空のお城通信~オスカー戯言日記~

空のお城へようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることを書いています。

里帰り

竹酔雲便りNo.22:賢人

新聞で「佐賀市が市民500人を対象に幕末維新期に活躍した「佐賀の七賢人」の知名度を調査したところ、7人全員の名前を答えられた人は10・2%で、逆に一人も答えられなかった人は25・4%だった。回答が多かったのは早稲田大学創設者の大隈重信で6割を超えた。」という記事を読みました。


市は「来年は明治維新150年。企画展などを通じて、多くの人の目に触れるようしていきたい」とのことですが、あまり欲張らない方が・・・なんて思ってしまいました。県の有名人ならいろんな人の名前がなんとも挙がりそうなのに。山梨には「七賢」というお酒があるので、最初日本酒の銘柄かと思ってしまいましたわ。


「佐賀の七賢人」

http://www012.upp.so-net.ne.jp/tsuji/sagasitikennjinn.html



二男が佐賀と長崎に行ってきたのですが、出かける前に「おみやげ、何がいい?」とLINEがきた時に長崎は観光地や名物が結構すぐ浮かんだけれど「佐賀・・・佐賀は・・・何があった?」になってしまいました。おみやげには丸芳露(まるぼーろ)をもらいました。出来たてはとっても美味しかったそうです。




先日片付け物をしていたら、二男を出産するために長男と山梨に帰っていた時に書いていたノートが出てきました! 年末から帰っていたらしい・・・全く覚えていないわ(;´∀`) 長男は1歳10ヶ月くらい。ミカンを食べていた時の話とかごちゃごちゃ書いてありました。


「みかんをむくのがおそいとおこるし、わがままなやつだ。バナナを食べればいいのに・・・」

「サカナはやはりサケのよーで、おサカナを食べろし方言)と言ったらサケの切り身をもって思いっきりかぶりつこうとしていた コワイ・・・」


「今日も1日元気いっぱい、おとーさん(私の父の日)と配達にいったらしい(実家は店屋) ほっぺはまっ赤でとってもイナカの子供になってしまった」

「自分が2階に行きたいときや下に降りたい時
他人の手をとっていこう、とさいそくするようになった」


二男についてはこんなことが書いてありました。

「おナカの子の話をするとボコボコ ボコボコという小うるさいうごき方をする ○○(長男)はむんにゅっというかんじの大きい動きだったけど、この人はボコボコとせわしなく動いているようである」


お腹にいる時からやはりタイプが違ったようです(笑)



すっかり過去を懐かしむおばちゃんになってしまったワタクシ、今宵はこれにて・・・おやすみなさいませ(´ω` )zzZ




徳雲便りNo.6:100年前の女の子

編集者である船曳由美さんの母上の人生を綴った『100年前の女の子』を読みました。


明治42年、上州のからっ風が吹く小さな村に、雷鳴とともに生まれたテイはカミナリさまの申し子と言われます。顔は男の子のようでかわいさはちょっと不足気味……そして強情。小言を言われても歯をくいしばり、涙をいっぱいためて上目遣いで見るような子どもです。生まれついてのものもあるかもしれませんが、生い立ちがさらにそれを鍛え上げたのでしょう。


テイの母親は姑ヤスと小姑があまりになんでも出来る人だったので「自分はダメな人間だ」と自信をなくしたのか、里帰り出産後になんと!赤ん坊だけを寺崎家に送り届けて、自分はそのまま実家に……おいおい、あなたは母親でしょ!とビックリ!特に意地悪されたわけでもなさそうなのに……(ーー;) その後、あちこちに預けられたり養子に出されたり……と苦労がありましたが、数えで7才の時に寺崎家に戻ることが出来ました。


5月の茶摘み、井戸替え(井戸の底をさらう)、田植え、絹織物用の蚕の世話、学校帰りに友達とイナゴを取って持ち帰り、それを炒めて味付けしてみんなで食べたり。田んぼの草取りもして、お盆さんがやってきて、お月見にお彼岸、栗の山分け、十日夜(トオカンヤ:子供たちが親に作ってもらった藁鉄砲で村中の家の庭先を叩くと、その勢いで大根が土の上から青首を出すので抜くのが楽になると言われている)、稲刈りにコウシン様(無事稲刈りが終わりました、これで年を越せますと感謝しながら新米を食べたり宴会をする)、家のすす払いと餅つき。家中の神様に鏡餅をお供えして、お正月の準備(門松・しめ縄作り、祝箸も作る)、初風呂、ぼんぼ焼き(お正月様が山に帰る日。正月飾りを燃やす。ウチの田舎はどんどん焼きと言ってました)、お嫁さんたちの里帰り、節分、初午(馬は人間よりも神様に近い動物と言われた。この日は馬を飾りたて馬の無事息災とその年の五穀豊穣を祈願する)、雛の節句、草餅作り、お花見……ああ、日本人はこうやって神様に、自然に感謝して生きてきたんだなぁ、と思える場面がたくさん! 今は簡略化されて、なんのための行事かわからなくなっているようなものも、そうだったのか!と納得したり……。


またヤスばあさんがテイに言い聞かせる話も「そうだよ、昔はお金持ちとそうでない人の差がはっきりしていたけれど、エライ人はエライなりに気遣いや思いやりがあった」と読みながら思いました。


……物ごいのことは「お乞食さま」と「お」のうえにさらに「さま」を付けて呼ばれた。何か理由があって神さまが身をやつして村をたずねているのかもしれない、どんなに汚い身なりをしている者でもバカにしてはいけない、そうヤスばあさんは教える。……


