針供養
2021年02月25日
向春雲便りNo.12:ばら と ボタン と ねこ
2月8日は針供養だったなぁ、と「ベルばら」ではお馴染みの、アントワネット様のドレスをたくさん仕立てたベルタン嬢を主人公にした漫画の感想を見つけて思い出した木曜日。こちらでためし読みが出来ます。4巻まで発売されているようですが、まだまだ長く続きそう。
傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 1 (BUNCH COMICS) >> https://bookmeter.com/books/14001150
お針子さんの話に興味があって、読者メーターでいろいろ検索しています。実際読むかどうかはまた別にして(^_^;) 表紙やタイトルをながめてニンマリしています。
家事全般苦手でキライだけれど、可愛い布地やボタンとかを見るのは好きです。ボタンは富や権力の象徴でもあったようです。ボタンだらけの上着とか、縫製する人は大変だったろうなぁ。刺繍もゴージャス!
https://aoki7.com/botan/
*****
この前書いた「夜って知ってる?」の絵本はタイトルが平仮名だったことは追記しましたが、こちらの絵本も楽しそう! 「猫の手お貸しします。まねきねこ派遣協会」だなんて(笑)
【ねこの商売】
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=5733
こちらのシリーズはいつ完結するのか、気になる(ФωФ)
猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫) >> https://bookmeter.com/books/8310052
*****
来週はもう3月なんですね。早いなぁ。皆さま、どうぞお身体に気をつけて下さいませ。
傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 1 (BUNCH COMICS) >> https://bookmeter.com/books/14001150
お針子さんの話に興味があって、読者メーターでいろいろ検索しています。実際読むかどうかはまた別にして(^_^;) 表紙やタイトルをながめてニンマリしています。
家事全般苦手でキライだけれど、可愛い布地やボタンとかを見るのは好きです。ボタンは富や権力の象徴でもあったようです。ボタンだらけの上着とか、縫製する人は大変だったろうなぁ。刺繍もゴージャス!
https://aoki7.com/botan/
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この前書いた「夜って知ってる?」の絵本はタイトルが平仮名だったことは追記しましたが、こちらの絵本も楽しそう! 「猫の手お貸しします。まねきねこ派遣協会」だなんて(笑)
【ねこの商売】
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=5733
こちらのシリーズはいつ完結するのか、気になる(ФωФ)
猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫) >> https://bookmeter.com/books/8310052
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来週はもう3月なんですね。早いなぁ。皆さま、どうぞお身体に気をつけて下さいませ。
2020年02月09日
花春雲便りNo.8:針供養
昨日(2/8)は「針供養」でしたね。
針といふ光ひしめき針供養 行方克巳
行方 克巳 (なめかた かつみ )千葉県出身の俳人で
1960年、母親の影響で短歌を作り始め、短歌・俳句の投稿を始めたそうです。1968年に慶應義塾大学文学部国文科を卒業。代表句の「生涯のいま午後何時鰯雲」もいいですね。「いま何時?」ときかれると「そうね、だいたいね〜」(*) と答えたくなりますが(笑)
こちらも針供養の話と俳句。
https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/bsignal/08_vol_116/poet.html
高橋淡路女(たかはし-あわじじょ)
1890-1955 大正-昭和時代の俳人。
明治23年9月19日生まれ。「ホトトギス」をへて,大正14年から飯田蛇笏(だこつ)に師事し,「雲母(うんも)」同人。阿部みどり女の「駒草」にも参加した。昭和30年3月13日死去。64歳。兵庫県出身。上野女学校卒。旧姓は織田。本名はすみ。初号はすみ女。句集に「梶の葉」「淡路女百句」など。
淡路女の句に「貘枕(ばくまくら)」という季語が出てきます。獏は夢を食う獣であるという言い伝えがあり、節分の夜に獏の絵を枕の下に敷いて寝て、悪夢をみないというおまじないがあったようです。良い初夢を見るために、宝船が描かれたものを枕の下に敷くのときっかけは同じでしょうねぇ。次の二句も淡路女の俳句。
こんこんと親子の眠り貘枕(ばくまくら)
思ふことある身なりけり獏枕
飯田蛇笏のコチラの句もなんかワケアリな雰囲気。わりなき仲はやはり男女の仲でしょうか〜お互い悪夢をみませんようにと貘の絵を枕の下に敷いて、違う場所で眠るのでしょうか? 違う場所で見上げる月はひとつでも、同じ夢を見るのは難しい気がします。
獏枕わりなきなかのおとろへず
(*) https://sp.uta-net.com/movie/1312/
針といふ光ひしめき針供養 行方克巳
行方 克巳 (なめかた かつみ )千葉県出身の俳人で
1960年、母親の影響で短歌を作り始め、短歌・俳句の投稿を始めたそうです。1968年に慶應義塾大学文学部国文科を卒業。代表句の「生涯のいま午後何時鰯雲」もいいですね。「いま何時?」ときかれると「そうね、だいたいね〜」(*) と答えたくなりますが(笑)
こちらも針供養の話と俳句。
https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/bsignal/08_vol_116/poet.html
高橋淡路女(たかはし-あわじじょ)
1890-1955 大正-昭和時代の俳人。
明治23年9月19日生まれ。「ホトトギス」をへて,大正14年から飯田蛇笏(だこつ)に師事し,「雲母(うんも)」同人。阿部みどり女の「駒草」にも参加した。昭和30年3月13日死去。64歳。兵庫県出身。上野女学校卒。旧姓は織田。本名はすみ。初号はすみ女。句集に「梶の葉」「淡路女百句」など。
淡路女の句に「貘枕(ばくまくら)」という季語が出てきます。獏は夢を食う獣であるという言い伝えがあり、節分の夜に獏の絵を枕の下に敷いて寝て、悪夢をみないというおまじないがあったようです。良い初夢を見るために、宝船が描かれたものを枕の下に敷くのときっかけは同じでしょうねぇ。次の二句も淡路女の俳句。
こんこんと親子の眠り貘枕(ばくまくら)
思ふことある身なりけり獏枕
飯田蛇笏のコチラの句もなんかワケアリな雰囲気。わりなき仲はやはり男女の仲でしょうか〜お互い悪夢をみませんようにと貘の絵を枕の下に敷いて、違う場所で眠るのでしょうか? 違う場所で見上げる月はひとつでも、同じ夢を見るのは難しい気がします。
獏枕わりなきなかのおとろへず
(*) https://sp.uta-net.com/movie/1312/