohengram799 at 17:01|PermalinkComments(6)
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