……栗が実るとみんなで拾って大釜で茹で上げる。その栗をおばあさんが家族の人数分の山にわけ、じゃんけんで勝ったものから好きな山を選んでいく。後妻のイワかあさんが子ども思いで(3人の妹が出来ました)自分の分を少しやろうとすると、ヤスばあさんはだめだと遮る。おとなも子どもも、女も男も同じ量の栗をもらって楽しむのが栗わけの意味なのだ、だから自分で食べなさい。……



後半はテイが女学校に進み、東京に出てからの話になります。文庫には足利高等女学校の制服姿(袴になぜかベルト!)のテイや家族写真(妹たちもかわいい! ヤスとイワの写真もある)また新渡戸稲造校長の女子経済専門学校での写真や、イケメンなダンナさまとの結婚時の写真もあります。テイは強くたくましくまた賢い女性だったなぁと思いました。解説は『小さいおうち』の中島京子さんです。



本当にどの文章も抜粋したいものばかり……出来上がったお餅をお供えする場面で「神様には、日本古来の神様と渡来の神様とあって、海の向こうから来たえびす様とかだるま様のは小さいおもちだ。そんなこと、誰が決めたのであろうか……。」とか、たくさんお餅をついたけれどいろんな神様にお供えするので人間の分がなくなるのではと心配したり(笑) また神様だけでなく「鍬や鉈や鎌などの農具にももちろん供える。」のです。ピカピカに磨きあげられて、刃先を上にして並べられた父親の、母親の、祖母の、男衆たちのそれぞれの道具たち。「西側の板壁のすき間からさしこむ夕日に刃先が銀色に光り、納屋は物音ひとつせず、鍬や鉈は静かに眠っているように見える。テイにはどんな神様よりもいちばんありがたく思えて、農具の前で深々と頭を下げたものだった。」……この文章を読んだ時に、第520号:私の心はヴァイオリンで書きましたが、千住真理子さんの過去のヴァイオリンたちに「長いこと、ご苦労様でした。ほんとうにありがとうございました」と、両手を膝について、深々と頭を下げた、兄の博さんを思い出しました。


今の子どもたちには、この本に描かれている田舎の風景や人付き合いなどの雰囲気が伝わらないかもしれません。でもなんとなく、知らないけれどなんか懐かしい気持ちになれるものがあるんじゃないかなと思います。心の豊かさというのかな。


残念ながら、テイさんは101歳で亡くなってしまいました。最期まで産みの母親を求めていたテイさん……それはとても切ないことですが、本を通してテイさんに出逢えたことに感謝です。本を教えて下さった、のざわ様、ありがとうございます!




笑雲便りNo.25:「きせい」ラッシュ

阪神タイガースのユニフォームのようなズボンをはいたおねーさんを見た仕事帰りのワタクシ、昨日から読んでいた『あなたの本』(誉田哲也)を駅のベンチで読み終わりました。


「BOOK」データベースからの内容ですが……憧れの都会で流されるままに暮らす女の血脈。深き森で暮らす原始人たちの真実。ごく普通の男子中学生の前に現れた天使の目的。父の書斎で発見した一冊の本に翻弄される男の運命。天才スケート美少女を見守り続ける少年の淡い初恋。すべてを手に入れたミュージシャンが辿り着いた場所。警視庁新宿署新宿六丁目交番に勤務する諸星巡査長の意外な日常―引き込まれるストーリー、予想外な結末を、堪能せよ。←すみません、なんかどれもイマイチな短編集でした。誉田さんてこんな作家なの?とちょっとマイナス評価になってしまうような……私のシュミに合わなかっただけかもしれませんが、コレだ!!という決定的に好きな作品やフレーズがなかったです( ´△`)



さてさて、実質今日から冬休みの学生さんたちも多いのではと思いますが、仕事納めの後、帰省する方々、身軽な人はいいですが、小さい子どもさんがいる方は大変でしょうね……年末年始の帰省ラッシュ((((;゜Д゜)))

「帰省」という漢字、帰るはわかるとして「省」はなんだろ('_'?)と思っていました。田舎に帰って都会に染まった己を反省しろって意味かしら?でも必ず都会から帰るとは限らないし……などとアレコレ考えていましたが、最後はやはり検索してみました(◎-◎;)


「帰省」は都会に出て来た者が、故郷へ短期間帰る場合にいう。「省」は両親の安否を問う意だそうです。「省(セイ)」の一番最初にくる意味はは振り返ってよく考えてみる。自省・内省・反省とかですね。次に安否をたずねる。帰省とありました。その次が省略の意味でした。


似たような言葉の「帰郷」。「帰省」と同じ意味にも使われますが、故郷に帰って落ち着く場合にも。今は「帰省」の意味では使わないでしょうね。それから「里帰り」。他家に嫁いだ新婦が初めて実家に帰ることを言いますが、既婚婦人が実家に一時的に帰ることも……里帰り出産とか言いますもんね。



「帰省」「帰省子」が夏の季語というのも意外でした。どちらかと言うと今の時期の方が私にはしっくりするんですけど(^o^;)


『帰省して蛍光燈を替へてゐる』(田中哲也)

『帰省子の鞄に入れる針と糸』(松田吉憲)


どちらの句もウンウン、とうなづいてしまう光景です。



お正月、おじいちゃんおばあちゃんには、元気ハツラツすぎる孫たちは「帰省獣」でしょうか~そしてお年玉をたくさん用意しなくてはいけなかったり、娘から「これもらって帰ってもいい?」←コレはかつての私だわ(¨;)と言われたりして……にぎやかな田舎の「寄生ラッシュ」が繰り広げられそう(´∇`)


まずはクリスマスをクリアしてからでしょうか? どうぞ楽しい思い出をたくさん作って下さいね♪




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