銀色夏生

2016年06月29日

閑雲便りNo.34:そしてボクは「徒歩鵜」にくれる

昨日はまたひつじ雲便り311:駆け寄って話しかけたかったに書いたことを目撃してしまいました。サラリーマンでしょうか、ワイシャツにスラックス姿で店内の自販機の前にシッポをつけて立っていました……(゜д゜) 久々に見てビックリ……そしてやはり何も言えなかった……トイレ内ならまだしも店内ではちょっと言えない……そのまま中央通路の真ん中を紙コップ片手に悠々と歩いて行かれました……仕事サボってパチンコのリーマンならいいや(; ̄ー ̄A



さてさて.最近はテレビで鵜飼いの話が多いような……。1850年に絶滅と発表されている「メガネウ」なるものを知りました。目の周辺に羽毛のない白い皮膚の部分があることに由来した名前で、羽毛は暗緑色、首と肩は青みがかっていたそうです。外国切手のデザインにもあるようです。

http://www.venus.zaq.jp/voyage/Gv-rSteler5.html


メガネウは体重6kgもあり(゜д゜)飛ぶことのできないガラパゴスコバネウとその他のウの仲間を含めた現存する全てのウ科のどうぶつの中においても最大種だったらしい。アンバランスな100cmの翼幅を持つ、現存種最大のガラパゴスコバネウでさえ5kg…メガネウがいかに大きいかですね。現存する最小種のウは東南ヨーロッパから西海岸まで生息しているコビトウだそうで、こちらは45cmの体長と320g……(^。^;)


シュテラーという学者さんでしょうか、この鳥を「大きく、ドジで、ほとんど飛べない」と記述しているそう。しかし全く飛べないガラパゴスコバネウとは違い、メガネウは身体的に飛べなかったのではなく、飛ぶことを好まなかったと考えられていて、このマヌケた歩き方と人間に対する無防備さが絶滅の主な原因だったのでは……と考えられています。


メガネウを食料にしようと考えた捕鯨船員や猟師たちにはラク×2食料GETだぜ( v^-゜)♪ 「「メガネウが1羽あれば餓死寸前の男の胃袋を3人分満たすのに十分」……ほとんどのウはお世辞にも美味いものではないというのが通念ですが、メガネウは例外。「特に1羽丸ごとを土と石とで包み焼きにするカムチャッカ原住民の調理法で食べるととても美味」だったそうです。ゲテモノ食いとはまた違いますしね。



鵜飼いというと長良川しかないような気になっていましたが、なんと!山梨の笛吹川でも行われていました(;゜∇゜) 「徒歩鵜(かちう)」と呼ばれる、よく見られる小舟に乗って数羽を操るスタイルではなく、川の中を歩きながら1羽の鵜を操って行う「鵜・匠」一体の漁法。国内で行われている鵜飼いの中でも大変珍しく、800有余年の歴史があるそうです。


《笛吹市石和鵜飼》
http://www.fuefuki-kanko.jp/detail/index_224.html



「徒歩鵜」の文字をみた時に「とほ・う」と読んでしまい……♪もうすぐ雨のハイウェイ~輝いた季節はぁ~君の瞳に何をぉ~うつすのかぁ~そして僕は途方に暮れるぅ~と歌いたくなったので(大沢誉志幸ファンの皆さま、ごめんなさい!)今回のタイトルになりました(O.O;)(oo;) 作詞は銀色夏生さんだったのですね。知らなかった!





rohengram799 at 09:32コメント(8) 
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