2017年08月14日

竹春雲便りNo.13:お盆ハート💕

おはようございます~昨日は駐車場清掃担当日だったので、グッタリと帰宅し、早々と寝てしまいました。


テレビではお盆休みなどと連呼していますが、田舎に帰らないワタクシ、寝る前にシャボン玉みたいなものを実家に飛ばすような雰囲気をイメージしたら、実家のあちこちにポン!と花が開くというか、子どもが描くような小さな花火が開いていくような場面が浮かび、兄が東京に行ってしまった夏休みのある晩、両親とかき氷を食べたことなど思い出しました。2階は窓を開けると涼しかったので、電気を消して街灯だけ~イチゴのかき氷アイスが溶けていく感覚も懐かしいですわ。



さてさて、漫画を読んでいると、京都宇治田原にある"「正寿院」が出てきました。仏師 快慶作の不動明王(お不動さん)が祀られているお寺で、毎年夏になると開催される「風鈴まつり」が有名だとか。す。そして、もうひとつ! 季節関係なく楽しめる、なんともラブリーなハートの窓💕い"ハートの窓"。和室の中にハートがあるとは!



この窓は「猪目窓(いののめまど)」といいます。"猪目"とは、窓の形状名称のことで、イノシシの目の形に似ていることからそう呼ばれているのだそうです。この形は魔除けや福を招く力があるとされ、日本に古くから伝わる文様で、検索していたら、刀の鍔(つば)にもありました!


正寿院
住所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
TEL:0774-88-3601


天井画も美しく、有名なんですね。全く知らなかった!



はぁ~こんな場所にお出かしたい! 「そうだ(いつか)京都に行こう(*´∀`)♪」・・・皆さま、楽しい1週間を♪(o・ω・)ノ))





rohengram799 at 07:51コメント(6) 

2017年04月18日

菫青雲便りNo.17:虫けら様

読売新聞の日曜版(4/16)に正やんの『海岸通』の歌詞が・・・1975年、ああ、もうそんな昔なのかぁ~としみじみしてしまいました。



さてさて、ちくま文庫には漫画文庫みたいなのもあり、今回の記事タイトル『虫けら様』も漫画です。表紙がかわいくて本屋さんに行くたびに気になっていたのですが、思いきって購入しました!虫 が特別好き!というわけではないのですが(^o^;)



内容(「BOOK」データベースより)
細密にしてユーモア溢れるタッチで描かれたアリ、ミツバチ、クモ、セミetc.の世界。奇妙でかわいい昆虫たちの生態が、絵巻物やお伽草子といった日本古来の想像力にのせてのびのびとファンタジックに展開される。小さきものたちへの愛にあふれ、思わず身のまわりに目をとめたくなる昆虫漫画の金字塔にして、虫絵本の分野でも活躍する著者の原点が待望の文庫化。

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/sara_m0185/2142504



文庫サイズなので、大きくないし、老眼なのであまりハッキリクッキリ見えないのがいいのか(笑)いやいや、繊細なペン画で虫の生態とかユーモラスに描かれているので、あの『はらぺこあおむし』より私には目に優しかったです!


虫の漢字(あの虫はこんなに字を書くのかとか)や採集に必要な道具とか、虫の図柄の記念切手や、同じく虫の意匠の刀の鍔(つば)を集めて描いた扉絵があって、記念と鐔は父が集めていたものなので(鍔は高いから少ないですが、カタログとかでよく見ていました)懐かしくなりました。刀の装飾品って繊細で、またうまくデザインされていて、職人さんの美意識や技術に脱帽です。



父は趣味がわかりやすいというか、絵画や陶芸、記念切手やコインとか、子どもでもキレイ!オモシロイ!と思うものを集めていたので、亡くなった後も「こういうの好きだったよなぁ」といろいろ思い出すことが多いのですが、母に関しては何が好きだったのか、私、知らない・・・となってしまうのです。


高校を卒業して実家を離れ、結婚してから子どもが小学生くらいまでは夏休みに帰ったりしていたのですが、親が還暦を過ぎて段々老いていくその時期は、自分もいろんなことで。いっぱいいっぱいになっていて、ぶっちゃけ田舎に帰るお金を捻出するのも(すみません、私の金銭感覚・管理がダメダメでした)新宿まで行くのがキツいというような、何とも言えない自分勝手な理由でありました。それに田舎はどんどん世の中の動きから取り残されていくようで、まわりは寂れる一方で、帰って何をするんだ?みたいな気持ちもありました。特に誰に会いたい、というのもなかったし(友だちがいない~!)もともと近所付き合いとかウザいと思っていた子どもだったので、よけいに。


両親が80歳近くなってからは、会話が噛み合わない(言葉がなかなか出てこない)ことが多くなって、まだまだテンポよく話ができたあの時に、いろんなことをきいたりしたらよかったなぁ・・・と今は思います。



毎日の何気ない出来事の中に、田舎でのことを思い出します。思い出すたびに親は若返り、自分は子どもに戻っていくような気がします。 皆さん、親孝行は思い立った時がチャンスです~今のうちにたくさん話してたくさん出掛けましょう!



春の嵐になっています。どうぞお気をつけ下さいませ。




rohengram799 at 09:06コメント(4)トラックバック(0) 
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